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かけがわ茶エンナーレ2024が11月2日から始まるよっ‼︎ イベント開催前の参加可能な公開制作に行ってきました。掛川で取れた『色』を使った絵の具で絵を描く? 皆さんぜひ一緒に楽しみましょう。

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かけがわ茶エンナーレ2024が11月2日から始まりまーすっ‼︎

このサイトを見られている多くの方は浜松の方かな? 湖西市、磐田市、袋井市など方もいらっしゃると思いますが、さてもう少し東にズズいと車を飛ばして掛川市まで遊びに行ってみませんか?

私のイチオシは11月2日〜17日の期間で行われるかけがわ茶エンナーレ2024。
他にも掛川では大小様々なイベントが行われていますが、掛川駅から徒歩圏内で楽しめること。休憩できるカフェや駄菓子なども多いので小さなお子さんも一緒の方は気楽に楽しめると思います。

文化の秋、今掛川がアツい‼︎
週末の子連れのお出かけに、普段とちょっと違った楽しい世界を感じ取れるはず‼︎
今回は、かけがわ茶エンナーレ2024の開催前ですが、本番に向けての参加可能な公開制作が行われていたので遊びに行ってきました。
(ちなみにこの公開制作は10月31日まで参加できます。記事を読んで興味を持っていただければ、ぜひご参加くださいっ‼︎)

掛川でとれた『色』を絵の具にして絵を描く? どういうこと?

私、個人的に掛川が好きっていうのもあったり、過去に何度かかけがわ茶エンナーレの企画に参加しているのもあって、かけがわ茶エンナーレを応援しているんですが、今回は『なんか掛川でとれた色を絵の具にして絵を描いている』とかなんとか…?? 何それ、よくわからない(というか、いつもよくわからない)って思いながら、とりあえず行ってみることにします。

掛川の中心部。商店街にある蔵が制作場所(掛川市連雀1−3)。
現在は蔵として何かを貯蔵するというよりも、イベントスペースや貸店舗として使用されている場所だそうです。

戦争で空襲にあった浜松と違い、掛川は中心街にもこういった古い建物が残っていて「街の景色が違うなぁ〜」って感じます。違う街の魅力を知ることで、浜松の良さもわかったりしますね。

こちらの蔵で制作をされているのは、アーティストのスギサキハルナさん。
その土地土地で採取した土や灰、煤など自然由来の素材や廃材を使い作品を作るアーティストだそうです。
今回のかけがわ茶エンナーレ2024では、市民が半年をかけて掛川から集めた自然の絵の具を使い、アーティストと地域の方と一緒に作品を作られるんだそう。

ちょうど蔵の外では、掛川中で集めた素材から絵の具となる「色」を抽出している最中でした。必ずその素材の持つ色が出るわけではなく、赤い花を煮詰めると緑色になっていったりする自然の不思議も楽しみます。

こうして出来上がった絵の具。どれもこれも掛川という土地が産んだ自然の色です。
ちなみに、絵の具の原料はこちら。文字が小さいけど読めるかな。

植物の花や実、たまごの殻なんてものもあります。
同じ素材から抽出した色も、それぞれの土地によって微妙に色が変わるんだそう。
まさに掛川の色、掛川の作品ですね。

アーティストと一緒に絵を描こう‼︎

さて最初にも書きましたが、こちらの公開制作は10月31日まで一般の方も参加可能です。…というか、アーティストだけでなく、地域の方や興味のある多くの方が関わることで完成される作品だと思います。
我が家も一緒に描かせていただきました。

絵を描くことが苦手な方も大丈夫。とても簡単です。
絵の大枠はできているので、指示された箇所に色を塗っていきます。
私たちが塗ったのは黒い色。この黒い色はストーブの煤から集めた黒色です。市販の絵の具と違って底の方に色が沈澱しています。筆で混ぜるとちょっとモタッとした印象。
無心になって色を塗っていきます。

市販の絵の具と違い、素材のざらざら感がダイレクトに伝わります

楽しいのは、アーティストや、他に塗りに来られた方との会話。
「どちらから来られたんですか〜」「掛川にこんな場所があって今から行くんですよ」「ここ行ってみてください」
なんというか、作品作りの現場でもあるのだけど、地域の寄り合いみたいな感じ。


かけがわ茶エンナーレはアートイベントで、観光客の取り込みもしたいのだろう…とは思いますが、それだけでなく地域の方々にちゃんと向き合っている感じがしました。
自分たちが住んでいる街に誇りを持ち、街の魅力を発見し共に作り上げる。
そういう感じが受け取れて、とても良いなぁと思いました。

アーティストのスギサキハルナさん

改めて、かけがわ茶エンナーレ2024が11月2日から始まります。

さて改めて紹介させていただきます。かけがわ茶エンナーレ2024が11月2日〜17日の期間で行われます。

今回紹介させていただいたスギサキハルナさんの作品は、かけがわ茶エンナーレ2024の美術プロジェクト ツクルバ・ダラ『ツクルバ・ダラ シンボルアート』という作品。まだ制作途中なので完成を楽しみにしています。

美術プロジェクト『ツクルバ・ダラ』のマーク

美術プロジェクトの他にも、茶文化創造プロジェクト未来創造プロジェクト掛川三城プロジェクト音楽プロジェクト舞台芸術プロジェクトの6つのプロジェクト。
公募アートプログラムと、企業や団体によるタイアッププログラムなど、多くの方が多くの形で関わって楽しむことができるようなアートイベントのようです。

芸術の秋。掛川で『いつもと違う遊び』を体験してみませんか?
かけがわ茶エンナーレ2024、オススメです👍

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