■ 青空の下、工場の中に広がるお祭り会場
カートに子ども2人を乗せて、会場の入口をくぐった瞬間のことです。目の前には真っ青な空と、ずらりと並んだ青と白のテント。旗がはためく通路の先まで、バイク好きの方たちが楽しそうに歩いていました。
通路の両側には、メーカーやパーツ会社のテントとのぼり旗がずっと先まで続いていて、Tシャツなどのグッズを並べたテントも見えました。親の私は、その景色を見ているだけでお祭りに来たような気分になり、カートの上の子どもたちも、周りをきょろきょろ見回していました。
先日、スズキ株式会社の浜松工場で開催された「GSX-S/Rミーティング」に参加してきました。バイクの持ち主が集まるイベントなので、わが家はバイクを持っていません。それでも「子どもたちと一緒に行ってみよう」と思い立ち、10時から13時までの3時間、たっぷり遊んできました。
結論から言うと、バイクを持っていなくても、小さな子ども連れでも、思った以上に楽しめるイベントでした。親が1人、子どもが2人(下の子は1歳半です)という組み合わせでしたが、最初から最後まで安心して過ごせたので、その様子をまとめます。

■ 入るとすぐに、うれしいプレゼントが待っていました
会場に入ってすぐ、入場記念のステッカーとドリンクの無料券を、1人1枚ずつもらえました。ここで驚いたのが、1歳半の下の子にも1枚ずつ渡してもらえたことです。「ちゃんと1人の参加者として迎えてくれるんだな」と、入口でもうほっこりしました。
ドリンクの無料券は、会場内の飲食販売テントで引き換えられます。イベント当日限り有効なので、忘れないうちに早めに使うのがおすすめです。暑い日だったので、歩き回った後の冷たい飲み物は本当に助かりました。


■ 触って、回して、教えてもらえる展示コーナー
スタンプラリーや、エンジンや部品がずらりと並ぶコーナーには、スズキの社員さんが立っていて、子ども相手でもわかりやすく、とても丁寧に説明してくれました。難しい言葉をかみくだいて話してくれるので、横で聞いている私まで「へえ!」と思うことがたくさんありました。
実際に触ったり、回したりしていいエリアもあって、上の子は大喜び。夢中になって手を動かしている姿を見て、連れてきてよかったなと思いました。
屋根のある展示スペースには、青いスズキのバイクがずらりと並んでいました。まぶしい青空の下で光る車体はとてもきれいで、バイクに詳しくない私でも思わず見入ってしまいました。展示車にまたがっている方もいて、周りでは青いシャツのスタッフさんが笑顔でお話をしていました。
会場のいたるところで、ステッカーやうちわも配られていました。子どもたちはもらうたびににっこにこ。小さなお土産が増えていくのも、うれしい時間でした。
社長さんも会場を歩いていました
イベント中、社長さんも会場を歩いていらっしゃいました。子どもが声をかけてもらえたのですが、照れてしまったのか、私の後ろにさっと隠れてしまいました。そんな様子も、今となってはいい思い出です。
メーカーのトップの方が、来場者と同じ目線で会場を歩いている。そんなアットホームな雰囲気も、このイベントの魅力だと感じました。

■ お昼はキッチンカーで、休憩場所も安心
会場にはキッチンカーが来ていて、お昼ごはんもその場で済ませられました。私が行ったときには、名古屋発の「味仙」さんの車や、いちごのスイーツのお店、ベルジャンフリッツのお店などが並んでいました。食べたいものを選べるのがうれしいところです。
座る席もしっかり用意されています。白い大きな屋根のテントの下に長いベンチが並んでいて、ステージもよく見える場所でした。屋根のおかげで日差しをさえぎれて、暑い日でも、日影が必ずあって、本当に助かりました。小さな子どもを連れていると、すぐに座れて日陰で休める場所があるかどうかが、とても大切だなと改めて感じました。
正面には「GSX-S/R Meeting 2026」と書かれた大きなステージがあり、子どもたちとベンチに座ってひと休みしながら、会場の空気を味わえました。
トイレは、工場のものを開放してくれていました。きれいで広く、カートを引いた子連れでも使いやすかったです。


■ 工場見学は2か所。職員さんの声かけに救われました
このイベントでは、工場見学を2か所で楽しめます。普段はなかなか入れない工場の中を見られるのは、とても貴重な体験です。
2か所目では、下の子がいやいやとぐずぐずを同時に始めてしまい、親1人ではなかなか大変な場面がありました。そんなとき、職員さんがたくさん声をかけてくれて、手助けしてくれたんです。その気づかいが本当にありがたくて、思わず胸がいっぱいになりました。おかげでなんとか最後まで見学することができて、上の子もとてもうれしそうでした。
ちょっとしたひと言に助けられて、親子で最後までやり遂げられた、忘れられない見学になりました。
4輪の駐車場は、会場まで歩いて5〜10分ほどかかります。少し距離はありますが、道中にはいろいろな種類のバイクがたくさん通っていきます。子どもたちはずっと興味津々で、目で追いかけていました。
会場の駐車場にも、ずらりとバイクが並んでいて、色もかたちもさまざま。バイクに詳しくない私でも、見ているだけでわくわくしました。カートに乗った子どもたちも、きょろきょろしながら楽しんでいました。
■ 行ってみて感じたこと
バイクを持っていなくても、子どもと一緒に楽しめる工夫がたくさんあって、スタッフの方々のやさしさも印象的な半日でした。子どもたちにとっても、ステッカーやうちわをもらったり、エンジンを触ったり、工場の中を見たりと、特別な体験がいっぱいでした。
「バイクのイベントは、子連れだと難しいかも」と思っている方にも、ぜひおすすめしたいです。日影も座る場所もあって、トイレもきれいで、食事もできる。小さな子どもと一緒でも、ゆったり過ごせる環境が整っていました。
カートに子ども2人を乗せての参加でしたが、もらえるものがたくさんあり、休める場所も多く、スタッフの方が気にかけてくれたおかげで、ずっと穏やかな気持ちで過ごせました。子どもたちが楽しそうに過ごしている姿を見られたことが、親としていちばんうれしかったです。
会場には、バイクが好きな大人の方がたくさん集まっていましたが、子ども連れの私たちにも、すれ違うたびにやさしい空気が流れていたように感じます。バイクの音や景色、スタッフさんとのふれあい、工場の中の特別な体験。子どもたちにとっても、親の私にとっても、秋の青空の下で過ごした思い出に残る一日になりました。
また開催されるときには、ぜひ家族でもう一度行きたいと思っています。
■ イベント情報
イベント名:GSX-S/Rミーティング
会場:スズキ株式会社 浜松工場 内特設会場
住所:静岡県浜松市浜名区都田町8686
開催日:2026年10月11日
開催時間:10時~14時
入場料:無料
主催:株式会社スズキ二輪
駐車場:4輪駐車場から会場まで徒歩5〜10分ほど
その他:入場記念ステッカー・ドリンク無料券あり(ドリンク券は会場内飲食販売テントで引き換え、イベント当日限り有効)
※内容は参加した年のものです。開催内容は年によって変わる場合があります。最新情報はスズキ公式の特設サイトやX(@suzukicojpmotor)でご確認ください。

