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ベビーカーではありません!子どもたちにも様々な事情があります。子ども用車いすにご理解を!!

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ベビーカー?いえ、違います。子ども用車いすです!

どうも、こんにちは!

“車いす” と聞くと、自力で車輪を回して進むものを連想されるものをイメージする方が多いかもしれませんが、介助する人が押す形で動くバギー型も少なくありません。特に子どもさんが病気やケガ、障がい等で利用していると、一見するとベビーカーにそっくりな見た目から誤解を招くことも多々あります。

そんなことから、浜松でもこの啓発の一助に、また思いやりの気持ちが広がればと願い、今回の記事にまとめました。

現状、国内で18歳未満の身体に障がいがある子どもさんが約6万8000人~7万人いるとされています。(※内閣府資料より

国(国土交通省)から出ているポスター

上記の画像、ポスターになっていますがよくよく探すと、JRや遠鉄電車の各駅、バスターミナルでも掲載されていますよ。

ポスターの内容の通りですが、

  • ※折りたためません ⇒ 車いすのため、基本的に折りたためないです。
  • ※重量があります ⇒ 車いすそのものの重量に加えて医療機器を搭載している場合もあり、車体を持ち上げて段差を超えることは非常に困難です。これは介助する側が大人の男性であっても容易ではありません。
  • ※子ども用車いすのマークもあります ⇒ “子ども用車いす” ということを理解いただくためのマークもあります。(後述)

浜松市内の公共施設でも掲載されています

遠鉄電車の某駅に掲載されていたポスターを撮ったものです。

これらはベビーカーではないため、小学生くらいの子が乗っていて誤解を招く場合がありますが、車いすです。見かけた場合はそっと見守ってあげてください。また困っている様子があれば、声をかけてあげるようお願いします。

ちょっとした心がけが大切◎

もし出先などで見かけて、困っている様子の際には、是非お声かけをして協力してさしあげてください。

からかう、故意に動作の真似をするなどの差別行為は絶対にあってはなりませんが、かといって過剰な親切や保護意識が必ずしも良いことでもありません。それらの行為が相手を理解した態度になってないというのを知っておくことも重要です。身体障がい者の方を特別視することなく、対等な立場としての対応を心掛けるようにしてください。

とはいっても、障がいの程度は様々なことから、素人判断では押しつけになりかねません。場合によっては「何を手伝って欲しいですか?」とコミュニケーションを図ることも必要で、介助している(子どもの場合は親御さんや学校の先生であることが多いですが)側だけでなく時には応じて頂ければ子どもさんにも気軽に聞いてみてあげてください。

知ってください!子ども用車いすのこと

子ども用車いすマークもあります!

ベビーカーと間違えられやすい事情から、このような “子ども用車いす” のマークもあります。是非知って欲しいなと思います。

合わせて知って頂けると、なお嬉しいです!

外見からは分からない、難病、手術後や治療後や退院後のリハビリ中、人工足(義足など)の方などへの配慮をお願いするヘルプマークや、妊娠中であることを示すマタニティマークもあります。このようなマークを見かけた際にも、同様の配慮をお願いします。

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