スープカレーとフレンチトースト専門のカフェ
「Fond Cafe(フォンドカフェ)」は、浜松市北区細江町にあります。子ども達の心をくすぐる可愛い外観は「パンプキンズハウス」と呼ばれ、その中にあるスープカレーとフレンチトースト専門のカフェです。
メニューはスープカレーとフレンチトーストのみにこだわり、浜松市内で本格的な味を楽しむことができます。
オーナーは3児のパパ
オーナーの原田さんは、3人(小1、年長、2歳)のパパでもあります。お店の名前である「フォンド」には「子煩悩」という意味を持ちます。
学生時代からずっと飲食業に携わり、自分がパパになった時になかなか子連れで気軽に行ける店がない!と感じた経験から
「子連れでも行きやすい店を作りたい!」
という想いでフォンドカフェは誕生しました。
子育て世代に向けたこだわりの店内
店内はナチュラルなインテリアで、木のぬくもりを感じます。テーブルや椅子は地元の天竜材が使われ、ほんのり杉の木の香りに包まれています。
また、老若男女に愛され続ける「ぐりとぐら」をはじめとした可愛い絵本も飾られ、居心地の良い空間です。
子育て世代に向けてた店内のこだわりも多く、ベンチシートは一般的なものよりも奥の広さをもつことで、深くゆっくり座るだけでなく、赤ちゃんを寝かした時の安心感等の配慮も隠れています。
こだわりのスープカレー
メニューには、原田さんが本場である北海道の味の研究を重ね、「これだ!」と感じた良いところだけを集めて完成した3種類のスープカレーが並びます。
スープにはたくさんのスパイスが溶け込んでいますが、カツオだしを効かせた鶏ガラスープとの調合が絶妙で、最後の一滴まで気持ちよく飲み干せる味です。
一般的に鶏の骨付きモモ肉が使われることが多いスープカレーですが、女性や子ども達が食べやすいようにと骨なしのもも肉をメインにしています。野菜がたくさん食べられるのも人気のポイントです。
また、白米にもこだわり、添えられたレモンによって味の変化も楽しむことができます。
スープカレーを美味しく食べる方法も丁寧に説明しています。ルーとライスが分かれているスープカレーは、ライスを適量とってスープにひたして食べるのがおススメの食べ方です。
こだわりのフレンチトースト
フレンチトーストは、全て注文が入ってから作り始めます。
「ブリュレ仕立てのフレンチトースト」というネーミング通りパリッと美味しい焦げ目がポイントで、口の中でとろけるトーストとの相性抜群です。美しい焦げ色を表現する為に砂糖の種類を工夫するなど、見えないところまで丁寧にこだわっています。
5種類(プレーン・ショコラータ・ベリーミックス・黒蜜きなこ・ハニーシトラス)から選ぶことができますが、14時~注文可能な季節限定のメニューや、雨の日限定の「まるごとブドウのホットワイン仕立て」など特別メニューもあり、リピーターも大満足です。
基本的には3ピースですが、1ピースから注文できるのもいいところ。おなかいっぱいだけどデザートも食べたい!という人にもピッタリのサービスです。
子連れに嬉しいキッズプレートにはサービスも
キッズプレートも用意されており、ジュースのサービスが付きます。
『お子様が元気いっぱいでも全~然OK!!』
こんな風に、メニュー表にもさりげなくメッセージが添えられており、子連れママにもゆっくり安心して食べてほしい、という想いが伝わってきます。
ストローからSDGsを考えるきっかけに
「SDGsへの取り組みは、小さいお店が率先してやっていくことも大切だと思います。」
そんな想いからドリンク提供時には麦のストローが使われています。美味しい食事の時間に、さりげなくSDGsについて考えるきっかけを持つことができます。
実際にこうした取り組みを知ったお客様の繋がりで、SDGsをテーマにした夏休みの自由課題の研究に来た小学生もいるそうです。
子どもの好き嫌いに悩むママへ
「無理やり食べるのではなく、『これなら食べられる!』という調理方法を子ども達がたくさん知ることが大切だと思いますよ!」
こんな風に、原田さんから子どもの好き嫌いに悩むママに向けてメッセージを頂きました。
実際に原田さんのお子さんは生のトマトが苦手だそうですが
「火を通したものは好きだよね?」
「ケチャップも好きだよね?」
というような会話を通して、調理方法まで落とし込んで聞きながら「〇〇が嫌い」という子どもの思い込みを取り除くことを意識しているそうです。
苦手な食べ物でも、調理方法で食材の味が変わることなど、幼少期のたくさんの食経験の大切さを改めて感じることができました。
フォンドカフェは、子連れママも心置きなく楽しめるカフェです。ぜひお子さんと一緒に、スープカレーで頂くお野菜の美味しさや、絶品フレンチトーストをゆっくり楽しんで下さいね!