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冷たいものの摂りすぎ、どこに表れる?

まずは舌と便をセルフチェック!
夏を元気に過ごすための養生

毎日、暑い日が続いていますね。
冷たい飲み物やアイスなどを口にする機会が増えていませんか?

おいしく感じついつい摂りすぎてしまいがちですが、摂りすぎると胃腸に負担がかかり、だるさや食欲不振…いわゆる夏バテにつながることがあります。

「私、大丈夫かな?」と思ったら、まずは今の自分の状態をチェックしてみましょう。

目次

冷たいものの摂りすぎは、舌と便をチェック!

まず見てほしいのが「舌」です。朝起きて、飲食や歯磨きをする前に、鏡で舌を見てみましょう。
(食後1時間以上経っていれば朝でなくても大丈夫です)

舌の表面に、
「白く厚い苔がついている」
「苔がべたっとしている」
こんな様子はありませんか?

もう一つ、チェックしてほしいのが毎日の「便」です。

「べたっとして便器につきやすくなった」
「便がやわらかい」
「下痢することが増えた」

このような変化はありませんか?

こうした舌や便の変化は、冷たいものの摂りすぎなどで胃腸が疲れているときに見られることがあります。
では、胃腸が弱ると、なぜ夏のだるさにつながるのでしょうか。

胃腸が弱ると、食べたものをうまく活かせなくなる

中医学では、胃腸は食べ物を消化し、そこから体を動かしたり、養ったりするために必要なものをつくる働きがあると考えます。
そのため、胃腸が弱ると疲れやだるさが出やすくなります。

また、胃腸の働きが弱ると、体の水分をうまく巡らせたり処理したりする力も落ちます。
すると中医学でいう「湿(しつ)」という余分な水分がたまりやすくなり、舌の苔が厚くべたっとしたり、便がやわらかくなったり、便器につきやすくなったりすることがあります。

夏は、暑さや発汗によって、それだけでも体力を消耗しやすい季節です。
そこに冷たいものの摂りすぎによる胃腸の疲れが重なると、さらにだるさを感じやすくなります。

冷たいものをすべて我慢する必要はありませんが、アイスを食べたら飲み物は常温にする、食事には温かい汁物を取り入れるなど、「一日中、冷たいものばかり」にならないように意識してみてください。

約2000年前から伝わる、夏の「心の養生」

約2000年前の中国最古の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』には、夏は気持ちを内側に閉じ込めず、明るくのびやかに過ごすことが大切だと説かれています。

夏は、草木が大きく育つように、自然界のエネルギーが外へ向かって広がる季節です。人もその流れに合わせて、心を開き、楽しいことに目を向けて過ごそう、という考え方です。

これからお盆休みを迎える方も多いと思います。
せっかくなら、お子さんと一緒に少し童心にかえって、水遊びや夏祭りなど夏ならではの楽しみを見つけてみるのもいいですね。

一方で、夏休みは毎日お子さんと一緒に過ごし、いつも以上に忙しいママもいらっしゃると思います。
そんな時こそ、ほんの少しでも自分が「楽しい」「ほっとする」と思える時間を意識して作ってみてください。

夏を元気に過ごすために

体調を整えるために、特別なことを始める必要はありません。

「最近ちょっとだるいな」
「いつもと便が違うかも」
そんな小さな変化に気づくことも、養生の第一歩です。

暑い日が続く季節だからこそ、頑張りすぎず、その日の自分の体調に合わせて過ごしてみてください。
そして、夏ならではの楽しみも忘れずに。
心も体ものびやかに、残りの夏を元気に過ごせますように。

ひだまり漢方
薬剤師・国際中医専門員・国際薬膳師
あっこ先生

あっこ先生に聞いてみたいことや、今後の記事で取り上げてほしいテーマがありましたら、InstagramのDMからお気軽にお送りください。
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