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ゴキブリ展もクイズも楽しい!竜洋昆虫自然観察公園

目次

子どもの目が輝く!竜洋にある昆虫専門の観察公園

磐田市にある竜洋昆虫自然観察公園は、遠州灘からほど近い、旧竜洋町にある施設です。
公園というだけあり、これからご紹介する昆虫館とは別に、遊具もあり、散策できる公園や芝生広場もあります。

自然の中で息づく昆虫たちを間近に見ながら学べる、とても貴重な施設なんですよ。

昆虫界のヒーローがいる! そして昆虫の説明が……

昆虫館に入ってすぐに出迎えてくれるのは、子どもたちの永遠のヒーロー、カブトムシやクワガタたち。
図鑑でしか見たことがなかった、ヘラクレスオオカブトが生きて動いているんですよ。
ニジイロクワガタも、いろんな色に輝いていて、本当にキレイでした。

でも、注目してほしいのはその説明なんです。

完全に子ども目線(しかも手書きで更に子どもへの寄り添い感がUP)で書かれた説明。
印刷物の説明書じゃないんです。

下の写真の、「メタリフェルホソアカクワガタ」。
アゴど長い。遠州弁かっ!

このクワガタも、もちろん生きて展示してあります。
彼はちょうどお食事中のところで。
樹液がわりの人工ゼリーを、このアゴをクロスさせてなめていましたよ。
たしかに、アゴど長くても、食事は上手。

大注目のゴキブリ展。ムリムリムリ……と思いつつ……

実は、竜洋昆虫自然観察公園に行こうと思ったのは、4月8日までやっていた「ゴキブリ展」がとても気になっていたからです。

ゴキブリは、めっちゃ苦手………。
でも、「海外のなら正視できました!」というネットの声があり、私でも大丈夫かなぁと、子どもを連れてやってきたのです。

あ、うちの子は、一瞬だけ見て「ムリ。」と、ヒーロー達の元へ去ってゆきました……。

嫌われ者のゴキブリ。でも、やつらはスゴイんだ(そうです)。

展示されていたゴキブリは、国内・海外のものも含めて総数3000匹。
1つのカゴに10数匹入っているものもあります。
日本の住宅に出てくるあのクロとかチャとかのカゴには、思わず、ゾゾゾっ。

嫌われ者のゴキブリ達ですが、全部が汚いわけではない(サルモネラ菌など付着していることがあるので、もちろんそういうのは危ないですが)。
嫌われている理由も、そうハッキリはしていない。
ただ、ここの学芸員さんみたいに、オシャンティーにティータイムを楽しむためのゴキブリウム(観察カゴ)に思いをはせる人もいるわけで…。
人類より前、3億年の歴史がある昆虫ですからね。ええ。

そのゴキブリをなんとか理解してもらおうと頑張ったであろう、学芸員さんの手書きの説明がとても面白いんです。

種名・学名・生息地までは一緒。
でも、そのあとに「わたしのモットー」とか「あだ名・愛称」とか、ゴキブリ目線のプロフィールが面白い!
意外な生態がわかるかもしれません。
アシダカグモと弱肉強食系ゴキブリのカゴの間に置かれちゃったゴキブリの、ゴキブリ目線の感想なども笑えました。

ちなみに、それぞれに番号が付けられていまして、来年度のゴキブリ展では人気があるゴキブリにいい場所が与えられるとのことです。
今年、見逃してしまいガッカリしているファミリー、来年度にワンチャンありますよ!

子どもも大人も頭をひねる! 館内クイズラリーもあり

ゴキブリ展の記事が長くなってしまいました(でも気になっていたでしょ?)。

竜洋昆虫自然観察公園のこの館内では、クイズラリーが行われています。
すぐ近くに答えがあるとはいっても、意外に難しいです。
クイズが掲示してある場所を探すのも大変(笑)

大人も子どもも、頭をひねって、たくさん昆虫を見て観察して。
そして、答えにたどり着いてみてくださいね。

竜洋昆虫自然観察公園では続々と、新しいイベントや企画展が待っています。ファミリーで昆虫博士になれますよ!

磐田市竜洋昆虫自然観察公園

磐田市大中瀬320-1
9:00~17:00
休園日:木曜日(祝日は開園)
入園料:大人320円 小中学生100円 ※幼児無料 回数券あり
電話:0538-66-9900
無料のシャトルバス運行中!土日限定。磐田駅・豊田駅

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