子育てって家事に仕事もあると、毎日余裕がなくてイライラすることも多いです。
特にコロナ禍の生活は、親も子どももストレスが溜まります。心も体も健康に保ちたいですね。
そんな中、『一般社団法人 おもしろ健康教育研究所(通称:おもけん)』が、南区のみつばち保育園さんで子育て講座を開かれたので行ってきました♪
おもしろ・健康・教育、それぞれは馴染みのある言葉ですが、くっつくと途端に「どういうこと?」となってしまいます。
一体どんな活動をされている団体なのでしょうか。
伊藤さん(所長)と高橋さん(福☆所長)
『おもけん』は所長の伊藤さん(健康脚本家)と、高橋さん(健康女優 サワコ先生)を軸に、和尚さんやカメラ屋さん、主婦の方など、ユニークなメンバーで構成されています。
「健康教育を居眠りする暇がないくらい楽しい学びの場にしてしまおう!」と言う思いから、2010年にスタートして2018年に一般社団法人になりました。
おもけんの特徴は、サワコ先生が役になりきって所長が書いた脚本を演劇仕立てで伝えるというところです。
お二人とも普段は大学の先生をされていらっしゃるのですが、脚本を書いたり、役を演じる才能もお持ちなんですね~。
カリスマママ、サワコさんの登場~。
今回の子育て講座の内容は、「パパママの育児センスをアップ 健康力を育てる子育て~自立を促すかかわりのコツ~」でした。(みつばち保育園バージョン!)
対象は保育園に通われているお子さんのパパママと、保育関係の方々です。
挨拶が終わって早速登場されたのは、架空の保育園児”ミーちゃん”のママ、サワコさん!
オーバーリアクションでママを演じる姿はコントを見ているようで、会場も笑いが起こります。
おもけんのホームページの「サワコのキャラ図鑑」もそうなのですが、サワコ先生の七変化っぷりにちょっとビックリします。(ぜひ見てみてください。必見です。)
最初は奇をてらっているのかな?とも思いましたが、実際に講座を見てみると、なるほど~!でした。
今まで見てきた講座や講演は、講師と受講者の間に線引きがされていたように思いました。(勝手に感じているだけで、明確なものではないのですが…)
おもけんの講座はサワコ先生が当事者(私たち)サイドのキャラを演じることで、その境界線がなくなったような気がします。より共感できて、お話も受け止めやすくなりました。
ここまで役になりきれるサワコ先生がいらっしゃるから出来ることだと思いますが、ぜひ一度講座を聞いてほしいです♪
何より演劇を見ているようで面白いので、笑いながら学べます。さすがおもけん!
みんなでわいわい、すごろくタイム。
サワコさんの紹介の後は、4~5人のグループをつくってすごろくをしました。
こちらなんと、おもけん制作の「子育てやらかしすごろく」です!
サイコロの目で止まったマスを読み上げて、みんなでおしゃべりをしながら遊びました。
マスには「ベッドに置いたとたん背中スイッチが入り、ギャン泣き」など、
インタビューして集めた体験談(失敗)が書いてあります。
あるある~!や、わかる~!と共感することばかり。
私は「寝かしつけでノンタン1時間音読」に笑ってしまいました。
子育てという共通の話題で盛り上がり、お母さんたちがとてもいいお顔に。
みなさんの固さがほぐれたところで、グループのすごろくの様子をシェアして終了になりました。
やらかしすごろく、裏面はパパバージョンになっています!
(リクエストにこたえて作ってくださったそうです)
まだ試用版ですが、今年中に完全版が出来上がる予定です。
完成しましたら入手できると思いますので、おもけんのホームページをチェックしてみてください♪
「子育てやらかしすごろく」パパバージョンです。
すごろくをして会場の空気があたたまったところで、講座に戻りました。
少しだけ講座のおすそわけをしたいと思います。
まず、健康のために大切なことは生活習慣です。・・・と言われたら、わかってる~ってみんな思いますよね。
みんながわかっているということは、それだけ大切ということでもありますが…
わかっていても、出来ているかと言われると・・・ですよね~。
講座では健康力を育てるために、睡眠や食事以外に子どもへの接し方まで、これなら出来そう!と思えるコツをひとつひとつ教えてくれました。
私も今日からやってみよう!と思いましたけれど、「一度に全部やろうとしないでくださいね」と言われて、はっとしました。
全部やろうとして出来なくて、やっぱりダメだ~ってなるパターンですね…(わかります)
ひとつ出来るようになったらもうひとつと、少しずつ取り入れていくことも大切だそうです。
サワコママの「そんなこと、わかってるしぃ~」
お話ししてくださった中のひとつで、胸に刺さったのが「子どもができることを増やす」でした。
子どもが自分のことを自分できるようになる、というのが親としての望みのはずが、
実際は逆のことをしている…と、思い当たることがいくつもありました。
親が全部やってしまったら、子育ては大変なままですよね…。
今日よりも明日、子ども毎日少しずつできることが増えているので、
今、子どもがどこまでできるのかよく見るのが大切だと教えてもらいました。
講座の最後に流れた動画。
講座って、何を目的に聞かれていますか?
子育てに悩まれていれば、正解がほしいと思いますよね。
でも正解って「カバンの中も、机の中も♪探したけれど見つからない♪」ものなんですね。(井上陽水)
自分の中から見つけるしかないのだと、伊藤さんも仰っていました。
子育てしていて、孤独を感じることがたくさんあると思います。
ですが、決して一人ではないということを伝えたくて、伊藤さんも高橋さんもパパとママに寄り添った活動をされています。
もうすぐ子育てが終わられるお二人からエールを込めて、講座の最後に動画を流してくれました。
動画を見て、みつばち保育園のみなさんもじ~んとされていました。
今回の会場になった、みつばち保育園さんは病児病後児保育事業所(0歳~12歳)になります。
気になられた方はお問い合わせください。≫ホームページ
面白くて笑いながら学べる(最後はじ~ん)、「おもしろ健康教育研究所」の楽しい子育て講座、ぜひ一度聞いてみてください♪
●今後の開催予定はホームページをご確認ください。
●講演のご依頼はメール(omoken5209@gmail.com)、またはホームページのフォームからお願いします。