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演奏できる、楽しめる!YAMAHAの新施設「イノベーションロード」

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7月3日オープン。音と映像を体験できる企業ミュージアム

つい先日、新社屋が完成した浜松市中区中沢町のヤマハ本社。
この1階に、ヤマハ130年以上の歴史の足跡を展示し、そして楽器演奏などの体験ができる「イノベーションロード」が7月3日にオープンしました。

とにかく展示数が多い!楽器の数々

楽器展示コーナーには、2000万円のフルコンサートグランドピアノ「CFX」をはじめ、管楽器・弦楽器・打楽器や鍵盤楽器・電子機器など、ヤマハが製造してきた楽器が展示されています。

嬉しいのは、展示された楽器のいくつかは体験できること。
管楽器ではトランペットが展示されていて、すごい音がするんじゃないかと思いきや、全然音がしない。
ミュート機能付きでした!

電子ドラムがあったので子どもが叩いていたのですが、スティックで叩いても、パコポコという音しかしません(!)。
ヘッドフォンを付けてみると、ちゃんと打楽器の音がするから不思議です。

ギターやバイオリンも弾けました。

ギターの中には、ぱっと見た目アコースティックっぽいのですが、中に基盤が入っていて、音を変えられるようになっているものも!
子どもが弾けるサイズのもありましたよ。

子どもが楽しめた体験はこれ!

まだ身体が小さい子はなかなか大人サイズの楽器を演奏できないのですが、とても楽しんでいた楽器が。

それは、館内に入ってすぐに置いてあった、この電子ピアノ。
鍵盤を押すたびに天板には色が違う虹が出てきたり、水の波紋が広がったり。

星座や紅葉など、いろんな種類があったので、ここにずっといられるほど楽しめましたよ。
これは製品ではないプロトタイプとのことですが、こんな素敵な楽器が家にあったらいいなぁ。

イノベーション・ラボコーナーにあった、バーチャルな体験機器。

赤や青のボンボンが付いたスティックを持ち、動かすと、何やら不思議なCGが動く……!?
顔の位置も認識しているみたい。
面白かったです!

楽器作りについても学べる

家族でヤマハ掛川工場の見学にも行ったことがありますが、ピアノを作る工程って本当に様々で。
印象に残ったのが、最後のあたり、音を作る行程でした。
こればかりは人間が「聴覚」など感覚を研ぎ澄ませて仕上げるのですが、ほんっと、プロの仕上げってスゴイです。数mm以下の差、針の一刺しで、全然音が違う。

ピアノの塗りの仕上げが見分けられますか?
とか、
こんな薄い部品で調整しているんですよ。
とか、
子どもと一緒に「技術者ってスゴイ!」体験ができるので、壁際のピアノ製造工程コーナーもぜひご覧いただきたいです。

そんなスゴイ技術者たちの結晶が、2000万円のグランドピアノ、CFX。
2000万円って、書いてないけど、テレビで言ってました(笑)

このピアノ、弾いていいんです。
自由に。

違いが分かる方は、きっと感動すると思います!

どうやって見学できるの? 夏休み中は?

この「イノベーション・ロード」は完全予約制。
私たちは、最初の土曜日ということで、早めに予約をしていきました。
電話のみの予約です。

見学は無料です。

日・祝・月曜日が休み。
子どもの夏休み期間中は、基本的にやってますが、会社の夏季休暇中はお休みみたい。
カレンダーを見たら、2018年は8月12日~20日がお休みでした。

赤電の高架下にある本社入口から入り、車は左側にある守衛所隣の来客用駐車場へ。
守衛所で名前を言って受付してから、入館。
という流れです。

ちなみに、
守衛所と駐車場の間の横断歩道……

何かの楽器の模様です!
お見逃しなく。

そして、おみやげ等はありません(笑)
が、素敵な楽器体験を持ち帰ることができますよ。

イノベーションロード利用案内

浜松市中区中沢町10-1
ヤマハ株式会社本社事業所内
開館時間 9:30~17:00(受付16:00まで)
休館日 日・月・祝日(年末年始・夏季・GWは会社が定めた休日)
予約・問い合わせ電話番号 053-460-2010
アクセス:
https://www.yamaha.com/ja/about/innovation/access/

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