浜松地域の子育てママ向けスマホメディア「オンモプラス」が2022年12月にリニューアル。
KOSODATE BASE HAMAMATSU(子育てベースはままつ)として生まれ変わりました。

地元企業と連携した新しい地域の未来づくり【はまはくHAPPINESSホールディングス】

目次

「教育」「衣食住」をテーマにした企業が集合!

「UPCYCLE STUDIO(アップサイクルスタジオ)」は浜松市伊左地町にあります。

元々は保育園だった場所。

移転で取り壊される予定でしたが、子ども達や保護者の思い出を大切にしたい!とリノベーションし、「教育」や「衣食住」をテーマにした企業が集まりました。

ジュニアアスリート

浜松の小中高校のスポーツする子ども達を応援するフリーペーパー。

地域が一体となり、スポーツを頑張る子供たちを応援し、健全な育成をサポートしています。

miraine(ミライネ) 

シンガーソングライターや映画出演、ラジオのパーソナリティとして静岡を中心に活動する菊池未来さんが行うボイストレーニングとヨガレッスンの教室。

自分のありのままを表現して生きたい!そんなあなたの生き方をサポートしてくれます。

らくさぽDeli 

子どもと一緒に地元野菜を発酵調味料で楽しめるお総菜屋さん。

浜松近郊の野菜たっぷり!塩こうじや醤油麹、甘酒など発酵調味料を使った優しい味付けを楽しめるお店です。

すまいるかんぱにー

自閉症、AD/HD、不登校、吃音、偏食等発達の悩みを当事者の親目線でお話ししてくれる、ママたちの交流場。

ママの悩みをにこにこに変えるお手伝いをしています。 

Yui support(ユイサポート)

「農×食×人を結び、新しい価値を創造し未来へつなぐ」を基本理念とし、生産者、販売者、消費者皆が地域の食に関わり協力し、共存できる仕組みを作ることにより地域の幸せ地域の発展を目指す会社。子どもと農家の架け橋をしています。

はまはくHAPPINESSホールディングス

UPCYCLE STUDIOの管理やデザインを製作する会社。「伝える」ことにお困りのお客様に代わり「伝わる」デザイン制作をしています。

浜松白洋舎の関連会社であり、浜松の未来を変えるための学校教育サポートプロジェクト「つながるプロジェクト」を立ち上げています。

レンタルスペースもあり、ミーティングや会議室・コワーキングスペースとしてもレンタルすることもできる

現代の子ども達に必要なキャリア教育とは

昔は人間の生活の場がすぐ近くにあり、日常生活の様々な場面において、子どもたちが主体的に生活の場面に参加できました。

また、仕事自体も子どもの生活圏内にあったので、仕事をする大人へのあこがれ、厳しさなどが自然に培われました。

一方、テレビやインターネットといった環境で育った現代の子どもたちは、「情報や流行」には敏感ですが、「自分で道を切り開いていく力」となる実体験や生活体験が著しく乏しいといわれています。

「自分で考えること」や「学びが社会とつながっていく」と知る機会がないのです。

子どもたちが学ぶ意欲を高め、自ら生きる力を発見していく道しるべがキャリア教育

文部科学省「キャリア教育が求められる背景とその基本的な考え方」によると、以下の5つの背景からキャリア教育が求められているとされています。
〇 少子高齢化社会の到来、産業・経済の構造的変化や雇用の多様化・流動化

〇 就職・職業をめぐる環境の変化

〇 若者の勤労観、職業観や社会人・職業人としての基礎的・基本的な資質をめぐる課題

〇 精神的・社会的自立が遅れ、人間関係をうまく築くことができない、自分で意思決定ができない、自己肯定感を持てない、将来に希望を持つことができない、進路を選ぼうとしないなど、子どもたちの生活・意識の変容

〇 高学歴社会におけるモラトリアム傾向が強くなり、進学も就職もしなかったり、進路意識や目的意識が希薄なまま「とりあえず」進学したりする若者の増加

就職・進学を問わず、子どもたちの進路をめぐる環境が大きく変化している中、児童生徒の社会的・精神的・職業的自立に向けて必要な能力や態度を育てるキャリア教育の推進が強く求められています。

そこで、様々な大人と、様々な体験を通して出会い、学びの意欲を育てる教育=「キャリア教育」が重要となるのです。

「お困りごと」を解決する「つながるプロジェクト」

浜松市には毎年、高卒専門卒大卒3000名の社会人が誕生しますが、このうち約4割が3年以内に辞めてしまいフリーターになっています。

退職理由として「自分が何をしたいのかわからない」「この会社でなにをしていいかわからない」が挙げられ、何が「やれること」で、何が「やるべきこと」なのか熟考されないまま、就活で内定が出た企業に就職するという状況が起こっています。

この現状に目を向け、学校・子ども・保護者の「お困りごと」を解決するべく「つながるプロジェクト」を立ち上げているのが「はまはくHAPPINESSホールディングス」です。

UPCYCLE STUDIO内のはまはくHAPPINESSホールディングス事務所 

浜松のみらいを変える「つながるプロジェクト」とは

はまはくHAPPINESSホールディングスが展開する「つながるプロジェクト」ではキャリア教育を通じて現在学校が抱えた問題に目を向け、様々な活動をしています。

地域に合わせたオリジナル教材の作成と講師の派遣

教科書は全国共通版となっているため、地域性が欠け、他県他地域の産業や農業を学ぶ構造となっています。

教科書の内容を地域オリジナルの授業に変えることで、子どもたちの興味を引くことができます。

例えば、「工場の仕事」といった授業では、浜松ではなじみの深い「春華堂」を用いることでグッと身近な存在になり学びが深くなります。

そして実際に地域で働く人を「特別講師」として授業に派遣をし、郷土愛を醸成させるとともに「働くこと」についても学ぶことができます。

ワークショップを学校で実施

夏休みや冬休みを利用して様々な会場で子供向けワークショップが開催されますが、学校を開放して行う架け橋をしています。

休み中の平日に学校で行うことで

・子どもが自ら行き来することができ親の送迎がいらない

・学校を通して参加を募ることで事前に参加人数が把握できる

・参加費用を徴収することで地元企業も気軽に参加することができ、地域とのコミュニケーションが生まれる

・同じ学校の生徒たちが集うことで活発な意見交換が期待できる

などのメリットがあります。

小中高12年間を使ったキャリア教育で人材創出

小学校・中学校だけではなく、高校も交えた通年(12年間)でキャリア教育を実施し、未来を見据えた人材を育てています。

中高では「働くことってどんなこと?」をテーマに地元の中小企業や独自の技術を持つ製造業、起業を果たした社長など様々な「働く大人」が職業講話をします。

高校では合同企業説明会も開催し、地域企業の未来を担う人材の創出を目指します。

PTAと学校の新たな取り組みのお手伝い

佐鳴台小学校の教職員やPTAでは今までのボランティア活動とは一味違う「さなレンジャーPEACE」という新たな取り組みをしており、「つながるプロジェクト」はそのお手伝いをしています。

「お子さんの理科の一般授業に参加しながら花壇の水やりをしませんか?」と呼びかけることで従来のボランティア活動の「やらねばならない」が「やりたい」に変わり、参加者は楽しい気持ちで参加することができるようになりました。

教員ではなく地域や企業の講師が授業を行うことで大人や技術をナマで学べる機会となる

学校の負担を軽減し子どもに継続的な学びを提供

キャリア教育は子どもの発達段階に応じ、統一したキャリア教育を行うため、学年や学校種間で連携を取り、進級や進学しても途切れることのない連続したカリキュラムが重要です。

しかし、昨今の教育現場では「働き方改革」により教員の労働時間改善に向けて見直しがなされ、
学校教育現場における業務や事務作業の負担軽減が行われている中、教員のみで充実したキャリア教育を行うのはなかなか難しいのです。

「つながるプロジェクト」は学校と企業が協力し、12年間、継続的にキャリア教育をすることで、小学校期で「社会を知る」→中学校期で「職業を考える」→高校期で「人生を拓く」の流れを作り上げています。

「つながるプロジェクト」が学校と企業の間に入ることで、連続したキャリア教育を行うことができ、相互扶助により継続した活動が可能となります。

ボランティアで行われていた活動を最低限の教材費を保護者から徴収することで企業も負担なく継続的に参加できる

学校と家庭・地域との連携を積極的に支援する環境が必要

キャリア教育は、「今」の時代を生きる子ども達にとって必要な教育です。
子ども達が充実したキャリア教育を受けるためには、学校だけでなく地域や家庭も一緒になって協力し、普段触れ合う機会のない人々や職業を知る機会、様々な体験を得る場を継続して用意することが重要で必要不可欠です。
 

このようなことから学校間や地域連携の橋渡し役である教育委員会が積極的に支援を行うことが期待されますが、スピーディーに行うことが難しい現状があります。

・家族で将来の夢や仕事について話し合う
・お父さんやお母さんの仕事の話をする
・世の中にはどんな職業があるか考える
・お手伝いで子どもの役割を決める
こういったちょっとしたこともキャリア教育になります。

コミュニケーションを上手く取りながら、子どもたちに将来を考えるきっかけをどんどん与えていきましょう。

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