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英語で体験!インドの伝統アート「マドゥバニ」

目次

インドのキルティさんをご紹介します♪

waBiです。
ナマステー。

今日は浜松に住んでいらっしゃる
インドの素敵な女性、
キルティさんをご紹介します。

キルティさんは5才の男の子の
ママでもあります。

キルティさんご自身は子供のころから
芸術に興味があり、造詣が深く、

大学ではインドをはじめとする
世界の絵画の歴史や美学について
勉強したんだそうです。

写真は、
キルティさんの作品の数々です。

ご専攻はインド式の壁画だったとか。

中でも伝統的な「マドゥバニ画」への
思いはかなりのもの♡

マドゥバニ画とは?

マドゥバニ画は、
ミティラー画とも呼ばれています。

起源は現在のインド、
ビハール州ミティラーマドゥバニ県で、
王女たちが宮殿から嫁ぐとき、

王様が画家たちに命じ、
祝いの品として、
新婚夫婦の新しい宮殿に描かせたもの

と言われています。

以来、3千年もの間、
この地に住む女性達によって、
家の床や壁に描かれ、
継承されてきました。

モチーフはヒンドゥー教にまつわる
宗教的な内容から、

植物や動物、人々と言った
宗教的な意味を持たない日常的なものまで。
(鳥、魚、人々、木々や花など)

そうそうこの画風、
アジアン雑貨店などで
見かけたこと、ある!!

「見たことある」と感じるほど、
独特な作風の印象をもつマドゥバニ画は、

インドのミティラーという
限られた地域だけに
受け継がれたこともあって、

絵の構図や秘められた意味を、
長い年月、守り抜いてこられたのかも
しれませんね。

たとえばマドゥバニ画では、
動物や人間の目は常に丸く描かれることが
多いですが、

三日月型の目を描くと、
それは怒りを意味するそうです。

また目の内、瞳以外の白い部分や
人間の皮膚などは無柄でもよいのですが、

ほかの目立たせたい箇所は、
細い線で網掛けしたりします。

主となる動物の周りには、
植物などを配置し、隙間を埋め、
無柄を残さないように。

また、絵のフレームとなる部分には、
幾何学模様を二重にも三重にも配置します。


ところでこれ、
どうやって描いているのでしょうか。

キルティさんによれば、
ペンとアクリルで、

しかも!!
フリーハンドで描くんだそうです(゜o゜)

描いてみたい!!

私も描いてみたいけど、
マスターするには大変なんでしょうねぇ…

「いえいえ、そんなことないです^_^」
 と、キルティさん。

「Let’s have fun together!」

(公財)浜松国際交流今日(HICE)では、
このインドのマドゥバニ画の
体験教室を実施します。

英語とアートを一緒に学べるなんて、
お得ですよね。

講座ではキルティさんが、
サンプル画を数枚お持ちして、

その中から各自、気に入ったものを描けるよう、
ご準備してくださるそうです~

「私、英語なんて話せないし(o_o)」
という方もご安心ください。

講座当日は英語の通訳者もいますし、
また、
キルティさんも日本語を勉強中なんですって♡

キルティさんご自身もインドアートを通して、
「日本のママ友達が欲しい」

という思いを抱いていらっしゃいますので、
みなさんお誘い合わせの上、
お申込みください^^

まもなく、夏休みに入ります。
お子様連れの参加もOKです!

・・・

取材にはキルティさんの他、
主催者であるHICE職員と、
当日お手伝いをしてくれるボランティアさんが
来てくれて、

みんな、キルティさんの話す
「マドゥバニ画」に興味津々~

④ 英語で体験!インドの伝統アート

日 時:7月9日、16日、23日、30日
        (全4回)火曜日 10:00-12:30

場 所 :浜松市多文化共生センター
   (クリエート浜松4階)
   浜松市中区早馬町2-1

参加料: HICE会員 5,000円 一般 6,000円              
            (全4回・材料費込み)

どうしても連続での受講が難しい場合には
日割りしますので、ご相談ください。
(一般1,700円/回 ・ HICE会員 1,500円/回 )

申込 :053-458-2170(HICE)

・・・

なお、事前に500円で体験講座もあります。
お試ししたいという方は、そちらもどうぞ♪

日時 :  7月2日(火)10:00-12:30

場所、申込先は上記と同じです。

HICEホームページ
http://www.hi-hice.jp/index.php

★おまけ情報★

マドゥバニ画(ミティラー画)に
興味を持ち、

もっと知りたくなったら…

実は日本に、
専門の美術館があるそうです(/・ω・)/

新潟県十日町「ミティラー美術館」
http://www.mithila-museum.com/

夏のお出かけに、
ちょっと足を延ばしてみては
いかがでしょうか。

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