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大人も子どもも一緒になって『やったことない』をやってみよう‼︎何が起こるかわからないけどオモシロイがそこにある‼︎

今年もこの季節がやってきました。子育て中の皆様にはもちろん。0歳から100歳まで、男性・女性、LGBTQ、国籍、すべて関係なし。宇宙人・地底人・半魚人もご参加あれ。今回の記事は私が大プッシュする『根洗ワークショップシリーズ やったことないをやってみる』をご紹介しますっ‼︎  皆んな、ぜってぇ来てくれよなっ‼︎

2023 flier mascot character design スズキサチコ
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やったことないは蜜の味。何が起こるかはその時次第。でも神回はお約束します。多分…。

冒頭でオススメしておいてなんですが、こちらのワークショップは何をやるのかはわかりません。いや、言い換えます。「やったことない」をやります。なので結論的には何をやるのかはわかりません。

「そんな意味不明な場所なんて行けないよ。」

おっと、そう考えてしまうのは少し早い。事前にわかっている事をやるよりも、何をやるのかわからない方がドキドキしませんか? なんたって「やったことない」をやるわけですから人生の経験値なんて関係ないんです。こうなったら親も子も関係なし。楽しんだもの勝ち。さぁ‼︎ 扉は開かれました。アーティストが行う謎ワークショップの世界へ飛び込んでみましょう。

楽しむことが好きならば、誰でも参加できる。社会福祉法人ひかりの園だからできること。

このワークショップシリーズを主催するのは、社会福祉法人ひかりの園。ひかりの園は特別養護老人ホーム『静光園』、知的障がい児通園施設『浜松市根洗学園』の他、生活介護施設やグループホームなどを運営する団体です。

そのため、ワークショップに参加される方は、一般の方もいらっしゃいますが、施設を利用している高齢者の方や、障害を持った方も一緒に参加されます。

皆さんの身の回りには、高齢者や障害者と呼ばれる方はいらっしゃいますでしょうか。身近にいる方もいると思いますが、そうでない方も多いと思います。実際に多くの福祉施設は私たちの生活する社会から少し離れた場所で活動をされている事も多く、このようにオープンなイベントを定期的に行っている福祉施設は珍しいと思います。

なぜ福祉施設にアーティストがやってきてワークショップをしているのか。アーティストが福祉と関わることでケアができるのか。…そんなことぁよくわかりません。

ただ、アーティストが行う理屈ではない非言語的なコミュニケーションの場では、普段は『障害』と呼ばれる個性を持った方がナイスプレーをされることが多々あります。

施設利用者も一般の参加者も、誰もが一緒になって笑って楽しめる場。それが実にハッピーで楽しいのです。「福祉施設がやってるだなんて、外部の人は参加しづらい…」とか、お気持ちはお察ししますが、そこのハードルをピョーイと飛び越えると、奇妙奇天烈抱腹絶倒な体験ができると思うのでぜひ初めての方こそお越し頂けると嬉しいです。

やったことないを一緒にやってくれる、奇人…アーティストの皆さんを紹介します。

ワークショップシリーズでは、各回毎にアーティストを招きファシリテーターになっていきただきます。いちおう皆さんの肩書きを記載させていただきますが、音楽家が作曲の仕方を教えてくれたり、ダンサーがダンスを教えてくれるなんてことは期待なさらず。なんたってやることが決まっていません。

参加者の空気を探りながら、みんなで一緒に『場』を作っていきます。実際、そんな難しいことではないですよ。子ども達っていつの間にかなんとなく遊びを始めているじゃないですか。そんな感じです。


2023年12月9日㈯ 14:00〜 浜松市みをつくし文化センター大研修室(終了)

演劇家 柏木 陽

演劇家。劇作家。演劇家の如月小春と共に活動し、アジア女性演劇会話事務局、兵庫県立子どもの館の野外活動劇ワークショップなどに新たな演劇の可能性を探る現場に関わる。03年特定非営利法人演劇百貨店を設立し、代表理事に就任。現在もワークショップの進行役として、全国各地の劇場、児童館、美術館、学校で子どもたちと独自の演劇空間を創り出している。青山学院女子短期大学、大月短期大学、和光大学で非常勤講師を務める。平成29年度「演劇教育賞」(日本演劇教育連盟)を受賞。

▶︎柏木陽│演劇百貨店について


2024年1月21日㈰ 14:00〜 浜松市中区県居協働センター

音楽家 片岡祐介

音楽家。子供のころから作曲や即興演奏に興味を持ち、木琴やピアノの演奏の演奏を自己流で始め、東京音楽大学で打楽器を学ぶ。映画やコマーシャル音楽での経験を積んだ後、1997年から2000年まで、岐阜県音楽療法研究所にて研究員として勤務し、障害児者との演奏活動の他、音楽療法士のための実践的な講座や、幼児から高齢者までの幅広い人を対象に即興演奏のワークショップも行っている。

▶︎片岡祐介ホームページ


2024年2月23日(金・祝)14:00〜 浜松市福祉交流センター

作業療法士 川口淳一

作業療法士。学生時代より演劇を用いた学習障害児のコミュニケーション活動やワークショップ、高齢者施設での演劇裏方活動など実施。長崎市内の病院に勤務後、介護老人保健施設ふらの(北海道)へ起任。副施設長として勤務する。2008年より結城病院(茨木県)に起任。
現在結城病院リハビリテーション部作業療法科科長。


2024年3月10日㈰ 14:00〜 浜松市福祉交流センター

ダンサー 砂連尾 理

ダンサー。振付師。1991年寺田みさことダンスユニットを結成。近年はソロ活動を中心に、舞鶴の高齢者との「とつとつダンス」、宮城・閖上(ゆりあげ)の避難所生活者への取材が契機となった「猿とモルターレ」、音楽家・野村誠との「家から生まれたダンス」等を発表。濱口竜介監督映画「不気味なものの肌に触れる」への振り付け・出演等。
箸書「老人ホームで生まれた(とつとつダンス)―ダンスのような介護のようなー」 晶文社、など。

▶︎砂連尾理ホームページ

学校の勉強には役立たないけど、人生の何かに役立つかもしれない。そんなワークショップにぜひお越しください。

「やったことないをやるから、どんなワークショップかはわからない」とは書いたものの、それだけしか情報がないのはちょっと不安だ…という気持ちもわかります。私なりに感じた「ワークショップで得られるもの」のヒントを書き出してみましょう。

  • 学校や受験で役に立つことは得られません。
  • 校長先生の前でやると怒られることは覚えて帰れます。
  • 親子同士、友人同士、初めて会った人と仲良くなれます。
  • 自分と他の人との気楽な距離感が掴めます。
  • 人っていっぱいいておもしろいなって思えます。
  • 変な大人でも生きていられるんだってことがわかります。
  • 人生で困ったときに、ワークショップを思い出してヘラヘラしてられます。

くだらないことに思えて、楽しく生きるにはこんなことが重要な気がします。頑張って勉強して一流の企業に勤めたって倒産する時代なんですから、脳を柔らかくして人生を楽しんでいきましょうっ‼︎

ワークショップシリーズはすべて参加費無料。いちおう予約制ですが、当日でも大丈夫と思われます(出来るだけご予約いただけた方が主催者が安心します)。持ち物は『楽しむ気持ち』だけ。特に初めましての方、遊びに来てみてくださいね〜。


お申し込みは、下記の予約受付フォームから応募いただくか、担当の大橋宛にメール(m-ohashi@hikarinosono.or.jp)かFAX(053−430−0597)で①参加講座日 ②お名前 ③連絡先 ④複数で参加される場合は、参加される方の人数やお名前をお送りください。

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