「物」だけでなく「人」の想いに寄り添った接客
エコスタイルは創業20年。
「もう一度、愛着の持てる豊かな世の中へ」を経営ビジョンに掲げるリユースショップです。
浜松入野店では「1点1点」丁寧に、全てのお取り扱いアイテムやジャンルに対して公平にお値段をつけて、洋服・ブランド品の買取と販売を行っています。
エコスタイルでは、買取の際、お客様の心に寄り添った接客を心がけています。
売るとはいえ、お客様にとっては様々な事情や思い出の詰まった品物。
接客の際には持ち込まれた品物にまつわる思い出やエピソードを丁寧にお聞きし、
お客様それぞれの「なぜ売りたいのか」の想いを汲み取り、気持ちよく次の方へ品物が届くようにしています。
買取で利益になる品物だとしても、お客様のお気持ちを汲んでお持ち帰りをおすすめすることもあるそう。
お客様の心の満足に繋がる接客に力を入れています。
東京4店舗・大阪1店舗も展開 浜松入野店では唯一販売を行っている
突発的ではなく継続した支援活動を!
地球上では1日4,000人、時間にして20秒に1人の赤ちゃんや子どもがワクチンがないために命を落としています。
定期的な予防接種活動が各地に広がり、安価にワクチンを購入できる環境が世界で整ったことで、その数は半減しました。
それでも子どもの命を脅かす感染症は、いまだに開発途上国の大きな脅威となっており、ワクチンさえあれば助かるちいさな命が1日4,000人も失われていいます。
エコスタイルでは2009年から、買取1点につきBCGワクチン1人分を開発途上国に寄付する活動を行っています。
その数は2021年9月時点で984,183本にもなります。
エコスタイルを運営する株式会社スタンディングポイントの若森代表は現地に足を運び子ども達のお母さんの涙を浮かべる姿を目にしたことで、突発的な寄付ではなく、継続して支援を続けることが現地には必要だと痛感したといいます。
こういったエコスタイルの活動はSDGsの「貧困をなくそう」「すべての人に健康と福祉を」のゴールに繋がります。
お客様と買取が成立すると「〇点の買取ですので〇本のワクチン寄付をさせていただきます。ご協力ありがとうございます。」と伝えています。
「ワクチン寄付があるからエコスタイルで買取をしてもらっています」というお客様も多いそうです。
自分が何気なく行った行動が、誰かの役に立った・社会貢献に繋がったというのはとても嬉しいことです。
また、お客様も地球で起こっている問題を知り、学びを深めていく良いきっかけにもなります。
様々な活動でSDGs事業認定を受けている 一般社団法人 日本SDGs協会が、各企業・団体が実施しているSDGsに対する取り組みを民間の第三者として審査し、信用を保護する認定制度
不要なモノで母校を応援「キフカツ」
エコスタイルでは中央大学とパートナーシップを結び「キフカツ」を行っています。
「キフカツ」とは、卒業生やその保護者の方が不要となった品物をエコスタイルが査定・引取り、査定した金額の全額もしくは一部(利用者の意思によります)をエコスタイルが寄付者に代わって中央大学に寄付金として入金するというシステムです。
更に、BCGワクチン寄付もこの取り組みに該当するので、寄付者は母校にも世界の子ども達にも同時に寄付を行うことができます。
申込みは専用Webサイトから簡単に手続きが可能で、大学卒業後、遠方に住んでいる卒業生の方でも、気軽にモノで母校に寄付することができます。
今までは現金での寄付が主流でしたが、モノで気軽に寄付ができ、更にSDGsにも取り組める循環型の画期的なシステムです。
エコスタイルでは、キフカツで多くの学校や団体とパートナーシップを結び活動を広げていくことを目標としています。
サステナブルな寄付活動で母校を応援
リユースの良さをもっと広げたい!
リユースにおいて、繰り返し使うことは大切ですが、それは何も自身でなければいけないわけではありません。
物によっては繰り返し使うことはできるものの、すでに自分には必要ないという物も出てきます。
まだ使えるけど使わない、と廃棄するしかなくなりますが、それはあくまでも需要が全く無い場合です。
他の必要としている人が使うのであれば、それも立派なリユースとなります。
しかし身近でそういう人がいるのであれば別ですが、なかなか見つけられないということもあります。
そんなときに活用できるのが、リユースショップです。
リユースは環境に優しい取り組みですが、リユースショップは新品を購入するより低価格のものが多いためリユースショップを利用することは自身の財布にも優しいのです。
エコスタイルではこういったリユースの良さを多くの方に知ってもらう取り組みとして地元浜松の著名人とエコスタイルのコラボに取り組んでいきます。
どんなコラボになるのかお楽しみに!
キッズコーナーもあるので安心して利用できる
今後より注目を集めるリユース業界
近年、服のリユース・リサイクルの技術が急速に発達している背景の一つが「衣類破棄」の問題です。
2015年の時点で、世界のアパレル産業から生産された洋服の年間消費量が40%の6,200万トンに対し、廃棄量は約1.5倍の9,200万トン。
廃棄量を枚数に換算すると、全世界で毎年約3,000億着の服が捨てられていることになります。
廃棄服の82%は、焼却や埋め立てで処分され、わずか18%しかリユースやリサイクルは行われません。
大量の服が破棄されると、衣類を燃やす際の二酸化炭素排出などの環境問題につながります。
まだ使えるものを捨てるのではなく、売って誰かに使ってもらう行動が広がることは、経済的な観点だけでなく、環境配慮の観点からも注目をされています。
サステナビリティ意識の高まりもあり、今後より注目を集める業界になっていくことでしょう。