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人生はジェットコースター。思いがけない”何か”が起きたときにジェットコースターに振り飛ばされないように。浜松で子育て中の、とある主婦が書いた元気の出るエッセイを紹介します。

目次

はじめに

この記事を見て。
もしくはこの記事で紹介するエッセイを読んで、もしかしたら「不謹慎だ」と眉をひそめる方がいらっしゃるかもしれません。
人の受け取り方はそれぞれ。その気持ちを否定はしませんが、それでも私はこのエッセイを一人でも多くの方に届けたいと真剣に考え、本人の承諾のうえに記事をかきました。

先にお断りしておきます。
このエッセイに書かれていることは、現在進行形ノンフィクションのお話。
そして、エッセイの冒頭は衝撃的な書き出しで始まります。
出だしだけ引用させていただきます。

結婚12年目を迎えた冬のある日。
私の目の前で夫の心臓が止まった。


結果として、旦那様はお亡くなりになっておりません。
その点は安心してお読みいただければと思いますが、ハラハラする事が苦手な方は読むのをやめておいた方がいいかもしれません。

写真はイメージです


また、今回紹介するエッセイを取り上げたのは、こちらの旦那様の病気の紹介をしたいわけではなく、人生を生きていれば多くの壁があり、特に子育て中に予期せぬトラブルで足元をすくわれると、真っ暗闇に放り出されたようにどこに向かって歩いていけばいいかわからなくなるから。そんなときの一つの灯りにできるかなって思い紹介することにしました。

挨拶が硬くなってしまいましたが…。
このエッセイ。…私は笑いながら読んじゃった。読み終わって元気が出た。
何かの暇つぶしにも、気楽にお読みください。一人でも多くの人に届いたら幸いです。

あの日の鴨は、死のうとしている。

あの日の鴨は、死のうとしている。【創作大賞2026 エッセイ部門 応募作品】

こちらが私が紹介したいエッセイ。
書いているのは浜松市内に住む、子育て真っ最中のお母さんです。
記事の著者が『嫁』となっているので、「嫁さん」とお呼びするのが適当なのか…? いや、余計に混乱を招きそうなので、この記事の中では旦那さまを″Sさん″。奥さまを″Hさん″とお呼びします。

さて、このエッセイに繋げるのが、私がやりたかった事なので、ここで読んでいただければもう紹介する必要がないんですが…。
流石にこれだけしか情報がないと読んで頂けないと思うので、もう少し話を続けますね。

人生はジェットコースター。それは私にだってあること。

こちらの家族に何が起きたのか。
詳しくはエッセイをお読み頂けたらと思うのですが、簡単にざっくりと紹介をさせていただきます。

私(この記事を書いているライター)がHさんと出会ったのは、同業者の集まりの席。
それがきっかけで、私のイベントに遊びに来ていただいたりとゆるく繋がっていました。
旦那さまのSさんはフリーランスのカメラマン。
仲もよく、素敵な夫婦だな〜という印象が残っています。

写真はイメージです

しばらく直接会う機会はなく。
SNSを通して何となくHさんの近況を見ていたある日。
それは突然目に飛び込んできました。「Sさんが倒れ心臓が40分止まっていた…」と。
40秒じゃなく…40分!!??
しかもそれは、妊娠3ヶ月のときに起きたことだったんだそうです。

病名は急性心筋梗塞。
もともと心臓が弱かったとか、不摂生していたとかではなく。
これから子どもが産まれて家族3人で楽しい道を歩いていこうと思っていた矢先に、いつの間にか道がジェットコースターに変わっていたのです。

何とか一命を取り留めたものの、脳に酸素が届かなかったことで「蘇生後低酸素脳症」という後遺症が残り、医師からは「植物状態に限りなく近い」と言われるも…。
蜘蛛の糸のような細い細い一本の糸のような奇跡が続き、Sさんは少しづつ回復して、現在はHさんとお子さんと3人で暮らしています。
ジェットコースターから振り落とされたと思っていたSさんは、ギリギリでジェットコースターの端に引っかかって生き残っていたのです。

私はこの物語を全ての人に届けたい。

この奇妙な家族の物語を、私は全ての人に届けたいと思いました。

お涙頂戴物語を伝えたいのではない。
全ての人が同様に回復できるわけでもないから、Sさんの症状についてや、その治療方法について書く気もない。(そもそもそんな事を書けるだけの知識はない。)
私が全ての人に届けたいのは、暗闇の中を″愛″というオールを漕ぎまくって、豪快に突き進むHさんの物語です。

私自身、仕事に行き詰まって鬱病を病んだことがあります。
鬱病なんて「心臓が40分止まった」に比べればインパクトで負けてしまいますが、鬱になっている本人とすれば大問題で、ジェットコースターから落ちそう…というよりも、自分から落ちようとしている節さえありました。

生きているのは大変。
さらに子育て中なんて視界が狭くなって、ちょっと人生につまずくだけで真っ暗闇になっちゃいます。
そんなときに、このエッセイを知っていたら、もしかしたら元気のタネになるかもしれないし、もしかしたら灯台のように光って道を案内してくれるかもしれない。…もしかしたら人生の役には立たないけど、暇つぶし程度にはなるかもしれない。


この件をきっかけに、HさんはX(当時はTwitter)に日々の記録を綴っていました。
同じ症状を患った方から「倒れた初期の様子をもっと詳しく教えてほしい」とDMをいただくこともあり、記録が見やすいようにnoteにもまとめています。

今回紹介させていただくエッセイ。あの日の鴨は、死のうとしている。【創作大賞2026 エッセイ部門 応募作品】に興味を持っていただいたら、ぜひアカウントをフォローしていただき、応援いただいたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。

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