雨の日・暇な日、どこに行けばいい? そうだ‼︎ 掛川花鳥園に行ってみよう。
「週末どこに遊びに行こうかな?」予定を立てても突然の雨で台無しってことありませんか? 子どもに「どこか連れてって〜」と催促されても出かける場所がな〜んにもみつかんない、そんな日はありませんか? はい。先週末の我が家はまさにそんな感じでした。
本音を言ってしまえば、「一日中寝巻きでゴロゴロしていたい。だって週末だもの。」そんな気分ではあるのですが、子どものかん高い声で連れてけラッシュ(注:連れてけラッシュとは、右耳・左耳交互に「どっか連れてけ」と永遠に呪文を唱えられる必殺技の事である)をされると、泣く泣く着替えてお出かけの支度を始めることになります。
ただ、それにしても何処に行こう…。そうだ‼︎ ウチのムスメは大の鳥好き(ちなみにムスメのフェイヴァリットバードは鳩です)。掛川花鳥園に行ってみよう〜‼︎ そんなわけで家族全員で人生初の掛川花鳥園に飛び込んでみました。
まだ掛川花鳥園に行ったことない人に贈る。花鳥園めっちゃ面白いぞ〜‼
たいっへん失礼ながら、掛川花鳥園のことを舐めてました…。申し訳ございません…。いやぁ、いっぱい花があって鳥がいるのは想像していましたが、想像の10倍の鳥がいました。そして想像の50倍近くまで鳥が近づいてきました。まだ掛川花鳥園に来たことない人にレポートをお送りします。どうぞお楽しみください。
まずは入場すると早速フクロウや南国の珍しい鳥が展示されています。鳥の生態や特徴について説明書きがあるので勉強になりますね。
次のゾーンは鳥界のスーパーアイドル。ペンギンちゃんのプールです。ペンギンって寒い地域に住んでいると思いきや、割と温かい地域に住んでいる種が多くいるんですね。ペンギンには10:00と15:30に餌やりイベントがあります。
レストランコーナーには天井から吊り下がる圧巻の花々。ここを奥に行くと文鳥の巨大オブジェがありました。
さらに進むと、今度は水辺の部屋。たくさんの水鳥がお出迎えしてくれます。白黒ツートンの足が細いナイススタイルの鳥はクロエリセイタカシギという北アメリカ南部からブラジル東北部にいる鳥。
他にもフラミンゴなど動物園だと遠くでしか見れない鳥がすぐ目の前にいます。(ちなみにフラミンゴに手を出すと噛まれるので注意。)
実はこの時点で我が家は満足。お腹いっぱいになっています。「掛川花鳥園って凄いね〜。」しかしまだ掛川花鳥園を半分も体験してない。ここは覚悟をきめなければっ‼︎ よっしゃ次に行くぞ〜‼︎
次の部屋はエボシドリとヘラサギの広場。この白くてクチバシがヘラのようになっているのがヘラサギですね。自然の造形って凄い。何年もの進化の末にこんなユニークなクチバシを手に入れた…って、何だか神様のイタズラのようです。
他にもこんなオシャレな鳥も。アカオビチュウハシという割とレアな鳥なんですって。胸のラインがジャイアンの服みたいでイカしてますね。
広場の奥にはハシビロコウの森。あの動かないでお馴染みのハシビロコウのふたばちゃんがいます。掛川花鳥園の一番の人気者ということでお客さんもいっぱい…ですが、写真の通り奥の見えづらい場所でお休みされています。もちろんハシビロコウだけに動く気配はありません。
たまに「おぉ〜」と観声がわくとふたばが少しだけ首を動かしていたり…。何でしょうね。この塩対応。仕方がないので掛川花鳥園公式YouTubeから、ふたばちゃんの動画をお届けします。
ハシビロコウに別れをつげ、アニメに出てきそうなオオオニバスの迫力に感動し、インコのスイレンプールへ移動。
せっかくなら鳥と触れ合いたいので餌をあげようとしたら、どんどん頭に肩に乗ってくるインコたち。よくアニメなどで海賊が肩に鳥を乗せていますが、実際に肩に鳥が乗ると結構怖いですね笑。とってもいい想い出になりました。
まだまだ続くよ。屋内から屋外へ。
今までは屋内の温室エリアでしたが、掛川花鳥園には屋外エリアもあるんですって。なんてこった。思った以上に広い‼︎スゴイ‼︎
屋外の池にはハクチョウやカモ、コールダックにペリカンなどがいます。水かきの他にも水に浮かびやすいシルエットやふわふわの羽がよくわかりますね。鳥って一言で括ってしまえば『鳥』ですが、自分の目で鳥の姿や特徴・生息する場所を観察することで、ものすごく多くの種類がいるん生き物なんだなぁ〜って実感することができます。
さらにエミューの牧場へ。世界で2番目に背が高い鳥『エミュー』(一番大きな鳥はダチョウですって。)
大人でも「怖い」って思うほどの大きさなので、お子様なんてとても簡単に近づけないようなオーラを放ってますが、実際のところかなりおとなしいです。花鳥園なので人慣れはしているのかもしれませんが、優しくさわれば何も問題ないと思います。
背中の部分を触ってみたら…。かなり筋肉質な感じ。あの巨体を維持し凄いスピードで走る鳥だということがよくわかります。…というか、もはや鳥というよりも恐竜ですね。
子どもが飽きてきたらフラフープや輪投げのある遊具のコーナーも。花鳥園を一周するとそれなりの運動になるので、子どもが遊んでいる隙に大人は休憩タイム。
これを見ないと帰れないっ‼︎ 子どもも大人も大喜びメッチャ楽しいバードショー。
さて、そろそろ帰ろうかな…と思っていたら、バードショーが始まると放送が入りました。せっかくなのでショーを見てから帰ることにしまSHOW!
正直、少し疲れが溜まってきていたので、「座って休憩しながらショーを見れるならラッキー」程度に考えていたこのバードショー。これ、見ないともったいないです。
フクロウにインコにペンギン。何種類かの鳥が入れ替わり立ち替わり姿を見せてくれるのですが、鳥の習性を利用したショーを見せてくれるので、無理やり躾けているわけでもなく、楽しみながら鳥に対して深く興味を持つことができます。
またファンサービスが素晴らしく、右に左に中央のお客さん全員が見て楽しめて写真が撮れるように、すごく近くまで鳥がきてくれるのもナイス‼︎ メッチャ楽しい。メッチャかわいい❤️
というわけで、今更ながら初めて体験した掛川花鳥園は、今まで行かなかったことが勿体無いと感じるほど楽しいアミューズメントパークでした。ヒャぁ〜大満足。
別に私は掛川花鳥園の回し者ではありませんが、入場料が大人1,500円、子ども(小学生)700円に対して満足度は充分にあると思います。
さらに年間パスポートなら大人6,000円、子ども2,800円。何度行っても楽しめると思うので、花鳥園の沼にハマったら是非とも取得をお勧めします。
浜松から掛川までのプチ旅行。そして花鳥園を体験して帰るサイコーの休日。どうぞ皆さん、旅の参考にしてみてください。