手ぬぐいって使っていますか? お祭りのときだけ出して、後はしまいっぱなしというご家庭も多いのでは。
日常使いをしていないかもしれませんが、手ぬぐいって実は万能なんです。 というのも、昔は何でも手ぬぐいでした。手をふくのも汗をふくのも、体を洗うのも(手ぬぐい洗顔も以前流行りましたね) 万能なのは当たり前なんです~。
今ではあまり使われなくなってしまった手ぬぐい。その魅力をお伝えして手ぬぐいの良さを再発見してもらいたいと思います♪
ご家庭で使っているのはほとんどがタオルだと思いますが、我が家では数年前から手ぬぐいを愛用しています。 キッチンや洗面所の手拭きとして大活躍! 洗濯してもすぐに乾くので、遠慮なくどんどん使えます。
好きなサイズに切っても大丈夫!二つでも三つでも♪ 1/2サイズはおしぼりにしてもちょうど良い大きさです。
私は朝晩の洗顔後、顔をふくのに使っています。2枚でも実際は1枚分!! 手ぬぐいの何が素晴らしいのかというと、一番は薄くてかさばらないということです! 5枚でもこれだけ、省スペース!!
切りっぱなしの手ぬぐいは、ほつれてきそうと思われますが安心してください。
ほつれるのは1cmほどで止まりますので、ほつれた部分を切ってしまえば大丈夫。 なので、ほつれ防止に端の処理をしてあるものより、切りっぱなしのほうが乾くのも早くておすすめです!
手ぬぐいはコンパクトでかさばりません。つまり洗濯物も減るということです。
大量の洗濯物はお母さんたちの悩みの種…! 子どもが生まれてから爆発的に洗濯物が増えて驚きました。 梅雨の時期は特に乾かなくて困りますよね~!
成長とともに洗濯物の内容は変わりますが、兄弟が増えれば尚更、 タオル1枚でも減らしたい!! 我が家はお風呂上りはバスタオルではなくフェイスタオルですが(収納と干すスペース的にも) タオルでなくても大丈夫な場所は、タオルの手ぬぐい化やってみてください~。
機能面で優れているところをご紹介しましたけれど、手ぬぐいの良さはそれだけではありません。 手ぬぐいは色柄も豊富です! かわいい柄がいっぱいで選ぶのが楽しいです~。 ライターのアマオトさんが、手ぬぐいで子ども用の甚平が作れる記事を書いています。 ≫町手ぬぐいの甚平で浜松まつりデビュー かわいい柄の甚平を子どもに着せたらもっとかわいいですよね♪
手ぬぐいと言えば、かまわぬが有名ですが、 浜松には浜松注染そめという伝統の技術があります。
今は浴衣や手ぬぐいの染めに使われている注染そめ。 写真は「はままつ染め織りマーケット」で二橋染工場さんが実演されていたものです。
職人さんのよどみのない手さばきに魅入ってしまいました。 ちなみに記事TOP写真の真ん中が、その時染められていた手ぬぐいです。(出来たてほやほやをいただきました~) 注染そめは発色が良く、グラデーションも美しいです。鮮やかな色合いのものは華やかで、渋い色柄ものは味があります♪
注染そめでしたら、「喜多屋商店」さんの手ぬぐいがおすすめです。 「はままつ染め織りマーケット」にもご出店されていて、本当にたくさんの種類が並んでいました。 お店は持たずに主にイベントで販売されていますが、遠鉄百貨店でも一部扱っています。 遠州綿紬ぬくもり工房さんと同じスペースに置いてありますので、ぜひ見てみてください。 ≫母の日のプレゼントは「ぬくもり工房」で見つかる!遠鉄百貨店新館2Fにリニューアルオープン
一枚で世界観が表現されている手ぬぐいは、お部屋に飾ってインテリアとしても楽します! 写真は、100円ショップで購入した額に入れたもの。 我が家ではカフェカーテン風にしても使っています。
上下をとめてタペストリーにしてもいいですし、(専用のグッズも売っています) 適当な発泡スチロールに貼り付けて、ファブリックパネルにしてもいいです。 後ろに切れ込みを入れて挟めば(マスキングテープでとめても)簡単に出来ますよ~。 切ったりせずにそのままで、飾った後は手ぬぐいとして再利用♪ かわいい柄は使う度にテンションが上がります。
見て楽しくて、機能面でも素晴らしい手ぬぐい。ぜひ生活に取り入れてみてください。