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誰もが笑顔で暮らせる虹の輪を浜松にかけよう。はままつレインボープライドが11日に行われるよっ♫

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6月11日㈰開催、はままつレインボープライドっ‼︎

皆さん、いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

実は今回の投稿内容なんですが…、正直取り上げるべきか悩んでいたんですよね〜。KOSODATE BASE hamamatsuにそぐわないというわけじゃなくて、自分がこのイベントに対してちゃんとした文章で紹介することができるのかなぁ…って腰が引けてたんです。

それでも、一人でも多くの方にこのイベントを知ってもらえた方がいいなぁ…って思って「やっぱり紹介しようっ‼︎」と思ったら、あっという間にイベントの直前になってしまいました。間際で大変申し訳ありませんっっ‼︎

もちろん、週末のお出かけ先に”はままつレインボープライド”を選んでいただければこんな嬉しい事はありません。でも「こんなイベントあるんだね〜」って知ってもらえるだけでも第一歩。今回の記事は、6月11日(日)に遠鉄高架下に新しく出来た”新川モール”を起点に開催される『はままつレインボープライド』をご紹介します。

はままつレインボープライドって何⁉

『レインボープライド(レインボーパレードとも呼ばれる)』とは、世界各地で行われている性的マイノリティーの方が偏見や差別にさらされず、前向きに生活できる社会の実現を目指し、性の多様性を象徴する虹のフラッグを掲げて街を歩くイベントのことを言います。

日本でも都市部を中心に各地で開催されていますが、静岡県内では今回行われる『はままつレインボープライド』が初めての試みになるそうです。


既に終わってしまいましたが、関連イベントとして5月20日シネマのつどい(あいホール共催)、6月4日モンキー高野さん講演会(浜松市主催)などが行われました。

そしてレインボープライド前日の6月10日㈯には、下記のイベントが開催されます。

OUT IN JAPAN 写真展示会@浜松

世界的フォトグラファー、レスリー・キーによるセクシャルマイノリティのカミングアウトフォト展示会

LGBT当事者の子どもをもつ親たちのトークイベント

岸田総理へ手紙を書こうプロジェクト

(※プレイベントの内容の詳細についてはこちらのリンクをご参照ください。)


レインボープライドパレードスタート

6月11日㈰本番当日は、新川モールを14:00にパレードがスタート。浜松市街地を一緒に歩くもOK。沿道から応援することも大丈夫です。

「私は当事者じゃないから参加しないほうがいいよね。」そんなことは気にしなくて大丈夫。もしよかったら一緒にパレードに参加しましょう。貴方も私も全ての人がレインボーのように色々な色を持った当事者。みんなで一緒になって浜松市街地に笑顔の虹をかけるだなんて素敵じゃないですか⁉︎(注:人数制限がありますので、パレード参加者は事前にお申し込みください。申し込みはこちらからお願いします。

隣人のことを知り、自分ごととして考えることで楽しい町になる。

さて、ここで最初の葛藤に移ります。

確かに誰もが笑って暮らせる世界は素晴らしいと思いますが、多くの方は『自分の知っている知識=常識』だということも現実。

実際に私にも”生まれ持った性別と性自認が違う”友人がいることで多少このようなイベントにアンテナが効くものの、今まで自分が生きてきた中で得た知識を常識として生活していて、その枠から外れたものに対しては理解を示せなかったり、疑問を感じたりすることは多々あります。

私は性的マイノリティーの当事者ではなく、いわゆる多数派とされる産まれ持った性別と同じ性を認識している異性愛者です。そういった者が、さも知った顔でこのイベントを紹介していいものなのだろうか…と何度も悩みました。

しかし、はままつレインボープライドのホームページには、「性の多様性が当たり前で、全てのひとの人権が尊重される、誰もが生きやすい社会を目指す」と書かれています。それをみてこれは私自身の問題でもあり、これからの時代を生きていく子ども達の問題でもあるんだと思い、紹介させていただくことにしました。


少し難しい話かもしれませんが、想像してみてください。

大人だってもちろん差別や偏見で傷付くことはありますが、心が成長しきってない子ども達が同級生や大人やメディアから「あなたは普通じゃない」という前提で扱われ続けるのは、想像以上につらいことだと思います。

逆に、自分の子ども達が冗談のつもりでも性に関することで同級生や友達をからかい傷つけたとしても、それは「性の多様性が当たり前だよ」と教えてこなかった大人の責任であり、子どもを加害者にしてしまっていると言っても過言ではないと思うのです。

普通なんて世界にはありません。みんなそれぞれ違いがあって、同じ社会でともに生きています。楽しい人、真面目な人、声の大きな人、静かな人と色々な人がいるように、性のあり方もグラデーションでそれぞれ違います。みんなが自分と同じコピー人間だったらそれこそ不気味で気持ち悪いと思いますよ笑

はままつレインボープライドの第一歩は、これからの未来へと希望の虹をつなげる大きな足跡になっていくと思います。そしていつの日か、性の多様性が当たり前になって「みんなで楽しく歩くカラフルなイベントだね〜」ってなっていったらいいですね。

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