「ペネロペ」ってご存知ですか?
知らない方も、この絵のタッチは見覚えがあるかもしれません。
そうです!「リサとガスパール」と同じ作者です!
「リサとガスパール」のお話は読んだことがないのですが、
キャラクターは有名なので知っていました。
子どもが生まれてから、読んであげる絵本を探していたとき、
教えてもらったのが「ペネロペ」でした。
日本の絵本にはあまりない油絵のタッチも魅力です。
不思議な色彩感覚に最初は慣れませんでしたが、読んでいるうちにかわいらしく見えてきます。
コアラの女の子が主人公。
主人公はちょっとうっかりやさんの3コアラの女の子。(3歳)
自分でも「ちょっとうっかり」と言っているだけあって、うっかりの連続です。
お友達のリリーローズ(ゾウの女の子)、セザリーヌ(シロクマの女の子)、ストロンボリ(イヌの男の子)、アラジン(トラの男の子)や、
お父さんお母さん達と、毎日楽しく遊んだり、幼稚園に行ったりする姿がほほえましいです。
意外と知育系なところも
我が家でよく読まれているのは、「おはなしえほん」シリーズです。
「ペネロペ ひとりでふくをきる」
「ペネロペ かずをかぞえる」
「ペネロペ いろであそぶ」
「ペネロペ あいさつできるかな」
「ペネロペ かたちをおぼえる」
「ペネロペ はるなつあきふゆ」
などなど。どれも絵本を読みながら、数や色、あいさつについて知ることができます。
「おなかすいたね、ペネロペ」はおじいちゃんのお手伝いで、牧場の動物達に一人でエサをあげるお話です。
ネコやニワトリ、ウサギやカメさんが食べるのは何だろう。パンかな?さかなかな?ニンジンかな?
ペネロペが毎回「うっかり」間違えるのもかわいいし、読み聞かせ慣れすると子どもがペネロペより先に「答え」を教えてくれたりもします♪
絵本のカバーですが、ズレたり折れたりするのが気になってしまうので、外す派です。
つけたままの場合は、マスキングテープで止めておくといいですよ。
(紙によっては、はがすときに破れることもあるので気をつけてください)
「しかけえほん」シリーズも楽しいです♪
やっぱり、自分でできる楽しさと、動きのある面白さがしかけ絵本のだいご味ですよね~!
「ペネロペ まきばへいく」
「ペネロペ ようちえんにいく」
我が家にあるのはこの二冊だけなのですが、娘はしかけ絵本のほうが好きで、
何度も読んで~と言ってきます。
読みすぎて飽きてしまっているので(親のほうが)、そろそろ追加で買いたいと思っています。
さらにおすすめなのは、アニメの「うっかりペネロペ」です!
(タイトルに「うっかり」って付いてる♪)公式サイトはこちら。
「文化庁メディア芸術祭」アニメーション部門優秀賞(2007年)も受賞されていて、
絵の具で描かれた絵本の雰囲気をそのままに、丁寧に作られたアニメーションです。
一話5分と短いのですが、上品で心地の良い音楽の中、ゆったりと流れる時間を感じられますよ。
なにより実際の女の子がやっているペネロペの声がかわいい!!
しゃべっているペネロペのお耳が揺れているのを眺めていると、癒される~~(笑)
「うっかりペネロペ」ぜひ一度見てほしいです♪
見終わる頃にはお子さんと一緒に「ペ〜ネロペ、ペ〜ネロペ、コ〜アラ〜の女の子〜♫」って歌ってしまうこと間違い無し。
やさしくてあたたかい空気感が作品全体にありますので、親のほうが癒されてしまいますよ。
男の子にも女の子にもおすすめ、そしてお母さんにも大大おすすめの「ペネロペ」でした♪