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連休は旅がしたいよね。絶対に楽しめる浜松から日帰りツアー。私のオススメ蒲郡旅行プランを紹介します。〈後編〉

前回のあらすじ

せっかくのGW。どこかスペシャルなところに遊びに行きたいとムスメ。特にどこに行く予定もないし、お泊まりの準備もしていないので、浜松から日帰りで帰れる場所で一日かけて遊ぼうというという事に。「そうだ、蒲郡に行こう‼︎」という事で楽しい楽しい蒲郡観光を紹介します。皆さんよかったら旅の参考にしてみてくださいね。

目次

三河湾に浮かぶブロッコリーのような無人島。竹島を探検しよう‼︎

竹島水族館、竹島ファンタジー館を満喫した我が家。次の目的地は蒲郡の海(三河湾)に浮かぶブロッコリーのような島。竹島に行く事にしました。竹島は本土から400mほど離れたところにありますが橋で繋がっていて歩いていく事ができます。

竹島は国の天然記念物にも指定されていて、竹島の中には八百富神社という1181年創建の由緒正しき神社があります。縁結びの神様としても知られ、アベックや夫婦にもご利益があるそうな。それでは早速行ってみましょう。

三河湾の海は中田島の海とはまるで違い赤い色をしていて驚きます。真っ赤というよりはお味噌汁のような色と言った方がわかりやすいでしょうか。これは赤潮と呼ばれ魚の餌になるプランクトンなどが異常発生をしているのが原因のようですね。

無事に竹島に到着。山の上の方からは和楽器の音が聞こえてきました。階段は101段とそこまで段数が多いわけではありませんが、一段一段が高く石造りのため疲れます。運動不足の身体は汗びっしょり。登った先には5つの神社がありますのでお参りしておきましょう。

神聖な雰囲気を感じます。

島の最南端の高台は、竜神岬と呼ばれる場所。ここからは三河湾が一望できます。

海は広いな大きいな。ここの景色を見るだけで階段の疲れは吹き飛ぶ絶景です。

竜神岬から階段を降りて、島右回りの遊歩道を歩いていきます。遠州灘とはまるで違う海の様子に子どもも興味津々。中田島が砂丘に覆われているのに対し、ここはゴツゴツとした岩場ですね。

そこに生きている生物も中田島砂丘とはまるで違います。

ムスメは貝殻採集に大忙し。綺麗な貝殻を見つけました。これはミドリガイかな?

竹島を回るのはおおよそ40分程度。多くの自然を楽しみながら歩く道中は、疲れますが楽しいです。子どももちょっとした探検のようで楽しかったみたい。

ただ、遊歩道は狭く手すりなどはないので、小さなお子さんを歩かせるには少し危険かもしれませんね。そこらへんは臨機応変に。

小さなお子さんと遊ぶのは竹島園地公園がオススメ。だけど要注意…

小さいお子さんは竹島海岸にある竹島園地公園がオススメ。竹島を眺めならが広い公園でのびのび遊ぶ事ができます。潮風も心地いいですよ〜。ただここでも注意事項があります。

竹島園地公園の上空を飛ぶ鳥の軍団。これ何の鳥?

トビ(トンビ)です。もちろん飼っているトビではなく野鳥。竹島水族館などを訪れる観光客が増えたり、餌をあげる人がいたりで、人間が餌となる食べ物を持っていることをトビが学習してしまったようですね。

トビは猛禽類で爪が鋭い肉食の鳥。小さなお子さんが持っていた食べ物をトビが飛びつき、お子さんが大怪我したというニュースもあったようです。公園内では食べ物を出さないこと。トビには絶対に餌をあげないこと。など、お越しの際は注意してくださいね。

あれはなんだ‼︎ 巨人か大仏か⁉︎ いやあれは弘法大師像だっ‼︎

蒲郡の旅も終盤。そろそろ帰ろうかな…とも思っていたのですが、どうしても気になってしかたが。山の上の方にチラチラ見える巨大な像。あれはいったい何なんだ⁉︎

調べてみたところ、子安弘法大師。つまり空海さんの像だったのです。

この像が祀られている金剛寺は弘法大師空海によって開かれたお寺なんですって。弘法大師像は子どもを抱いていて、安産・子授かりのご利益があるそうです。金剛寺に向かって山の上までドライブしてみる事にしました。

弘法大師像の前に、まずは金剛寺にお参りをしておきましょう。

さっそく面白そうなの発見しました。これマニ車というそうです。

この円柱型の筒の側面にはマントラ(インドで古代から使用されている、心を落ち着かせるために唱える短い言葉のことです。)が書かれ、内部にはありがたい経文が収められているそうです。このマニ車を時計回りに回転させると、仏教の経文1万2000巻ほどを唱えたのと同じくらいの徳があるんですって。

そして見てください‼︎この絶景‼︎

蒲郡の街や海、ラグーナ蒲郡を一望できます。鶯が「ホーホケキョ」とカワイイ声で鳴いています。ムスメも負けじと「ヤッホー‼︎」と叫ぶものだから、鶯さん驚いて黙っちゃった笑

ちなみに、こちらの弘法山にはかつて遊園地があり、観覧車やプラネタリウム、ロープウェイなんてあったようですね。山の上の秘密基地みたいで楽しそうですね〜。


ひとしきり建築物を楽しんだあとは、あの気になっていた巨大弘法大師像といよいよ対面です。

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デカい‼︎ そして穏やかな顔してるっ‼︎ ちょっと頭が大きい‼︎ この弘法大師さんが蒲郡の街を優しく見守ってくれているんですね〜‼︎ 会えてよかった〜‼︎

その場に行って見てみる事で発見がいっぱいある。観光情報に載ってない自分が見つける喜びがある。

これにて今回の蒲郡の旅は終了。本当は街をぶらぶら散歩してみたかったんですが、時間的にも体力的にもそんな余裕はありませんでした。まぁノープランの日帰り旅行なので仕方なしですね。

今はインターネットで何でも調べられるし、観光情報サイトにはコンパクトにその場所の楽しみ方が掲載されていますが、現地まで足を運び、子どもと一緒に初めての街・初めての体験を見つけ、楽しみ、驚き、笑い喜ぶ事は観光情報には載っていない自分たちだけの宝物なのだと思いました。

片道約一時間半ほど。その宝物を見つけるにはちょうどいい距離感ではないでしょうか。きっと観光に来た人の数の分、魅力が発見できる街だと思いますよ。よかったら遊びに来てみてくださいね〜。

前編・後編と長らくお付き合いありがとうございました〜。

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