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その手があったか!広告収入で市民の安全を確保!【株式会社サインクリエイト】

目次

あなたの周りの防犯灯は点いていますか?

=4月4日記事追加=
サインクリエイトが販売する超小型電気自動車「NINA」について追記しました!
記事の最後でご紹介しています。
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株式会社サインクリエイト(以後、サインクリエイト)は浜松市南区にある看板屋さんです。
ほとんどの看板を自社生産にて金属加工から設置まで一括管理をしており、お客様の要望にフットワーク良く対応しています。

伊藤代表は自身がPTA会長を務めたことがきっかけに、地域の防犯灯が点いていないことや公立小中学校が避難場所となっている現実を知りました。
サインクリエイトの企業理念は「仕事を通じて、社会に貢献できる企業であり続ける」。
自身が感じた防犯灯の抱える問題を解決すべく活動をしています。

様々な形の看板も自社生産で一括管理

いざ!という時に点かない防犯灯の現状

防犯灯とは、安全対策として住宅地や周辺の暗い場所に防犯を目的に設置する小型の照明灯です。
防犯灯は私たちの身近な存在で、人口の1割くらいの数が設置されています。
全国でおよそ1,200万基、浜松市には7万基が設置されていることになります。

防犯灯は独立電源ではないため、災害等で地域が停電すると防犯灯も停電を起こします。
停電した夜道は漆黒の闇です。
一般社団法人 日本照明工業会が約1,000名を対象に2021年3月に行った「災害等による停電体験に基づく「あかり」に関するアンケート」によると、
【夜間の停電が発生し、活動するために屋外のあかりが無くて困った事】
・暗くて周りが見えない
・子どもが暗闇を怖がった
・避難所を探すのに困った
・月明りだけでは道路や被害状況が判らずゆっくり歩くしかできなかった
・街灯が停電し手元に灯りもなく感覚で歩いていたら倒れた電線に引っかかった
・景色が見えず、道路も暗く危険であった
・懐中電灯は高所に明かりが届かず確認できないところが多かった
といった体験が寄せられました。

また、全国に指定されている避難所の9割には独立電源の照明設備が無いとされています。
その理由は大手メーカーの太陽光発電による独立電源の照明の多くが約100万円~300万円と、とても高額であること。
そして消耗品である電池等の維持費の負担が重く、メンテナンスの予算が取れずに機能を失ったまま放置されている物が多いのが実情で、なかなか普及出来ていないようです。

看板業のノウハウで太陽光照明の発明

サインクリエイトは総合看板業として長年培ってきた金属加工の技術とLEDの知識を生かし、社会に普及出来るような低価格で維持費の負担も軽い製品を自社で開発しようと決断し、思考錯誤を繰り返しました。

その結果、軽量でコンパクト、バッテリー寿命4倍、ステンレスを使用し浜松のような沿岸部でも塩害に強い、連結金具を取り外せば照明部分を支柱から取り外して災害時に避難所に持っていける、といった機能性も耐久性もあり、価格も維持費も安い「環境太陽灯」を生み出しました。

平常時は一般電源を一切必要としない環境に優しい太陽光発電による照明ですが、災害による夜の停電時には一刻を争う状況下で迅速な避難を手助けする防災灯として、人命を守る重要な役割を果たします。

コンパクトで持ち運びができる 照射距離は30メートルほど

無用の長物にはしない!市民の安心安全を守る「スーパー防犯灯」

全国各地に設置されている「スーパー防犯灯」をご存じでしょうか。

光ケーブルが引かれ、警察への通報、防犯カメラ、サイレン、インターホン通話機能などが盛り込まれた防犯灯のことをいいます。
スーパー防犯灯は国の事業として全国に770基、静岡県に35基、そのうち浜松市には10基が設置されています。
市民の安全を守る防犯灯として活躍が期待されていましたが、現在では高コスト、老朽化や経年変化により、各地で撤去が進められています。

浜松市でも撤去の流れになりましたが、地元住民から「撤去はしないでほしい」という声が上がりました。
そこでサインクリエイトの伊藤代表が副理事長を務める静岡県CC緑化協会が浜松市からスーパー防犯灯の譲渡を受け、撤去はせずに運用しやすい防犯灯に改良を加えることになりました。
こうしてサインクリエイトの技術により低コストで性能の良いスーパー防犯灯に生まれ変わることができ、継続運用が可能となりました。

看板屋ならではのアイディア!

「環境太陽灯」と「スーパー防犯灯」はサインクリエイトの「仕事を通じて、社会に貢献できる企業であり続ける」という企業理念により設置・維持の方法に大きな特徴があります。
本体に企業広告を付け、設置にかかる費用や保守管理などの運営費をスポンサー企業からの広告掲載料という形で賄い、市民の税金を使わずに運用するというものです。

環境太陽光にはスポンサー企業の看板を付け、スーパー防犯灯には電光掲示板を付けて企業のCMを流しています。

一般の企業が公共施設に広告看板はつけられないので浜松市と協議を重ね、NPOである静岡県CC緑化協会と浜松市が提携を結ぶことでそれを実現しました。

企業側のメリットとして、地域貢献PRと同時に宣伝もできます。
また、この事業は浜松市のエネルギー政策の1つであり、「LED照明等設置事業協賛企業の紹介」として浜松市HPにも記載されます。

私たち市民は、日頃の安全はもちろん、有事の際にもこのような地元企業の支えがあって、安心して暮らすことができるのです。

世界に羽ばたく「環境太陽灯」

アフリカの小国「レソト王国」。
レソト王国は「アフリカのスイス」「南部アフリカの屋根」「天空の王国」といわれ、平地が一切なく全土の標高は1400mを超えます。
アフリカのイメージにはない四季もあり標高が高いため雪も降り、スキーも楽しむことができる国です。

伊藤代表はレソト王国の大使館職員と知り合ったことがきっかけとなり、レソト王国を知りました。

9割を超える識字率の一方、平均月収は日本円で1万円程、郊外には未だに電気もなくロウソクで過ごしている住民がいます。
伊藤代表は現地に赴き、自社の太陽光灯製品をレソト王国に普及できないか、と考えました。
持ち運びができるので、昼間は外で蓄電をし、夜は家に持ち込むことができるのです。
現地住民に太陽灯作成の技術を伝え、材料に安価な間伐材を使用することで自分たちの収入につながるようにしました。
いずれは環境太陽灯を30万世帯に普及させたいという目標があります。

また、レソト王国では繊維業も重要な産業の一つです。
浜松も繊維の街であることに縁を感じ、フェアトレードでレソト王国の製品を販売するという目標もあります。

SDGsでは「継続」が重要なキーワードです。
製品を売る、のではなく技術を伝えることで現地の住民が継続して製品を使い続けることができます。
フェアトレードも公平な貿易により継続的に生産者の生活向上を図ることを目的としています。

ご家庭のコンセントで充電可能な超小型電気自動車「NINA」

脱炭素を目指して、各自動車メーカーが電気自動車を開発、販売しています。

サインクリエイトでは、太陽光発電で給電可能な自動車「NINA」の販売を始めました。

■ 地球にもお財布にも優しい
NINAは原付登録なので車庫証明や車検が不要、保険料や税金もわずかで済みます。
特別な工事は不要で、家庭用電源にコンセントを差せば充電できる優れもの。
1回の充電で50㎞の距離を走れ、燃料費は1㎞あたりわずか1円の電気代で走行可能です。
ソーラーパネルから給電すれば、電気代は0円!

■ 災害時には非常用電源としても活躍!
専用コンセントを設置すれば、室内への電気供給が可能になります。
これにより、冷蔵庫やTV、スマホの充電など非常時に電化製品が使用可能になります。

■ 超小型で小回りスルスルの扱いやすさ
超小型のNINAは狭い道や小回りが得意!
坂道ももちろん走ります。
山間部では災害時に孤立化しやすいので、非常電源としても使えるNINAは喜ばれるでしょう。

■ お値段もお手頃 セカンドカーにぴったり
価格はフルスペックで220万(税別)。
スーパーに買い物に行くだけに車を使う専業主婦の方や、ちょっとそこまで行きたいお年寄りの方などに適しています。

取材時に試乗させてもらいましたが、とにかく見た目が可愛くインパクトがあります。
PR向けのコマーシャルカーとしても活躍しそうでした。
乗り心地も良く、室内も快適!運転が苦手な方でもかなりの小回りがきくので安心して乗ることができます。
近所を移動するためだけにガソリンエンジンでCO₂を出して走るのは、SDGsの今の時代に合致しないなと感じる方も多いのではないでしょうか。
こういった車が街中に多くなれば、それだけ非常用電源があるということにもなり、災害時に安心できます。
NINAの今後の活躍に期待大です!

購入希望の方はサインクリエイト(053-442-6011)まで!​​​​

想像力で「もしも」に備えましょう

災害はいつ起こるかわかりません。
そのため常日頃から防災意識を高めることが必要になります。
・防災バッグを準備する
・応急手当を学習しておく
・家具を固定しておく
・避難場所、避難経路を確認しておく

そして是非「夜に停電」がおきた時のことも想像を膨らませ、自宅を含めた周辺がどのようになるのかを考えてください。
家の明かりはもちろん、独立電源以外の防犯灯や街路灯、周囲施設のあかりは無く、漆黒の闇となるのです。
家中の電気を消して停電を体験してみるのも良いかもしれません。

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