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2024年。不安になることもあるけれど、それでも笑って過ごしたい。だからこそ新春てんぐちゃん展に遊びに行ってんぐ〜👺

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今回は記事を書くことに少し悩んだんです。楽しく穏やかな一年を送ろうとしていた矢先の令和6年能登半島地震。浜松でもかなり揺れてムスメも怯えていました。震災被害者の方々に心よりお見舞い申し上げると共に、みんなが下を向いて生きていても何もならない。誰かを陥れるような笑いではなく、「日々生活する上で、小さな優しい笑顔を咲かせていく」ことも必要だと思います。

昨年末に紹介した新春てんぐちゃん展。ほんの小さなアートの力ですが、会場に来られる方々の笑顔や、そこで生まれる会話を聞きながら、誰かがふと遊びに行き、ふと笑顔になる…、そんな場だな…と思い、改めて新春てんぐちゃん展の紹介(実況報告)をさせていただきたいと思いました。

堅苦しい挨拶もアレですので、早速会場に遊びに行ってみましょう。

目次

少し郊外にあるツインギャラリー蔵で、新春てんぐちゃん展やってるよ〜♫

昨年末に紹介した新春てんぐちゃん展。詳しくは下記の記事を見ていただくとして…

〈リンク:あっという間に一年辰(たつ)ちゃいました。皆さん子育てご苦労様です。年末年始は新春てんぐちゃん展で縁起物を持ち帰りましょう。〉

昨年2023年12月27日〜今年2024年1月8日の期間で、入野にあるツインギャラリー蔵にて新春てんぐちゃん展というアート展が開催されています。

ツインギャラリー蔵は1997年に製茶・織物工場の倉庫として使用していた蔵を改装してギャラリーとしてオープンしました。イオン浜松西店やイオン志都呂店のある浜松雄踏線(県道62号線)沿いの好立地な場所にありますが、同敷地にイタリア料理レストランのハッピーバレーや、酒ゃビッグもあるので、あまり意識しないと見逃してしまうかもしれませんね。

こちらのギャラリー。先ほど『少し古い』と表現しましたが現在は現オーナーのおじいちゃんからお孫さん(子育て中)へ代替りの最中。最近ギャラリーをリノベーションし新しく生まれ変わり、人と人が集う場所としての第一歩を歩き出したばかり。そんなタイミングでSNSを中心に若い方にも人気のキャラクターでもある遠州のてんぐちゃんグッズを展示・販売する新春てんぐちゃん展は、連日ご年配の方からお子さんまで多くの方が来場し、談笑し、憩いの場所になっています。

楽しみがいっぱい。新春てんぐちゃん展を紹介します。

新春てんぐちゃん展は楽しみがいっぱい。何よりも見てほしいのが可愛らしい張り子や手びねり人形。

辰年ということで、遠州の七不思議の一つ。龍の寝床と呼ばれる水窪町の「池の平の幻の池」の伝説をモチーフに創作した桜色の龍の格好をしたてんぐちゃんは、新しい季節を感じさせるようで華やかで明るく、お部屋に飾りたくなっちゃいます。

張り子は触っていただいても大丈夫(乱暴には扱わないでね)。全て手作りで表情が違うので手に取ってゆっくりみてみてください。お気に入りの子が見つかるかもです。

アート鑑賞っていうと、『静かにしなきゃダメ』『触っちゃダメ』みたいな展覧会もあって(そういう展覧会自体は否定しません)、子どもを連れていくことが不安になる時がありますが、こちらの新春てんぐちゃん展については、触ってもいいし、友達や作家とおしゃべりするのは大歓迎。ご自由にお過ごしください。(会場を走り回ったりして危険を感じる場合には、必要に応じて声をかける場合があります。)

ツインギャラリー蔵には2階もあります。1階の白壁の明るいスペースと違い、2階は蔵の内装をそのまま活かした暗い部屋。

静かで落ち着いた部屋ですので、ゆっくり落ち着いて作品を見たい人は自分の世界に浸るも良し。寝転びたければそれも良し。探検ごっこがしたければそれも良し…ですが、作品が置いてあるので気をつけてね。

張り子の一部にスマホを当てると…。何が起こるかは内緒です。(携帯によっては何も反応しない場合もあります)

お子さんの楽しみに、オリジナルスタンプコーナーもあります。無地の紙も用意してあるので、スタンプを押しまくって遊んじゃいましょう。買い物をした際に記念に袋にスタンプを押していくのもおしゃれです。

腕にスタンプを押してる子もいる笑

他にも色々おもしろい。こんなイベントもあってんぐ〜。

こちらのイベントについては、終了した後の報告になっちゃいますが、毎年開催している新春てんぐちゃん展ですから、次回一年後の参考にしていただけたらなぁ〜(だいぶ先の話になっちゃいますね)と思います。

まずは大晦日に行われた『夜のてんぐちゃん展』。照明を落とした夜のギャラリーを手元にある小さな灯りだけで探検していきます。お昼のギャラリーとは違う夜の世界。新しい発見があるかな?

真ん中で光っているのは『光る遠州大ねぶた〜辰〜』。このタイミングでしか見ることの出来ないレアなてんぐちゃんでした。

夜のギャラリーはお化け屋敷のようでもあり、洞窟探検隊のようでもあり、子ども達も大喜び。(ちょっぴり夜更かししすぎかな…。まぁ大晦日の特別なお楽しみってことで…。)

同時に行われたイベント『年越potluck 廊で鍋会』。顔見知りの人も初めましての人も新しい年に向けてみんなでお喋りしました。そして年越しカウントダウン③・②・① おめでとう。Happy New Year🎉

新春2024年1月2・3日は、週末になると天浜線のどこかに出没するcoffee stand『かもめの珈琲屋さん』が出展。そして人気のお菓子屋さん『Lily’s cake』のお菓子が委託販売されました。

かもめの珈琲屋さん

新春てんぐちゃん展は、遠鉄百貨店・HARUICHI STYLEにも出張中

そんな感じで、多くの人を笑顔にし続けている新春てんぐちゃん展ですが、「ギャラリーの場所がわからない」「遠くて行けない」という方もいらっしゃると思います。そんな方にはもしご都合が合えば、遠鉄百貨店か上新屋町のHARUICHI STYLEで行われている『出張! 新春てんぐちゃん展』にお越しください。

遠鉄百貨店のてんぐちゃん展
HARUICHI STYLEのてんぐちゃん展

ツインギャラリー蔵の展示に比べると規模は小さくなっていますが、それぞれ丁寧にディスプレイされ、それぞれの場所にあったてんぐちゃん展が開催されています。てんぐちゃんのことを知らずにたまたま各店舗にいらしたお客さんが「このキャラクターかわいいね」ってお話をされていました。みんな表情がニコニコ。てんぐちゃんはみんなの笑顔を引き出すのが得意なんです。


新春てんぐちゃん展も後半。連日多くの方にお越しいただいてます。

てんぐちゃんが引き出す笑顔の輪はまだまだ小さいですが、回を重ねるごとに大きくなって、これからも沢山の笑顔を咲かせていくでしょう。生きていれば不安になることも辛い時もありますが、それでも希望を持ってにこやかに穏やかに、未来に向かって生きていきたいもの。そんな時にちょっとだけパワーをもらえるのが縁起物。てんぐちゃんの持っているパワーです。「行ったら買わなきゃ行けない」なんてことありません。息抜きや散歩ついでにどうぞ。コロコロかわいいてんぐちゃん。見ているだけで心が少し温かくなりますよ。

たくさんのてんぐちゃんが待ってんぐ〜♫ みんな遊びに来てね〜👺

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最後に改めて、この記事を書いている者です。てんぐちゃんの記事の場を借りて、自分の想いを書かせてください。

令和6年能登半島地震被害者の方々に心よりお見舞い申し上げます。被害者の方々の苦しみを思うと、呑気に「〇〇に行って遊んできました〜」みたいな記事を書くことに罪悪感も感じつつ、とはいえ自分と同じように罪悪感を感じ不安を覚えている子育て世代の方に、こうやって何か地元のアレコレを紹介することで、元気になってくれるかもしれない…といった想いで記事を書いてみました。

今回の記事、お読みいただきありがとうございました。それどころではない方もいらっしゃると思いますが、一人でもホッとしてもらえる方が居れば嬉しいです。

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