今年で10周年を迎えられる「絵本のお店 キルヤ」さん。
初めて行ったのは、8年ほど前でしょうか。浜松に絵本専門のお店があることに驚いたのを覚えています。
その頃から変わらない、かわいらしい雰囲気のお店です。
「キルヤ」というのはフィンランド語で「本」という意味だそうですよ。
棚には、店長の星野さんが選りすぐった個性豊かな絵本が並んでいます。
おすすめの絵本はありますか?とお聞きしたところ、どれもおすすめで選べないご様子でした。(ですよね~!)
星野さんは子どもの頃からずっと絵本を読み続け、絵本とともに過ごし、ついには絵本屋さんになられた、つまり絵本のベテランの方!
ですが、ご本人はそれほど絵本好きだと思っていなかったそうで、当たり前に絵本があるという空気感をお持ちの、自然体で素敵な方です。
ちなみに、星野さんの思い出の絵本は「にんじん」(さく・え せなけいこ)だそうです。
お母さんに、読んで読んで~と迫って(!)いたそうですよ。
だいぶ読み込まれている「はなのおうち」「きのこのおうち」の2冊(写真左)は、お店に行かれたら是非開いてみてください。大人も楽しい仕掛け絵本です。
娘もキルヤさんに行く度に、この本を読んでいます。(そろそろ買う?)
こちらのキノコいす(写真右)に座って本を読む姿もまた可愛いです。ちょっと写真に撮って思い出作りにどうでしょう。
おすすめ仕掛け絵本「ごきげんな きいろい はこ」
シンプルな絵ですが、愛嬌のあるキャラクター(はこ)が特徴の絵本です。
こちらも是非手にとって見てみてください~。
浜松学芸高等学校の美術過程の生徒さんたちが自ら企画を持ち込み、
グルーブ展の発表をキルヤさんでされています。
一年生が二年生になり、次の学年に受け継がれて今年でなんと6回目!
毎年、本にまつわる企画で、今年は「かみの本っていいよね」です。
そして、4月から行われる「nuwasu はままつ展」 4/6(土)~22(月)
岐阜のぬいぐるみ作家さんの、静岡で初の個展です。
生き物をリアルに作ったものと、イメージをふくらませて作った独自のぬいぐるみ(写真右と真ん中)があるそうです。こんな子たちがたくさん並びますよ~!
一見すると大人向き?なイベントもあったりしますが、いつでもお子さん連れ大歓迎だそうです。(絵本のお店ですから!)
お子さんに絵本を読んであげるのはもちろん、置いてあるおもちゃでちょっと遊ぶことも(その隙にお母さんが絵本を見たり)できます。
普通の本屋さんにはなかなかないラインナップに目移りしちゃうかもしれませんね。
(選べないときは星野さんに相談してみてください~)
お店の中はゆったりと時間が流れていますので、絵本の世界に浸ってみてください。
キルヤさんに行けば、その時にぴったりの一冊に出会えるかもしれません。
基本情報
絵本の店 キルヤ
https://kirja.exblog.jp/
静岡県浜松市中区紺屋町300-10
TEL/FAX 053-477-2687
営業時間
月木金 12:00-18:00
土日祝 11:00-18:00
定休日 火・水曜
P1台(店舗東側駐車場・一番手前の角)