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あなたも3,000円からノラ猫を増やさない活動に協力してみませんか?

今回ご紹介する東三河動物福祉の会「命にやさしいまちづくりハーツ」は、「地域猫活動」を実践する猫のボランティア団体です。活動の中で、命の危険がある猫たちをシェルターに収容して一時的に保護しており、ケガや病気で弱ってしまった猫たちに適切な医療を提供できるよう、ボランティアとして活動できる医療費のクラウドファンディングを展開しています。

野外で暮らす猫たちは、やはり栄養面や衛生面でも辛い環境で、命の危機にある猫たちを救いたい想いでボランティア活動をしています。そんな想いに共感いただける方、活動は気になるけど何をしたらいいかわからないという方、飼ってはあげられないけど力になりたい方、まずはクラウドファンディングに参加して猫の命を救う活動の一歩をスタートしてみませんか?

目次

ハーツはこんなところ

「命にやさしいまちづくりハーツ」(以後ハーツ)は愛知県の面積の約3分の1を占める東三河エリアで21年間活動しています。

設立時から不幸なのら猫を減らし、増やさない「地域猫活動」に真剣に取り組み、これまでに不妊、去勢を施した猫の数は7100匹を超えました。

現在、4カ所のシェルターの保護猫と、大きな公園や多頭崩壊などの猫に不妊、去勢手術を施した後の世話猫、合わせて684匹の命を繋げるためにも、365日動き回っています。

ハーツは、のら猫の元である捨て猫をなくす啓発活動、地域住民と協力して、戸外で暮らす飼い主のいない猫たちに不妊、去勢手術を施し、人と共生していく「地域猫」の推進と実践など、不幸な猫を作らない活動をメインにしてきました。

活動当初、まだシェルターがなかったとき、メンバーは既にそれぞれ個人で自宅に悲惨な現場で見つけた猫を保護していて、中には40匹という人もいました。今でもそれは変わりません。

「シェルターがあったらいいのに」の声と同時に「それを始めたら、エンドレスになる。今でも大変過ぎるのに」の声は当然だと思いました。

しかし、シェルターを持たなければならない時がやってきました。

9年前の雪の日、豊川市で山に近い廃業した養鶏場に捨てられた猫30匹のうちの18匹を保護せざるを得なくなりました。30匹のうちの12匹は、野生動物に襲われたり、衰弱して既に死んでしまっていました。

ケガや病気ばかり、状態の悪い猫18匹を、病院で治療をした後に連れて行ける場所はありませんでした。猫を入れると言って貸してもらえる家はなく、毎日探し回り何とかアパートの2階を借りる事ができ、手狭になったので半年して平家の借家に移りました。

保護する傷病猫の数が増え始め、それから2年後、二階建ての一軒家を借りて改装し、第2シェルターを開設。そして2021年7月、岡崎市の多頭崩壊から引き取った猫38匹のため、臨時に借りたのが第3シェルターです。

どのシェルターにも限界まで猫が入り、これ以上は管理面でも難しくなり、もう1カ所シェルターを増設せざるをえなくなり、資金面は後回しにして決心したのが第4シェルターでした。1年半をかけ、第3シェルターと併せて11月末にようやくリフォームが終了しました。

現在、シェルターの猫は、4カ所トータルで216匹。

今年の1月から、12月初めまでに21匹の傷病猫が亡くなりました。
シェルターから譲渡できた猫は3匹のみです。
1匹出て3匹入って来る割合で、シェルターの保護猫は増え続けているのが現状です。

第2シェルターで暮らす傷病猫115匹の医療費500万円

今回クラウドファンディングで募集するのは第2シェルターで暮らす傷病猫115匹の医療費500万円です。

第2シェルターは、交通事故で下半身不随になった子、鉄の棒を突き刺されて眼球を失った子、脚がない子、顔に癌ができて、日に日に鼻が欠損していく子、酷い皮膚病の子、重い腎臓病で痩せ細り、衰弱していく子、看取りの迫った子などが暮らしています。

|第二シェルターの運営費(2024年予定)

  • 医療費 600万円
  • フード、砂など 350万円
  • 家賃 36万円
  • 光熱費 40万円
  • トイレ、ケージ、その他の備品 50万円
  • 清掃、消毒用品など 15万円
     合計:1,076万円

第二シェルターは、お世話係3 、4人が1日2回、午前と夜に通っています。

まずトイレの清掃から始まり、便や尿のチェックをして表に書き込みます。容器を丁寧に洗い、それぞれの猫に合わせたフードと水を与えます。


病気のある猫は個別に決められた療法食を間違えないように確認し、決められた量を食べさせています。投薬、目薬、点滴、中には糖尿病で1日2回のインシュリン注射の猫もいます。

1匹ずつ様子を見て元気がない、食欲がない、便や尿が出ていない、下痢している、尿の色や量に異常がある、どこかに傷や皮膚に異変がある、などに気づけばすぐに医療担当者に連絡し、急ぐ場合は夜間や休診日などの時間外でも病院に走ります。

1回のお世話が最低でも4時間はかかるため、当番以外にその時都合のつく人が加わり、協力しあっています。


仕事を終えてからもシェルターに来て、猫たちの遊び相手になったり、ブラッシングや爪切りをしているメンバーもいます。仕事や家庭があり、子育て、親の介護をしている人たちが、時間をやりくりしながら、猫たちのために懸命に動いているのです。

お世話係のメンバーが作成したLINEスタンプ。
この猫たちは、みんな第二シェルターの子たちです。

支援は3,000円から!少しのチカラでも集まれば多くのチカラに!

支援は3,000円からあるのでお気軽に参加できます。

他にも保護した猫たちの可愛い写真付き5,000円や、ポストカード付き10,000円など最大100,000円までのコースが用意されているので自分に合ったプランで支援することができます。

支援はコチラ「ハーツ 存続をかけた挑戦。シェルターの猫たちの命を守り続けるために」ですることができます。

皆さんの小さなチカラを大きなチカラに変えてみませんか?

Links

命にやさしいまちづくり ハーツHP

クラウドファンディング「ハーツ 存続をかけた挑戦。シェルターの猫たちの命を守り続けるために」

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