浜松地域の子育てママ向けスマホメディア「オンモプラス」が2022年12月にリニューアル。
KOSODATE BASE 浜松(子育てベースはままつ)として生まれ変わりました。

世界につながる街、「浜松で」国際理解教育に触れてみませんか♡

目次

浜松には世界80もの国と地域の人が暮らしている!

waBiです、こんにちは。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

浜松は外国人が多く住んでいる街なんです。

最新の浜松市外国人人数

(公財)浜松国際交流協会HPより

1990年代は日系ブラジル人の来日が増え、
今でもその方々が多い一方、

近年は日本に近い
アジア諸国からの来日も急増しています。

フィリピン、ベトナム、インドネシア、

ネパール、タイ…など。

また、お隣の韓国、中国の人々で、
ブラジル人よりも長く浜松に暮らしている
という方々も!

他にもたくさん!!

実に80もの国と地域の方々が
浜松に暮らしているというから驚きです。

こうした方々のお子さんも、
日本の小中高校へ通ってますので、

「うちの子のクラスメイトに外国の子、いるわよ」

ってお宅も多いと思うんです。

そんな中にあって、
学校では英語を教えてくれますが…

こうなってくると

英語だけでは対応できませんし。

大切なのは単にスキルとして言葉を
覚えることではなく、

「出身国の違う人々とどうやって
コミュニケーションを取るか?」

…そういうことが
問われる時代になりつつありそうです。

国際理解教育って何ですか?

まずは親である私が、
国際社会とどのように向き合えばよいのか。

そうしたお話を
どなたにお聞きすればよいか?

と考えていたところ、

今年2月、

はままつグローバルフェアを主催されていた
浜松国際理解教育ネット(以下、はま国ネット)のことを思い出しました

さっそく、
「どんな団体さんなのかしら?」
と、取材させていただきました!

今回、取材に協力してくださったのは、
浜松学院中学校社会科教員でもあり、
「はま国ネット」代表でもある、

中澤純一先生です。

皆さんは「国際理解教育」という言葉を

聞いたことがあるでしょうか?

これは人権、環境、共生、平和など、
人類共通の課題を理解し、
解決するためのスキルを身につけ、
人々と共により良い未来を築く力で、

多くの先進国の小中学校で、
既存教科と並行して力を入れている
教育テーマの1つです。


日本でも教育現場で、
次第に広がりを見せています。

国際理解教育は、どうやって勉強するんですか?

国際理解教育では、
単に知識を吸収するだけでなく、

議題(人権、環境、平和など)解決のための
行動を起こすことを期待します。

課題には1つの答えがあるわけでなく、
人々と話し合う中で背景を理解し、
解決方法を考え出していきます。

そのため、
有効な学習方法は「参加型」です。

その場に居合わせるすべての人が
参加できるようにするべく、

場の皆を尊重し、
意見を引き出し、
対話が生まれる状況を作りながら、
活発な相互学習を促す…

という役目の人が必要です。

国際理解教育では
この役目を担う人リーダーを先生と呼ばず、
「ファシリテーター」と呼んでいるのですが、

そのファシリテーターが、
その場にいる方々の意見や思いを
最大限に引き出していく…

そういう手法で皆の学びを促すのが
国際理解教育なんです。

国際理解教育に欠かせない「ファシリテーター」の存在について

さて、参加型である国際理解教育をするには、

ファシリテーターの存在が欠かせないことが
わかりました。

ファシリテーターについては、

公益財団法人浜松国際交流協会(HICE)と、
はま国ネットが連携し、

毎年ファシリテーター養成講座というのを

実施しています。

ちょうど今年度はまもなく開講しますよ!

今年は「SDGs」をテーマに掲げ、

全4回行われます。

「SDGs」ついては、

巷でよく耳にするようになりましたね。

外務省HPより SDGsについて)

講座の中身は、

★第1回(11月10日)
社会問題と「SDGs」の繋がりを考えます。
「SDGs」とは何か?の基本も押さえますよ。

★第2回(11月17日)
ジェンダー平等(目標5)について考えます。

★第3回(12月1日)
水を通して考える、持続可能な世界

(目標6・14)

ここまで、1~3回目では、
ファシリテーターとしての基本を学びつつ、
「SDGs」の各目標に対して、
私達ができることについて考えます。

★第4回目(12月15日)では、
ファシリテーターの真骨頂でもある、
実際にワークショップをデザインする

ノウハウを学びます。

そして4回の受講を経て、受講生は
「はままつグローバルフェア」にて、
ファシリテーターとしてワークショップを
担当します。


来場者の進行をするんですね(゚∀゚)

修了証がもらえるよ^^

「はま国ネット」ではこのように、

文化の背景を考え、

相互理解を深められるような
ワークショップを体験し、

地域から社会を変える人材の育成を
目指しています。

この講座は、後に受講者が
国際関係の大学へ進学したり、
青年海外協力隊(JICA)に参加する方など、

課題解決のための行動に移す先輩を
多く輩出してきたことも特色です。

3回以上出席の方には、
修了証を発行してもらえますよ。

はままつ国際理解教育ネット(愛称:はま国ネット)

なお、こちらの講座、
子供向けではないのですが子連れはOKで、
親子で参加される方もチラホラいらっしゃるとか。

お子さんの年齢によっては、
ワークショップにも参加させてもらえるそうです♪

「国際社会とどのように向き合うか」
というエッセンスを、
子育ての中に取り入れてみたい親御さんは、
必見です。

英語が通じる国だけが外国ではない。

国際理解教育を通じ、
世界の人々とお話ができるための
引き出しを増やしてみませんか。

***************

「はま国ネット」について


★はまぞうブログ
https://hamakokunet.hamazo.tv/
★Facebook
https://m.facebook.com/hamakokunet/

★ファシリテーター養成講座申込

http://www.hi-hice.jp/j_event_cal.php?y=2019&m=11#01042

目次