どうも〜‼︎ おつかれ様です‼︎ いつもお忙しい中、記事を読んでいただきありがとうございますっっ‼︎ 忙しい毎日のオアシスになるように、タメになってクスッと笑えるそんな記事を心がけております。
…って、あっ‼︎ 前置きはいいから早く本題に行けってね。えっと実はこちらの記事。実は一つ前の記事の続編になっておりましてね。こちらの記事単体でも楽しめますが、よかったら一つ前の投稿をお読みいただくともっと面白くなる気がします。
掛川の魅力スポット紹介。「ここは駄菓子の宝石箱や〜」掛川城のすぐ近くにある駄菓子屋、横さんちに行ってみよう♫
では、本題に戻りまして、掛川の新スポット『BOTANICAL GARDEN OZMAN』(以下、OZMAN)を紹介させていただきたいと思います。それじゃぁ 一緒に探検だっ‼︎
掛川にオシャレで奇妙な植物園誕生。さっそく行ってきました〜。
前回投稿した掛川城近くにある駄菓子屋『横さんち』。インスタをフォローしていて定期的にチェックしているのですが、『今度、掛川に新しく植物園ができた。しかも横さんがバリアフリー監修した姉妹店』ということが書かれているじゃないですか。
〈横さんち instagram ぜひフォローお願いします。〉
むむむ、これは楽しそうな予感。はままつフラワーパークみたいな感じなのか、多肉植物屋さんのような感じか。いや、画像を見ている感じ、またちょっと違うっぽいぞ。…と、こういうことは考えていても仕方がないので、さっそく遊びに行ってきました〜。
国道1号線に乗って浜松から約40分。西郷ICで降りて車を北方面へ走らせるとOZMANの建物が見えてきました。廃工場をリノベーションしたというお店。こんな事を言っちゃうと大変失礼ではありますが、想像以上にオシャレ〜じゃないですかっっ‼︎ しかし、外観だけで驚くなかれ。中に入ったらもっとびっくりしちゃいました。
見たことのない植物ばかり。異世界に転送されてしまったのか〜⁉
店内に入ってみると…「なんじゃこりゃ〜‼︎」。心の中の松田優作が叫びます。(元ネタわからなかったらスルーしていただければありがたいです。)見たことがない形状の不思議な植物がいっぱい。
OZMANさんが主に取り扱っている植物は塊根植物とビザールプランツ(珍奇植物)と呼ばれるアフリカを主に原産とする植物たち。普通には見かけないグネグネとしたシルエットが不気味なようで愛嬌があるような不思議な魅力を放っています。
それでは店内をご案内させていただきますね。まずは温室コーナー。こちらの部屋は夏の日差しがそのまま入ってめっちゃ暑いです。塊根植物がもりもりと育ってますね〜。
ちなみに、見たこともなければ育てたことはもっとないこれらの植物。枯らしてしまわないか心配でしたが、育て方はちゃんとOZMANさんがレクチャーしてくれるそうです。
次に熱帯コーナー。こちらは冷房が効いてて超涼しい‼︎ 中央の水槽には巨大なアロワナが泳いでいます。
ここも不思議な植物がいっぱい。見て見て‼︎ この植物の葉っぱなんてプリントしたような迷彩柄でしょ。これも自然の葉の模様なんですって‼︎
2階はギャラリースペース。しっとり落ち着いた暗めの部屋はVIPルームのようですが、そこからへんはあまり気にせずに自由にお入りください(こちら部屋も涼しくて居心地いいっす)。
明るい場所で植物を見るだけではなく、このようにキチっと照明をあてると完全にアート作品ですねぇ〜。自然が産んだ奇跡の造形。ぜひ生の眼でお確かめください。
静岡に本社のある雑貨屋DULTONのコーナーや、キッチンカーもあります。
「植物を育てるってちょっと大変そうだなぁ〜」って人もいて当然だとお思います。とりあえずご来店いただき植物の魅力に触れながら、雑貨を楽しんだりお茶したり好き好きにお楽しみいただければと思います。
誰だって安心して入れるお店‼︎ 横さん監修、バリアフリーポイント。
さて、お店の紹介をしている途中ですが、ここで横さん監修ポイントも紹介しておきたい。駄菓子屋横さんち同様に、誰もが安心して買い物ができるようにバリアフリー設計がされています。
不便なことって印象に残りやすいんですが、便利で快適なことって工夫した事を言われないとなかなか気がつかないものですよね。私だって何も知らずにお店に来たら「広々してていいね」くらいの印象で終わっちゃってると思うんですよ。でも、OZMANさんはすごく丁寧にバリアフリーを取り入れています。
まずはお店に入って誰もが気がつく通路の広さ。スッキリ広々空間というだけでなく、車椅子やベビーカーの方同士がぶつからない空間が確保されています。
そして店内中央にある机。一見するとオシャレな普通の机ですが、車椅子の方がそのまま座れるように設計されています。
そして何よりもトイレを見てほしいっ‼︎ バリアフリー対応のトイレとか割と増えていますが、片側が狭くて介助しづらい事ってあるあるなんですって。OZMANのトイレは両脇とも広く介助がしやすい‼︎
実は手すりも最初は短くて、横さんの指摘で長く調整したそう。当事者だからこそわかることが、ちゃんと意見として反映されることにより、優しい店が出来上がりました。
なぜ駄菓子屋の次は植物園を作ったのか、教えてくださいっ‼
駄菓子屋横さんちも、OZMANも運営しているのは株式会社リツアンという会社です。正直いうとHPを見てエンジニアを派遣する会社なのかなぁ〜とは思っていますが詳しくはわかりません。(おそらく中途半端な知識で語っても間違えた情報を伝えてしまうと思うので、興味のある方はぜひこちらのリンクをご覧ください ▶︎株式会社リツアン ホームページ)
私のわかることは、ビジネスだけではなく、いろいろな人がそれぞれの価値観を持ちながら働き、楽しい街を作ろうとしている会社だということ。ただ、それにしても駄菓子屋を作って、植物園を作るってちょっと突飛じゃないですか?
その理由は大きく2つ。一つはビジネスとして。
今、こういった個性的な植物の世界がアツいんだそうです。少しお値段は張っても好きな方が多くこれからどんどんと市場が伸びていくであろうという考えから。
もう一つはソーシャルファーム支援の幅を広げるため。
駄菓子屋横さんちでは、取り扱っている商品的にも利益が少なく、渡せるお給料もそれほど高くありません。もっと高単価の商品を売りたい。レベルの高い接客をしたい方の働ける環境の幅を広げるためにも、こういうお店を作られたそうです。
そのため、OZMANでは知的障害の方もスタッフとして接客をされているんですが、正直なところ思いがけない接客ミスもあるそうです。まぁ、いきなり全てがうまく行くわけでもありません。OZMANでは接客マニュアルを作るなどして、円滑に仕事が廻るようチャレンジをされているそうです。
もし店舗に行かれて「あれ?」と思われた方。まず怒らずに冷静に様子を見ながら、店長さんなどにお声をかけていただくなど、ご協力いただければと思います。
前回の駄菓子屋横さんちの記事と、今回のOZMANさんの紹介はいかがでしたでしょうか。それぞれ取材をさせてもらって感じたのですが、障害とか関係なしに、みんな丁寧で優しくて、自分の仕事に誇りを持っているように感じました。
掛川ってまだまだ魅力があるので、定期的に掛川紹介をさせていただきたいと思います。ぜひ皆さんもあそびに行ってみてくださいね〜。