A HAHAの会ってどういう会?
磐田市で、子育て中のお母さんたちが集まってお話をするために企画された会があります。
それが、今回で12回目を迎える「A HAHAの会」。
お母さんたちが育児の話をすることで共感を得られたり、ワークショップや講座を開催することで何か困ったことを解決に導いたりするのが「A HAHAの会」です。
毎日の子育てで気が休まらない。
子育ては評価してもらえないから、自信を無くしかけてしまっている。
そんなお母さんたちが、心から「アハハ」と笑ってもらえるように。と、磐田市在住のカメラマン三上冬遊子さんが1年前に企画・発足しました。
不安があっても共有できる、解決に導けるお話と講座
4月17日、「A HAHAの会」では磐田市青城交流センターで講座を開催していました。
この日の参加者は6人。全員が小さなお子さんを持つお母さんです。
講師は鈴木さちさん(https://ameblo.jp/lavia-0915/)。美姿インストラクター・整体師・jcca認定キッズスペシャリストの資格を持ち、様々な場所で講師としても活躍中。さち先生もまた、子育て中のお母さんです。
テーマは「免疫力や虫歯にも影響! 赤ちゃんからはじめる姿勢講座」。
お母さんたち、普段から赤ちゃんの様子をよく見ていますよね。だからこそ、気になることもたくさん。
ふと気づくと、同じ向きばかり向いてしまっていることが気になるし、抱っこ紐を使ったあとに足が開きすぎている気がするし、抱っこ紐でだらーんと首が後ろにのけぞるのも気になる。
これって、大丈夫なの??
と思っていても、一体誰に聞いたらいいかがわからなくて、不安になることも。
そんな質問に、さち先生はひとつひとつ、ご自身の体験を踏まえながら丁寧に答えていました。
大事なのは「赤ちゃんとのふれあい」
家庭にあるもので、手軽に、同じ向きにならないようにする方法。
また、抱っこ紐を使った後にそのままの姿勢で下ろして寝かせるのではなく、整える方法。
「お母さん、こうやって、いつもさすってあげていてくださいね」
さち先生はお子さんの肌にふれていることを勧めていました。赤ちゃんの頃から、日常的にふれている・さすってあげることで、まだ自分の状態を上手に言えない年齢の子でも、病気の時やその前との体温の違い・様子をいち早く発見することに繋がるのだそう。
お母さんたちは、熱心にメモを取っていました。
講座のとき、またお母さん同士でお話したいときに子どもが近くにいると、どうしても手がかかり、目が離せなくなって「あれ、今、どこまで話しましたっけ……」みたいなことになりがちなんですよね。
託児があるから安心。お話や講座に集中できる環境
実はこの「A HAHAの会」ではいつも託児が設定されているので、その点は安心。
託児スタッフさんが、会の終了までお子さんをしっかり見ていてくれます。
託児込みの料金なので、逆に、託児が無いお母さんは500円引きになるんですよ。
しっかりと先生のお話を聞き、メモを取れたお母さんたち。
日々の苦労や心配も、この会なら「みんな、それぞれ違うけれど、悩んでいるんだ」「あるあるなんだ」と気付けるからでしょう。自然と笑顔がほころんでいました。
自分自身の経験が「お母さんを応援する」原動力に
企画した三上さん自身、仕事をしながら保育園に子どもを預けているお母さん。
「お母さん」が仕事をするハードルの高さ、そして子育ての難しさを現在でも感じています。
「お母さんは、もっと社会に認められてもいいはずなんです。でも、現実にはワンオペだったり、しんどいことがあったり、たくさんストレスを抱えているのに評価されない。お母さんたちの自己肯定感をもっと高くしたいと思っています」
三上さんが「A HAHAの会」に込めた願いは
こどもにとってオンリーワン
ひとりの母として
楽しいこともしんどいことも
毎日いろいろあるけれど
A HAHA と笑って
自信もっていこう
これを実現するために「お母さんには誰にも何にも邪魔されず、きちんと考え話し合う時間が大切」と託児付きの会を発足しました。
リラックスするためのお茶やお菓子も、毎回用意しています。
今後、ますます会の参加者を増やし、お母さんたちの声を行政まで届くようにしていければ。と考えている三上さん。
磐田市で、「現役のお母さんがお母さんを応援する」新しい取り組みがはじまっていました。
※「A HAHAの会」へ参加してみたい!というお母さんは、下記から三上さんにご連絡を。
お申込み・お問い合わせ
LINE@ @nhp8176k
またはhttps://line.me/R/ti/p/%40nhp8176k
A HAHAの会
https://niconokobako.hamazo.tv/c716187.html