痛切に感じる「時間のありがたみ」
子どもを産んでから痛切に感じたことが「時間のありがたみ」。
「タイムイズマネー」の本当の意味を初めて理解した瞬間かもしれません。
24時間ほぼ自分のためだけに使えていたものが、出産後しばらくは半分以上、いやほとんど全ての時間を赤ちゃんのために費やしました。
子どもの成長とともに少しずつその割合は減っていくとは言え、
慢性的な時間不足に陥っている人も多いのではないでしょうか。
【Voicy】第65回放送 『ワタシの1日のタイムスケジュール&タイムマネジメント術を大公開』より
音声メディア【Voicy】をご存じですか?
昨年のClubhouseブームをきっかけに世の中に一気に浸透した音声メディアの中でも、時間のないビジネスパーソンや子育てママに支持されてユーザー数が急拡大中の人気サービスです。
私も昨年から聞き始めましたが、通勤中や家事の合間の情報インプットに非常に重宝しています。
誰でも配信できるpodcastと違い、配信するのは審査をクリアした「選ばれた人」。
話が上手なパーソナリティーが多く、情報が整理されていて、とても聞きやすい番組が多いことが特長です。
そんなVoicyの人気チャンネル『今日のワタシに効く両立サプリ』で「タイムマネジメント術」が公開されていたので一部ご紹介します。
▼Voicyチャンネル『今日のワタシに効く両立サプリ』
*パーソナリティ:小田木朝子|株式会社NOKIOO取締役
「仕事も家族も自分も大事にしたい。」そんな私たちが、日々起こる変化に向き合い、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を配信します。
▼第65回放送
『ワタシの1日のタイムスケジュール&タイムマネジメント術を大公開』
<時間術その1>タイムログをつけるべし!
1日の中でやりたいこと、やらなきゃいけないこと、とにかく多いですよね。
そこに子どもや家族との時間があって、さらに自分自身の時間だって欲しい。
つまり、1日24時間じゃ足りない!笑
両立サプリの小田木さんも、「忙しいから時間が思い通りに使えない」のだと思っていたそうです。
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仕事を一旦離れて一日一人で家にいた頃は、
今日も育児しかしてなかった
今日も何も生み出せてない
一日何していたんだろう
そんなこと考えながら、もんもんモヤモヤしていました。
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これ、分かりすぎる!
「あっ、もうこんな時間だ」と夕方我に返り、無力感とやるせなさに押しつぶされそうになる日々が私もありました。
社会と断絶された孤独感と相まって、負のループに陥りやすい時期でもありました。
そんなモヤモヤとした生活を送っていた小田木さんが、忙しくても時間を思い通りに使えるようになった転機があったそう。
それはズバリ、『タイムログをつけた』こと。
タイムログ、つまり〇時~〇時までなにをした、という行動記録のことですね。
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例えば、朝6時に起きて6時半まで朝ご飯の支度をして7時まで食事した。
9時から掃除して9時半までかけたとか、11時から30分外に出て散歩したとか。
普通だったら手帳に書かないようなことをチクチクチクチク書き始めたんですね。
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行動記録をつけて何が変わったかというと『充足感』がわいてきたそうです。
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何もしてないわけじゃなかった。掃除もしたし、散歩に行った。そうだ、明日から毎日外出しようみたいな。
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実際に試してみました
なるほど。
「無力感」が「充足感」に変わるとは、すごい!
でもほんとかな?それは元々実(み)のある生活をしてたからじゃないの?
と、疑り深い私は半信半疑で試しにやってみたのですが(笑)、
実際に試してみると、本当に色々やっていました!
コツは毎日のルーティーンを含めて、細かく書き出すこと。
そうすると、メモ帳がびっちり埋まるほど出てきます。
今までぼんやり感じていた「今日一日何もしてない」の「何も」の中には、
「いつもと違った何か」という意味が含まれていたのだな、と思いました。
つまり、料理に洗濯、掃除に買い物と、毎日やっている事って当たり前すぎて印象に残っていないから、頭の中で振り返るだけだと思い出せないのですよね。
でも書き出すと、改めて「こんなにやった。よくやった!自分」という気持ちが沸き上がります。
狙い通り、「充足感」と「自己効力感」がアップしました!
<時間術その2>自分の時間を予約する!
タイムログを付けることで日々の充足感が湧く、という気持ちに変化が現れた小田木さん。
さらなる行動の変化に繋がったそうです。
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今度は過去の記録をつけるんじゃなくて、明日どういう時間の使いかたをしようっていう設計を始めるようになったんですね。要は自分の時間を何に使うか予約していくみたいな。
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「時間があったらコレをしよう」と思っていても、結局出来なかった事、ありますよね。
でも「〇時から〇〇をする」と『予約』しておけば、前後の行動もこのスケジュールにあわせた動きになり、実現できる気がします。
小田木さんはタイムログと予約という手法を取り入れてから、時間を思い通りに使えている感覚が持てたそうです。
とは言え子どもが小さいうちは予定通りにいかない時ももちろんあります。
その場合はあわてず淡々とリスケをする、のがコツだそうです。
こういった習慣のおかげで、むしろ「思い通りにいかないことも受け入れられるようになった」と言います。
「忙しい」
「時間がない」
とつい口グセのように言ってしまっているアナタ。
今回ご紹介した時間術をぜひ試してみてください。
「自分の思い通りに時間を使う」生活を目指しましょう!
毎日、たった5分。私のための時間。
ご家族や子どものために沢山時間を使うけれど、自分に使うための時間を持てていますか。
あなたの「楽しい」「面白い」「ワクワク」といった感情を置き去りにしていませんか?
毎日、たった5分だけ、自分を見つめる時間をもつこと。
「今日から実践する、ライフスタディ習慣」は、あなた自身の視野を広げ、あなたに関わる全ての人の暮らしを豊かにするための、学びの習慣です。
特集ページにてコラムを配信中!ぜひご覧ください!