モルックっておもしろそうっ‼︎
今年のお正月、布団でゴロゴロ寝転がってYouTubeを見ていたら、タイムラインにお笑い芸人の”さらば青春の光”のモルックの試合動画が流れてきました。
ただでさえスポーツが苦手なのに、全く知らないマイナースポーツの動画。正直あまり興味がなかったのですが暇つぶしに見ているうちに「なんかおもしろそう」、そして「自分でもやってみたいっ‼︎」と気持ちが高鳴ってきました。
しかし、どこまでいってもマイナースポーツ。「モルックやろう」と友達を誘っても「なにそれ?」と言われ、その魅力やルール説明から始めなければなりません。
それに、モルックのセットも買わなければならなりません。極端に高額ではありませんが、モルック仲間がいないと宝の持ち腐れになってしまいます。
「浜松でモルックをやっている人はないかなぁ〜」そんな事を考えながら検索してみたら、浜松モルックしてみん会というグループを見つけ、早速ホームページから連絡を取ってムスメと遊びに行ってみました〜。
浜松モルックしてみん会
浜松モルックしてみん会の皆さんは、浜松の公園などで月に1回程度練習をされています。練習のスケジュールはこちら(浜松モルックしてみん会)にありますのでチェックしてみてくださいね〜。
今回おじゃましたのは馬込川親水公園。広い芝生の公園では浜松まつりのラッパの練習をする子どもたちがいたり賑やかです。
しかし…それにしても…寒いっ‼︎ 暖かい季節になると参加者や子どもたちが増えるらしいですが今回は少人数で練習。子どもは私のムスメだけでした。(初心者で慣れてないので、少人数でゆっくり教えてもらえるのは我が家としてはありがたかったかも…)
ちなみに過去の練習風景はこんな感じだそうです。
モルックしてみん会の皆さん、どなたも子どもに対して優しい方です。全くルールを知らない娘にも丁寧にルールを教えていただけましたし、上手に投げれた時はすごく褒めてくれます。おかげでムスメもモルックが大好きになっちゃいました。
モルックはどんなスポーツ?
ここでモルックのルール説明をしたいと思います。
まず基礎知識。モルックとはフィンランドのカレリア地方にあるkyykkäという伝統的なゲームを元に開発されたスポーツなんだそうです。必要な道具は主に3つ。
- モルック…投げる棒の事を言います。
- スキットル…木製のピンです。1〜12の数字が書かれています。
- モルッカーリ…モルックを投げる位置に置きます。
モルックとスキットルは正式なものを使った方がいいですが、モルッカーリはロープや木の棒でも代用できそう。正式な試合でなければ無理して用意しなくても、楽しければOKでいいと思います。
ルールは日本モルック協会にわかりやすく書かれているので、そちらへのリンク(モルックについて – 一般社団法人日本モルック協会)を貼っておきますね。
簡単に言えばモルックを使いスキットルを倒し、50点を先に先取した人(もしくはチーム)が勝つゲームです。シンプルなのでお子さんでもやりながら簡単にルールを把握できますよ。
子どもと大人が一緒に楽しめるスポーツ。モルック‼
先ほど書いたようにルールが簡単である事もそうですが、激しく身体を動かすサッカーなどと違い、自分のペースでゆっくり楽しめる事もモルックの魅力。
激しいスポーツだとどうしても大人と子どもの体格差が出てしまって、一緒にプレイしようとすると難しい時がありますが、モルックは体格差がそれほど関係ないので、一緒に楽しむことが可能です。(投げる力やテクニックなどで大人の方が有利ではありますが、モルックを投げる位置を近くするなどハンデを与えることで一緒に楽しめると思います。)
また、点数を計算し残り何点取ればゴールするのかなど、数学的な思考も必要ですし、相手の取りたい点数を予想して邪魔をするゲームの要素もあるので、お子さんの頭脳トレーニングにもピッタリ。遊びながら勉強をすることができますよ〜♫
今、モルックがアツい‼︎ モルックの試合にエントリーしちゃいました
モルックがどれほど楽しいのか。これは言葉で説明するよりも「まず、やってもらわないとわからない」としか言いようがありません。しかし、私とムスメがどれほどハマったかを説明すれば面白さの目安になると思います。
私とムスメ。まだ2回しかモルックの練習をした事がないですが、なんと磐田で行われるモルックの試合にエントリーしてしまいました笑
正直、技術も経験もないので試合に出るなんておこがましいと思ったのですが、ムスメに聞いてみたら「絶対に出るっ‼︎」と言ってくれたので、当たって砕けろで行ってきます。応援してくださいね〜♫
それほどに魅力のあるスポーツ『モルック』。体育館や特別な施設を借りずに出来るし、大人も子どもも一緒に遊べて、何よりも楽しいとあって、モルック人口が徐々に増えています。
皆さんもぜひ、モルック体験してみませんか?