コラボ企画|Mama Cafeラジオの石田勝紀さんに本気の子育て相談
家族の元気の源は「ママ」。
よく聞きますよね。
では家族が元気で楽しく過ごすためにママは何をすればいいのでしょう?
今回は注目の音声メディア・Voicyの人気チャンネル『今日のワタシに効く両立サプリ』で放送された、Mama Cafeラジオの石田勝紀さんとのコラボ企画の内容を元に、紐解いていきます。
▼Voicyチャンネル『今日のワタシに効く両立サプリ』
*パーソナリティ:小田木朝子|株式会社NOKIOO取締役
「仕事も家族も自分も大事にしたい。」そんな私たちが、日々起こる変化に向き合い、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を配信します。
子供が大きくなるにつれ変わっていく悩み
子供が幼児期のうちは、『とにかく元気にすくすく育ってくれればいい』
そう思っていたママ達も多いはず。私もそうでした。
悩みと言えば、「食事・栄養」「オムツはずれ」
くらいだったかなと思います。
でも少し年齢が上がって、出来ることが増えてきて嬉しいはずなのに、
「あれ?ウチの子だけ逆上がりできない?」
とか、
「あのお友達英語が話せるんだ!すごい!」
とか、
「出来ること」を我が子の成長として、つまり
【去年の我が子】と【今年の我が子】との比較ではなく、
【他の子】と【我が子】との比較、で見てしまう。
そうする事で
「去年は出来なかったのにもうこんな事が出来るようになったね!」
という喜び以上に、
「あの子は出来るのにウチの子は出来ないんだ」
という足りない部分にばかり目がいってしまう。
これは幼稚園くらいから始まり、小学校に入ると「勉強」や「テスト」が始まる事でより顕著になってきます。
これ、本当にアルアルですよね。
石田さんいわく、
人を育てる最大原則は、『その子の長所を伸ばすこと』
でも現実はこの理想とはかけ離れてしまっている、という事になります。
誰もが抱える理想と現実のギャップ。じゃあどうすればいいの?
じゃあ一体どうしたら、この理想と現実のギャップは埋められるのでしょう?
石田さんはいいます。
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現実多くのママさんは毎日ご飯作ってるでしょ。
毎日毎日。今年だけじゃないよね、来年もやるよね。もうずっとでしょ。
それに掃除洗濯やるんだよね。
もうこれだけですごいよね、明らかに。
そこに子育てが入ってきて、それで仕事も持ったらもうスーパーウーマンですよって私は言ってるのね。
だからイライラが出ないほうがおかしいし、思い通りにいかないと当然何かに当たってしまったり、叱ってしまったりっていうことは当然あるじゃないですか。
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うんうん、あります。
忙しさからついイライラ、疲れからつい八つ当たり・・・
自己嫌悪に陥るこれらのことを、
「当然ある」「あって当たり前」と言っていただいたことで
気持ちがスーッと楽になりました。
とは言っても、やっぱりイライラや叱ること、ない方がいいに決まってます。
石田さんの言葉を借りるなら、
『どうせだったら楽しい雰囲気で過ごしたい』
まさにコレです。
じゃあ、どうしたらいいのか?
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子供よりも自分の心を自分で引き上げていくっていう、自分をいかに楽しませるかとか、こっちの気持ちを持っていった方が子供に実はいい影響がいくという。
子供に視線を向けすぎると何が起こるかというと欠点が見えだすから。
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なるほど。
子どもに目線がいきすぎているから、欠点を直そうという方向にいってしまうんですね。
ただ、自分のための時間を過ごしたり、
自分を優先させることが自分の気持ちを引き上げることは
何となく分かっていても、「それでいいんだ」という声がある一方で、
「本当にいいのかな?もしかしたら我儘なんじゃないかな?」
という心の奥からの不安が聞こえてくることもあります。
でもここで、やっぱり
「自分優先でいい。それが子供や家族にとっても一番」
ということを、
教育のプロフェッショナルである石田さんは提言してくれたのです。
自分のココロを引き上げるポイント
家族のためにはママ自身が自分の気持ちを上げる意識が大切、ということは分かりました。
じゃあ、「気持ちを引き上げる」ってなに?
具体的にどうすればいいのでしょうか。
この疑問にも石田さんは答えてくれました。
ポイントは6つあります。
- 1)この人と会うと元気になる人を用意しておく
直接人じゃなくても動画でもいい
この人と会う、この人の話聞くとテンションがあがるって人を見つけておく つまり、自分の中でマイパーソンを作っておくということ
- 2)この場所に行くと元気になるという場所を用意しておく
自分のマイスポット
山や海といった自然でも、カフェや映画館など、どこでもいい
環境や景色が変わることで、自然とプラスになれる場所を作っておくということ
- 3)この本を読むと元気になる本を用意しておく
自分の気分が落ち込んだ時にその本読むと元気になれる、
何回読んでも「いい!」と思える、そんな本を用意しておくこと
- 4)これ食べるとテンションが上がる食べ物を見つけておく
人は好きなものを食べただけでゴキゲンになりますよ
それと一緒
美味しいものを食べると自然に気分も上がる、味覚から変えていく方法です
- 5)この音楽を聴くとテンションが上がるという音楽を用意しておく
マイミュージック。アスリートもみんな持ってますよね
音楽って凄い効果があるんです
- 6)自分のテンションを上げてくれる香りを用意しておく
最後は嗅覚です。
家の中で子供が感情的になってイライラしている時に、
アロマをすーっと香らせると空気が変わる、なんてこともよく聞きます。
人間は五感を通じて情報を取り込みます。
その入口の部分である目、耳、鼻、口を変えていく。
気分がよくなると、人にも優しくなれますよね。
ママ自身が自分の人生を楽しみましょう
最後に残して頂いた石田さんからの強いメッセージがこれです。
・自分の機嫌は自分で取ろう
・ママ自身が自分の人生を楽しみましょう
子どもの行動や言動で自分の気分を左右されるのではなく、
自分の機嫌は自分でとる。これが大事なんです。
自分の機嫌を整えてその上で、子供に向き合うことで関係性も変わってくるはず。
ただここで一つ注意点。
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人間は、いつも良い調子ではいられないから、上がったり下がったりもする。
だから常に気分を上げなきゃ、とか、下がっている自分を責めたりする必要はない。
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確かにここを意識しておくだけで、楽になります。
下がっている自分も受け止めながら上げる工夫をしていけばいいのだと、
前向きになれる言葉です。
∇ママが笑っていることが子供にとっては一番嬉しい
∇子供が大事だからこそママは、自分のココロを引き上げることに意識を向けていこう
石田さんからのこんな言葉を胸に、これから子供たちとの生活を楽しく過ごしていきたいと思います!
毎日、たった5分。私のための時間。
ご家族や子どものために沢山時間を使うけれど、自分に使うための時間を持てていますか。
あなたの「楽しい」「面白い」「ワクワク」といった感情を置き去りにしていませんか?
毎日、たった5分だけ、自分を見つめる時間をもつこと。
「今日から実践する、ライフスタディ習慣」は、あなた自身の視野を広げ、あなたに関わる全ての人の暮らしを豊かにするための、学びの習慣です。
特集ページにてコラムを配信中!ぜひご覧ください!