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子どもと一緒にレッツらゴー♪ 気分は探検家‼︎ 鷲沢風穴を探索してみようっ‼︎

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我が家のおすすめスポット。鷲沢風穴に行ってみよう‼︎

浜松に長く住んでいると、環境に慣れてしまってあまり気が付かないのですが、遠くから移住してきた友人に聞くと「浜松は自然が豊かだ」と言われることがあります。海もあって砂丘もあって川もあって湖もあって山もあるっ‼︎ って。そう言われると確かに浜松にはいろいろな姿があるように感じますね。

そんな自然豊かな浜松の山には鍾乳洞という魅力あふれる遊び場もありますね。鍾乳洞といえば引佐町にある竜ヶ岩洞が有名ですが、私としてはあまり観光地化され混雑している竜ヶ岩洞よりも、隠れ家的な雰囲気のある鷲沢風穴がお気に入りです。

鷲沢風穴の入り口。探検家になった気分でワクワクします。

今回はそんな穴場(風穴だけに穴場というわけではありません笑)、鷲沢風穴を探検してみたいと思います。都田テクノを北へ。はままつフルーツパーク時之栖を通り越し、新東名沿いを走っていくと鷲沢風穴があります。初めての方はナビがないと難しいかも。

鷲沢風穴に入場する際にはヘルメット着用が義務付けられます。(ヘルメットは消毒済みなので安心してご着用ください。)

ヘルメットのサイズ調整はベルトで行います。頭の大きな私でも何とか入ったので大体の大人でも大丈夫と思います。

「ヘルメットなんてしなくていいでしょ」なんて思わず、きっちり被ってくださいね。特にお父さん、お母さん。大人の方は必須です(お子さんも必ずかぶってくださいね)。洞窟内は狭く天井が低い場所もあるので、間違いなく頭をぶつけます。安全第一。それでは早速探検していきましょう。

神秘的な地下世界を探検‼︎

今回の記事はムスメ隊長と部下の私の2人、KOSODATE BASE探検隊でお送りさせていただきます。

さて、洞窟の中はライティングされ外の世界とは全く違う景色が広がっていて神秘的ですね。ムスメ隊長も初めて見る景色にテンションマックス。面白い岩を見つけるたびに「あそこを見てっ」って報告をしてくれます。

「あそこの石がすごいよっ‼︎」ムスメ隊長張り切っています。

しばらく行くと『ナメクジ街道』という場所に着きました。確かに足元が濡れていてツルツルに光っているので、ナメクジが這ったあとに見えなくもないですが…。ネーミングセンスが絶妙ですね。

ちょっと不気味なネーミングセンス。嫌いじゃないです。

さらに進んでいくと水神の池に到着します。静かに澄んだ水が鏡のように鍾乳洞の世界を映し出し、ファンタジー映画のような美しさを感じさせます。想像できないほどの長い年月をかけて地下にこんな姿が生み出されるなんて自然の力はすごいですね。

まさしく自然が作り上げた芸術っ‼︎ すごく綺麗ですね〜。

洞窟の中は平坦な道ではなく登ったり降ったりと運動になります。地面は濡れて滑る場所もあるので歩きやすい靴で探検してくださいね。

危険な場所には手すりもありますが、滑りやすいのでスニーカーなどで入洞してください。

天井に頭をぶつけながら歩いていたと思いきや、天井までどのくらいあるのかわからないほどの空間が現れるのも鍾乳洞の面白さ。動画で撮ってみましたが、永遠に続きそうな天井の高さはぜひ生の目で見てくださいっ‼︎

洞窟探検も後半戦。『胎内くぐり』と呼ばれる場所を発見しました。「希望者はどうぞ」と書かれています。どうも床の辺りに穴があるみたい。この穴に入れということでしょうか。

床の辺りに人が1人やっと入れそうな穴があります。

困ったことに、ムスメ隊長は「服が汚れそうだから入りたくない」とのこと。…う〜ん、せっかく取材に来ているのにスルーして帰るわけに行かないっ‼︎ こうなったら私が行ったるでっ‼︎ とライターの私、入ってみることにしました。これ、ちょっと衝撃映像です。心してお楽しみください笑

私、体重は100キロはないんですが、90キロ代の巨漢なんですよね笑。もぅ命懸けですよ。入ったはいいものの戻って来れなくなるかもしれないんですから笑。ちょっと動画が暗かったので、よく見えなかった人のために足だけ出ている写真もアップしておきます。2時間サスペンスドラマの死体役のようですね笑

この後、戻るのが大変でした。次回また潜るためにダイエットをしたいと思います。

さて、なんとか胎内くぐりからは脱出することができました。最後は日本唯一と言われる水平天井を楽しみます。こんな平らな天井も自然が作った景色。不思議ですよね〜。

長い探検が終了しました。久しぶりに地上の光は眩しいですね。鍾乳洞の中は年間を通して15℃に保たれているため、夏場には涼しくて冬は暖かく感じるそうです。これからのシーズンに最適ですね〜。

出口に着くと、安心するようなもっと探検したかったような…。複雑な気持ちになります。

探検のあとは売店でひとやすみ。

登ったり降りたり驚いたり笑ったり頭を打ったりと楽しかった洞窟探検。でもちょっと疲れてしまいました。少し売店で休んでいこうと思います。

まず目についたものは、黄色く太陽みたいに鮮やかな何種類ものミカン。そして野菜。地元の農家さんが毎朝持って来られるようで新鮮です。遊び疲れたあとはミカンでも食べて休憩するのもいいんじゃないでしょうか〜。

朝にはもっといっぱいミカンが置いてあるそうです。

ちなみに、ミカンの他にも柿や白菜、さと芋、椎茸、大根、タケノコなど、季節に合わせて地元の特産品が並ぶらしいので、その時々の旬の味覚をお楽しみに〜♪

そして風穴入り口にある湧水もぜひゲットしてください。こちらの湧水は石灰岩の間より湧き出た天然のミネラルをバランス良く含み、クセのないまろやかな味が特徴。こちらのお水は20リットル100円でも販売しております。(風穴を探検した人には無料で試飲分のお水をいただけます)

風穴の泉 ちゃんと水質検査もされています
水筒が無い方には、消毒済みのペットボトルもいただけます。

売店には鷲沢風穴の歴史も書かれていました。その昔には、武士が戦の命乞いで穴に隠れたり、洞窟から吹く風が夏場にも涼しかったこともあって江戸時代にはお殿様が涼んでいたそうです。

その後、豊橋の洞窟研究会の会長さんの「ここは何か面白いぞ」の一言で、狭かった洞窟から人力で土砂を外に運び、2年の歳月をかけ昭和61年4月に開洞の日を迎えたんですって‼︎ 確かに最初っからこんな整備された状態ではなく、人が安全に探検するためには大変な労力が必要ですもんね。子育てコラムとはちょっとズレてしまいますが、当時の人たちのドラマを想像してちょっと感動してしまいましたっ‼︎

〈おまけ〉不思議な施設を発見。鷲沢自然科学資料館って何?

さて、そろそろ帰ろうかな…と思って、ふと山の方を見てみると…。何か建物がある…。あそこは何だろう…。

山の中に建物があるの…わかりますか?

少し山に入ってみると、見えてきました。鷲沢自然科学資料館だそうです。

ある意味、鷲沢風穴よりも穴場ですねっ‼︎

売店のスタッフさんに聞いてみると、各地で取れた石や鍾乳洞から土砂を運び出した時に出てきた石などが展示されているのですが、滅多にお客さんが入ることがなく、普段は施錠しているそうです。(売店の方に言うと鍵を開けていただきました。)

不思議な石がいっぱいっ‼︎

中に入ると見たことが無いような不思議な石が並んでいます。サンゴや壁画のような模様の石。化石もあります。石の展示ということで地味ではありますが、ウチのムスメは楽しんでいました。来られた際にはちょっと覗いてみるのもいいかもしれませんね。

サンゴ類
泥岩(でいがん)と呼ばれる石らしいです
化石類 いつ頃の化石なんでしょう。
アナグマやヒキガエルの化石もっ‼︎

また、鷲沢風穴の敷地にはキャンプ場もあり、ちょうど今は桜の季節で気持ちよさそうだったり、仰天の滝と呼ばれる見どころもあるので、レジャーに最適です。

自然豊かなキャンプ場
滝はムスメが疲れて見れませんでした涙

浜松の雄大な自然を楽しめるスポット『鷲沢風穴』。ぜひ遊びに行ってみてくださいね〜♪

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