ママ達の頭を悩ませる「小１の壁」問題
お子さんが未就学児のママの間でよく話題になる「小１の壁」問題。
幼稚園ママで「子供が小学校に入ったら働き始めようかな」
という声は良く聞きますが、実際小学校に入学すると今までのような延長保育がなく、帰りは早い、春休み・夏休みの長期休暇は預け先がないという実状に直面し、働くことを諦める人も多いです。
働いている保育園ママにとっても、預かってもらえる時間が短くなったり、長期休暇中はお弁当が必要になったりと、影響が少なからずあります。
ママ達の頭を悩ませる「小１の壁」問題ですが、
実はこれら物理的な問題よりもさらに影響が大きい「子供の心の変化」が潜んでいます。
Voicy放送 『2人の娘のそれぞれの「小1の壁」を乗り越えた話～焦らないで大丈夫～』より
注目の音声メディア・Voicyの人気チャンネル『今日のワタシに効く両立サプリ』でも「小１の壁」問題が取り上げられていましたのでご紹介します。
▼Voicyチャンネル『今日のワタシに効く両立サプリ』
*パーソナリティ：小田木朝子｜株式会社NOKIOO取締役
「仕事も家族も自分も大事にしたい。」そんな私たちが、日々起こる変化に向き合い、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を配信します。
▼第197回放送
『2人の娘のそれぞれの「小1の壁」を乗り越えた話～焦らないで大丈夫～』
衝撃的できごとその１／幼稚園・保育園とは何もかもが違う！
「幼稚園や保育園と違う」
これ、当たり前だし、覚悟もしていたはずなのですが、実際体感してみると
「思っていた以上に違う」
「違いすぎる感」
に面食らいました。
そしてこの「違い」はもちろん親側だけでなく、子どもにとっても同じ。
子どもにとっては、
慣れない環境
慣れない人間関係
慣れない行動（勉強）
という「慣れない」づくしの緊張の中、
さらに重いランドセルを背負って、自分の足で行って帰ってくる。
とってもハードですよね。
今まで甘える対象だった先生が、「（時には厳しく）指導する先生」に変わる。
この変化は特に大きいのではないでしょうか。
子どもにとっては、甘える相手がいないんです。
学校で緊張しっぱなしで疲れて帰ってきた子供が、
精神的に不安定になるのもうなずけます。
明日の準備に宿題に、親として気になることは多々あるけれど。
子どもの成長を考えて「甘やかし」たくはないけれど。
せめて入学してすぐの数か月間は、子供の心と体をいたわる事を第一にしてあげたいですね。
衝撃的できごとその２／学童登校拒否
2つ目の衝撃的なできごとは、次女ちゃんのとき。
学童（放課後児童会）行きたくない宣言
が出されたのだそう。
お子さんをお持ちの方は、経験したことがある人も多いかもしれません。
私も下の娘が「学童に行きたくない」と言っていて、無理に行かせたくはないけれど、特に夏休みなど長期休暇中の過ごし方で困っており解決策を模索中です。
さて、次女ちゃんに「学童拒否」をされた小田木さんですが、
フルタイムで仕事をしている中、「じゃあ行かなくていいよ」とは簡単に言えませんでした。
1カ月ほどせめぎ合ったのち、最終的にはおじいちゃん・おばあちゃんのおうちで見てもらえることになったそうです。
当時を振り返り、今の環境であれば「在宅勤務」という仕事のかたちも選択肢になったかもしれない、とのこと。
大人でも新しい環境に「合う合わない」があるのだから、
子どもにも色んな選択肢を用意してあげられたらいい。
小田木さんの言葉が印象的でした。
最後に
今振り返ると色々あった「小学校入学」
でも、うまくいかないことも受け入れて、時間がかかることも受け入れれば、最終的にはなんとかなる、のだそう。
最後に、新しい生活の中で「早く慣れたいな、早く慣れなきゃ」と思っている皆さんに、
焦らないで大丈夫
こんな心強いメッセージを頂きました。
小学校入学にあたり一番大切なこと。
それは、子どもの我がままや甘えをやさしく受け止めてあげられるように、
ママの心をやわらかくしておくこと
ではないでしょうか。
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