鉄道好きなお子様を育てているママさん、いらっしゃいますか?
私の息子は、2歳になる頃にはすっかり「車より電車が好き」な子になっていました。
浜松はJRの工場があり、天竜浜名湖鉄道や大井川鐵道のような、遠方から鉄道ファンが訪れるような珍しい路線も近い。
恵まれた環境ですよね!
そんな環境の中、私たち家族は天浜線フェスタ、JRなるほど発見デー、遠鉄電車トレインフェスタに行き、トーマス電車に乗り、たまに県外に遠出してリニア・鉄道館や鉄道博物館にも行っています。
行くたびに子供の鉄道熱が盛り上がっちゃうんですよねー。
6歳になった今でも、まったく熱が冷める気配がありません!
当然、おもちゃ箱の中はプラレールでいっぱい。他にも、誕生日やクリスマスのたびに増える電車のおもちゃたち。もう置く場所がない…。
おもちゃ以外で子供が喜ぶ鉄道グッズはないものか?と日々探しておりました。
そして今回やってきた、小学校入学。
入学祝いという、なかなかない機会がやってきました。
せっかくなので、楽しく学びにつながるようなものをプレゼントしたいねと夫婦で話し合い、こんなものをみつけました!
ジャーン!
その名も「新幹線クロック」!
これ、壁掛け時計です。
新幹線クロックって…?どう「新幹線」な時計なんだろう?
その魅力や特徴、家で使ってみた感想を紹介します!
まず大きさですが、家にあった、近所のホームセンターで購入した、一般的(と思われる)掛け時計と、スマホと並べて撮影してみました。
うん、すこーし大きいですね。
何より、ドン!っとした存在感があります。図柄の迫力からでしょうか、縁の白い厚みのせいでしょうか。
ちなみに新幹線クロックはネットで購入しました。お店によりますが、図柄のバリエーションは他にもあるみたいです。縁は、白の他に青もあるようでした。
さてさて、その機能はというと…。
時報が新幹線のあの音
毎時0分になると聞こえて来る時報。
これがなんと、新幹線の車内で聞けるアナウンス音声やメロディの音なんです!
新幹線に乗っているときだけ聞こえて来る、到着前に流れる短い音楽ありますよね。
または、「この電車は、○○行きです。途中の停車駅は…」などと流れて来る、女性の声のアナウンスがありますよね。思い出せますでしょうか。
あれです。
あの音やその音が、1時間に1回鳴るのです。
買ったときの箱に、曲名(?)一覧がありましたよ。こんな具合です。
1. JR東海メロディ(JR東海)
2. HORN(JR東海・JR西日本)
3. まもなく終点東京です…アナウンス(JR東海)
4. 旧ひかり・こだまチャイム(JR東海・JR西日本)
5. JR西日本メロディ(JR西日本)
6. 旧のぞみチャイム(JR東海・JR西日本)
7. 旧JR九州チャイムA(JR九州)
8. のぞみ号 東京行きアナウンス(JR東海)
9. JR東海チャイム(JR東海)
10. 旧ひかり・こだまメロディ(JR東海・西日本)
11. ひかり号 新大阪行きアナウンス(JR東海)
12. 旧のぞみメロディ(JR東海・JR西日本)
13. JR西日本チャイム(JR西日本)
14. 旧JR九州チャイムB(JR九州)
15. こだま号 名古屋行きアナウンス(JR東海)
メロディだったり、音声だったり、バリエーションに富んでいるので、飽きません。
はじめは、家にいるのに聞こえて来るこれらの音が、なんとも不思議な感じでした。
昼間ひとりで家にいるときに、突然「まもなく東京です」なんて聞こえて来るのはちょっとシュールです。
一瞬「あれ、留守番電話の声かな?」なんて勘違いしたりしました。
でも慣れて来るんですよねー。次に本物の新幹線に乗ったときに、どんな気持ちになるのか、楽しみでもあります。
そしてこの時報、ボタンを押して再生できるので、聞きたいときにいつでも聞けて、子供は満足そうです。
朝起きて、1、2回鳴らす。帰宅して鳴らす。寝る前に鳴らす。
そんな感じで自由にボタンを押したいので、手の届く範囲に常に置きたがります。
だから壁にかけられない!
これは誤算でした。置き時計のように仰向けに置いていますが、離れたところから時間を確認することはできません。
嬉しいのは、時計にはセンサーがついていて、夜に明かりを暗くした部屋では鳴らないこと。
寝かしつけ途中で時報が鳴って、喜んで起きちゃう?みたいな心配がなくて良かったです。
時報で新幹線が走る
この時計、新幹線なのは時報だけではありません。毎時0分の時報のときに、文字盤の周りを新幹線が本当に走ります。
背景には、さまざまな新幹線が描かれています。新幹線が止まった場所によっては、「お気に入りのあの新幹線が見えなくなった!」ということもあります。
そんなときは、例のボタンを押して、もういちど時報を鳴らせばいいのです。新幹線も動き出し、さっきとは違う場所で止まってくれます。
常にお気に入りを見ていたい、そんなこだわり屋さんにも安心です。
壁掛け…?というくらいの厚み
文字盤のまわりを新幹線が走る、と先ほど書きました。
動く新幹線が、時計の中に入っているんですよね。
ということは、それだけ厚みというか、奥行きがあるんです!
どのくらいだと思います?
さきほどの、近くのホームセンターで購入した、一般的と思われる掛け時計とスマホと新幹線クロックを、並べて置いてみました。
縦に置こうにも、なかなか自立しないので、壁にもたれかけるようにして立たせてみました。
おわかりいただけるでしょうか。
ほぼ2倍の厚みがありますね。
壁にかけると、このぶんだけ壁からドンっと出るわけです。なかなかの存在感です。
我が家では、前述の通り、まだ壁にかけずに置き時計となっていますが、壁に掛けるときが来たら、なんかはみ出てる?って感じになるだろうなって予想しています。
エアコンの下とか、もっとはみ出ているものの近くに掛ければ、気にならないかもしれません。
えっ?そんなに電池使うの?
掛け時計って、どのくらい電池が必要だと思います?
単3電池ひとつくらいですよねー。
もちろん、新幹線クロックも、時計の針を動かすには、単3電池ひとつで大丈夫です。
でも、時計の針を動かすための電池ボックスとは別に、もうひとつ電池ボックスが用意されています。
新幹線が走る時計ですもの。これだけ厚みのある時計ですもの。プラレールくらいの電池、必要かな?単3電池、2個くらいかな?
4個かーい!
購入して2ヶ月ほどですが、今のところ「もう電池なくなった?」ということはありません。どのくらい消耗が早いのか、内心ドキドキしています。
もうひとつ付け加えておきますと、これだけ厚みがあって、電池も5本入っているのですから、重さもそれなりにあります。片手で持つのは難しいです。
壁掛けの際は、重さにもお気をつけください。
と、いうわけで、長々言いたいことを書きましたが、そのびっくりするような厚みも含めて、親子ともども気に入っています。
ちょっとしたときにボタンを押して、新幹線の音を鳴らしている息子の様子を見ていると、ただテンション高く電車が好きな気持ちを高めているだけじゃなくて、気持ちが休まったりしているのかもしれないなぁって感じます。
鉄道好きのお子さんやお孫さんのいる方、何か特別な贈り物をしたいな、ってときに、参考になれば嬉しいです!