浜松地域の子育てママ向けスマホメディア「オンモプラス」が2022年12月にリニューアル。
KOSODATE BASE 浜松(子育てベースはままつ)として生まれ変わりました。

洗って!回って!食べて!?電車でGO!!(「天竜浜名湖鉄道」と「食の駅・十文字屋」さん)

目次

天竜浜名湖鉄道(てんはません)

waBiです。 こんにちは。 今日は古き良き歴史を 大切に保存されていらっしゃる 「天竜浜名湖鉄道(以下、天浜線)」の魅力と、 「天竜二俣駅」の楽しみ方をご紹介します。

まずは天浜線のツアー 「洗って!回って!電車でGO!」 こちらは小一時間で体験できますので、 天竜方面へ行かれる際にはぜひ、 お立ち寄りください! 天竜浜名湖鉄道リンク

味わい深い「天竜二俣駅」の駅舎

ツアーは、 天浜線「天竜二俣駅」で実施されます。 ぜひ開始時刻より少し早めに行き、 古い駅舎をじっくりお楽しみください。 旧国鉄だったという天浜線。

ちょっと歴史を遡りますと、 戦時中、日本の大動脈であるJR東海道線が もし狙われたら… 輸送手段を確保するため、 わざわざもう一つ 掛川~新所原に迂回ルートを作った。 それが始まりだったのですね。

しかも金属は武器に使うため、 駅舎の建設にあまり使うことができない… そんな背景があって、 天竜二俣駅は地元の天竜杉を ふんだんに使った作りになっているんだとか。 このツアーにはガイドさんが付いて、 解説をしてくれるんですが、 ご説明の端々に、 天浜線は古いものに価値があって 大切にしてきた ということを感じます♡

洗って~

さあ、ホームに列車が入ってきましたよ! この電車に乗って、車内から 洗車体験と 転車体験をします♪ 大きな洗車ブラシが水を出しながら、 ぐるぐる回るのを車窓から見るのは圧巻!

ブラシ、近っ(゚∀゚) 18メートルの車体がゆっくり前進して 洗車完了です。

回って~

次はツアーのメインイベント?! そのまま前進して、 転車台の方へゆっくり進みます。 車体は「ガタン」と大きな音を立てて、 転車台へ上がります。 上がりきったところで、 ゆっくりと回転スタート!

電車って前に進むだけじゃないの? 回ってるよ〜?!

大人も子供も、みーんな大興奮。 目の前に広がる扇型の車両庫の中には、 一つずつ違う装いをした、 個性豊かな天浜線のラッピング車両たち(*^-^*)

外からも見るよ~

充分車窓から堪能した後は下車して、 今度は外から転車台が動いている様子を 見せてくれます(°▽°)

ところで、 転車台を動かす巨大な部品があるのですが、 年季物であることが一目でわかります。 でも、まだ現役! 重たい列車を乗せた転車台を、 まだまだヨイコラショと動かせますよ。

それでも天浜線としては、 この部品がなくなってしまったら大変(゚o゚;;と、 九州で廃線になった鉄道会社から 部品を譲り受けて、 スペアとしてそちらも大切に 保管されているんだそうです。

古いものを価値あるものとして、 大切にされている天浜線。 大切に保存してきたものを 後世の人々に見せて伝えることも 大切にされています。 それにしても資料館に保管されている 鉄道関連アイテムの数の多さと言ったら、 すごい! 私が子供の頃、JRはまだ国鉄でしたが、 駅名の看板のフォントとか懐かしいなぁ。

いやいや、私も知らない時代の鉄道アイテムも、 たくさん収容されていました。

最後は資料館から徒歩で5分ほどかけて、 天竜二俣駅へ戻ります。 昔々SLが走っていた頃、 鉄道員は石炭で真っ黒になってしまうので、 駅舎にお風呂があったそうですが。 そんな風呂場の名残を見ながら… 遠州弁のキャラクターを見ながら… ガイドさんの愉快な説明を聞きながら… 駅舎へ歩いて戻ります。

内容がギューッと詰まった1時間ちょっとの、 地元の魅力を改めて発見したツアーでした。

最後に「転車台」ごと、食べて~(十文字屋)

一般の方向けのツアーは、 昼過ぎに終わります。 あ〜、お腹空きますよねぇ。

そんな時はぜひ、 天竜二俣駅前にある「十文字屋」へ。 (静岡県浜松市天竜区二俣町阿蔵147‐1)

コチラのお店、 地元三ケ日牛を使ったメニューも豊富なんですが、 ここは一つ!転車台体験記念ということで、 「天浜線転車台カレー」を 召し上がっていただきたいところです^_^

TH2100形を模した白米列車と、 Re+(リ・プラス)を模した青のり&パプリカ列車(≧∀≦) みなさんのお好みはどちらですか?

今回私は「Re+(リ・プラス)をチョイス。 車両前面はデンプンでできているとのことで、 かぼちゃのような甘いお味がしました(*^-^*) さあ、週末は天竜二俣駅へレッツゴー!

目次