とにかく観てほしい…♡
2月10日より絶賛上映中の映画
『今夜、ロマンス劇場で』
公開間もないですが、
映画好きの間ではかなりの評判作です♪
まず、このポスター。
もうコメディー感満載ですよね(*^-^*)
実際、かなり笑えます。
ドタバタ感とか、ドS発言とか、キザな台詞とか(笑)
でもね…
それがあらまぁどうしたことか…
後半は、もう泣きっぱなしですよ(;´Д`)
ラストシーンなんて、もうあなた…
嗚咽しちゃいますよ( ノД`)
でも、いかにも「泣かしてやろう」
と狙って作られてはいない。
登場人物たちの心情がとても丁寧に描かれている。
だからこその内からこみ上げる涙です…
とってつけたような人物像ではなく、
ちゃんとその人柄が感じられる描き方。
誰かに憧れる気持ち
好きで好きでたまらない気持ち
どうしたら良いのか分からなくなる程
押さえられない気持ち
もう、これは…
騙されたと思って、観に行ってみてください♡
《ネタばれ無し!ザッとあらすじ》
映画監督を夢見る助監督の青年・牧野健司は、
通い慣れた映画館「ロマンス劇場」で、
忘れ去られて埃をかぶった1本のモノクロ映画を見つける。
その作品は『お転婆姫と三獣士』。
健司は映画の中の美しいお姫様・美雪に恋をする。
映画の世界観にも引き込まれ、
美雪の姿を観たいがために、
連日ロマンス劇場に通い、一人でこのモノクロ映画を観るのだった。
そんな健司を見て、映画館主は言うのだった。
「そんなに好きならこの女優に会いに行けばいい」
しかし、それはかなわぬ夢。
なぜならこの作品は戦前のものであり、
美雪を演じる女優もこの世を去っている…
ところが、ある日、奇跡が起こる。
『お転婆姫と三獣士』が人の手に渡ることになり、
最後のお別れ…と健司がスクリーン上の美雪を見つめていると
突然の落雷・停電。
再び明かりがついた時、そこには会えるはずのない美雪が居た。
しかも白黒の姿のまま…
お姫様・美雪は健司に言い放つ。
「今日からお前は私のしもべだ。」
そこから、美雪をかくまうため、2人の共同生活が始まる。
映画のお話通り、わがままでお転婆姫の美雪。
「身分が違うのだから触れるな!」
と健司をはねつけるのだが…
モノクロしか知らなかった美雪に、
カラフルな世界を見せ
色の名前を一つ一つ教える健司。
一緒の時間を過ごすうちに、2人はどんどん惹かれあっていく。
しかし、美雪には秘密があった。
モノクロ映画の世界から、こちらの世界に出てくるための代償…
その代償は、惹かれあう2人にはあまりにも酷だった。
そんな大きな代償を引き受けまでして、
なぜ美雪は映画の世界から出てきたのか…
ずっと一緒にいたい…
そう願う2人の想いは叶うのか…
綾瀬はるかさんの美しさに見惚れます♡
「綾瀬はるか史上、一番美しい綾瀬はるかを撮りたい」
と決意していた武内監督。
その言葉通り、
綾瀬はるかさんの美しさは溜息ものです♡
クラシカルな衣装も乙女心をくすぐり、
細部まで飽きさせません。
映画館でしか楽しむことのできないオリジナルストーリーを…
漫画や小説の実写化が多い昨今。
映画館だからこそ楽しめる、
映画好きが作る、
映画好きのための作品
とも言えます。
これは是非とも、映画館で…
大切な人と一緒に観ると、より心に沁みると思います♡