台湾を代表する果物『台湾パイン』
台湾のお土産といえばパイナップルケーキ鳳梨酥(フォンリースー)。クッキー生地の中に甘いパイナップルの餡がぎっしりと詰まった焼き菓子です。
パインは台湾を代表する果物なんですね。
そんな台湾パインは芯まで食べられるほど甘いのだそう。
食べてみたいな〜。
とはいえ、そのほとんどが中国に輸出されていて、日本ではあまり見かけることはありませんでした。
が…!
諸々の事情があって、最近は日本のスーパーに並ぶように。
先日、遠鉄ストアに行ったらフルーツコーナーの足元に置いてあるじゃないですか!
パインの食べ頃っていつ?
甘さを極めた台湾フルーツ濃厚『極』鳳梨。
お値段は600円くらい。
イチゴより高くてちょっと迷ったけれど買ってみました。
今回購入の台湾パインは、
実と葉を合わせた高さが27cm。
実の部分だけだと高さ19cmくらい。
フィリピン産のパインと比べると葉が小さく、ポンポンの付いた毛糸の帽子みたいなフォルム。
食べるのがもったいないほど可愛くて、しばらく飾っておきましたが、パイナップルはイチゴと同じで追熟しない(収穫後それ以上甘くならない)そうで、食べ頃は購入してすぐなのだそう。
知らなかった。早く食べよう〜。
でも、少し置くことで酸味が抜ける効果はあるようですよ。
ムダの少ないパインの切り方動画発見!
さて、丸ごと買ってきたこのパイン。
どうやって切ったらいいのかな?
You Tubeでパインの切り方の動画を検索していると、ベトナム人カップルの紹介する動画に行き当たりました。
いくつか動画を見たけれど、この切り方が一番実を削がずにムダなく、かつ芸術的!
時々、関西弁の出てくるカップルがほのぼのとしていて可愛らしい動画です。
【誰でもできる】ベトナム流パイナップルの切り方【無駄を99%カット】
こちらのカップルが切っているのは、台湾パインではないようで芯を切り落としていますが、それ以外は同じでいいと思います。
真似をしてやってみた!(感想入り)
①まずは触ると痛いトゲトゲの葉っぱをバサッバサッと削いでいく。
…が、台湾パインの葉は持ち手としては短かったので、落とさなくても良かったかも。
②薄く縦に皮を削ぐ。
結局まな板に立てて削いでしまったので、葉の軸を持つことはなく、やっぱり葉は削がなくても良かったな〜。
全ての皮を削ぐとこんな風に。
黒い点々が残っているけれど、これでいいんです。
こうなったら、
③お尻を切り落として角の皮を削いで整える。
④斜め方向に沿って点々を2〜3個ずつ切り落とす。
パインって、よく見ると実が螺旋状に並んでいるんですね!それに沿って点々を切り取りますよ。
少しずつ、根気よく。
包丁を斜めに入れてこんな風に、2~3個ずつです。
はい!
点々を全部取り終えると、芸術的な螺旋状のカットの出来上がり。
パインがドレスアップしたよう。
少し根気はいるけれど、サクッサクッと切っていく作業は意外と楽しくて、出来上がりを見てさらにテンションが上がります。
見た目の割には単純な作業でできて、ムダが少ないですよ。
このまましばらく眺めていたいけど…食べやすくカットしていきましょう。
⑤上の部分を切り落とし、縦に半分、また半分、さらに半分にして⅛にしたら端から一口大にカット。
お皿に盛り付けたら完成!お味はどうかな?
皮を削いでいる時からパイナップルの缶詰のような匂いがしていました。
早速一口食べてみると…
甘〜い…!
パイナップル特有の酸味やピリピリ感がなく、パインジュースみたい。
芯の部分はというと、実にくらべると少し歯ごたえがしっかりしているけれど全然固くなく、ピリピリもしない。味は、甘みが少なくてあっさりしていますよ。
甘みの強い実と芯の部分を一緒に食べると、さっぱりとした甘さになるみたいです。
でも私は甘党なので実の部分だけで食べる方が幸せでした♡
ムダを減らすという面では、全部食べちゃうのが良さそうですね。食物繊維もたくさん摂れて一石二鳥かも。
一説ではパインは生で食べると酵素(ブロメライン)の働きでガン予防になるというので、ぜひ缶詰よりも生のパインをどうぞ。
もし、丸ごとのパイナップルをみつけたらこちらの切り方を試してみてくださいね!