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子供と一緒にお話の世界へ!ミュージカルはいかが?

こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
今週は雨が続き,洗濯物の乾きが気になるMATIOです。

今日は8月のミュージカルのご案内です☆

目次

ダンスも歌もお芝居も!それがミュージカル!!

高校時代に演劇部だったMATIOはお芝居やミュージカルが大好き!!

なかなか大人になってからお芝居をするチャンスはありませんので、
もっぱら鑑賞専門です。

最近では子供たちが楽しめるお芝居を観に行くことも増えました。

子供のための、と言っても、大人が観ても見応えのあるものが多いので、
子供の頃に帰って楽しんじゃっています(笑)

そんなMATIOが夏休みにおすすめなのが

「松風ミュージカル21 20周年記念公演
 ミュージカル さくや」

浜松市南区にある松風ミュージカル21さんによる、ミュージカル公演です!!

「ミュージカル」

というと、セリフの途中からいきなり歌になる!!みたいなイメージですよね(^_^;)

普通のお芝居と違って、ちょっととっつきにくい印象、ありませんか?

もう慣れちゃったMATIOはともかく、うちの娘たちはちょっと引き気味・・・。

魅力は一体どこにあるのか、松風ミュージカル21 講師(演出補)YUKKOさんにお話を伺っちゃいました!

YUKKOさんはもう20年以上お芝居やミュージカルに携わっている笑顔がチャーミングな女優さんです。

今回のミュージカルにもご出演されていますが、
素顔はとっても素敵な女性なのに、なぜか役のほとんどが男役だそうで、
勿論(?)、今回の「さくや」でも男性の役なんだそうです。

女性が多い分、男性の役を女性がすることになるのは仕方がないことですが、
宝塚みたい・・・
と思って伺っていると、
今回、脚本・演出をされている、鈴木良枝さんは元タカラジェンヌなんだそうです!

舞台も華やかになりそうですね。

では。
まず「ミュージカル さくや」は、どんなお話なんでしょうか。

「さくや」とは、女性の名前です。
それもずーっとずーっと昔、神話の時代の「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」のことなんだそうです。

古事記や日本書記に登場するさくや姫は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫、邇邇杵尊(ににぎのみこと)と結婚、昔話でも知られる「海彦山彦」のお母さんです。

さくや姫とににぎのみことは(漢字で書くととても難しいので、平仮名で!)、お互いに一目ぼれして結婚することになりますが、
さくや姫のお父さんである山の神、大山津見神(おおやまつみのみこと)がさくや姫の姉である、磐長姫(いわながひめ)も一緒に、ににぎのみことに嫁がせることにしました。
しかし、容姿が醜かったいわなが姫を嫌い、ににぎのみことはいわなが姫を実家に返してしまいます。
また、結婚してすぐ(それも一日で!!)身籠ってしまったさくや姫を怪しみ、お腹の子供は自分の子供ではないと言い出すににぎのみこと。
彼の子供であることを証明するために、さくや姫はすごいところで出産するんです・・・。

書いていても思いました。

ににぎのみこと、最低(笑)

そしてそんなににぎのみことを演じるのが先程紹介したYUKKOさんなんです。

「ほんとにクズな男で、台本読んでがっかりします(笑)。」
と笑うYUKKOさん。

でも、一つの舞台ごとに違う人間になれるのがお芝居の楽しさです、とのこと。

以前、「シンデレラ」のミュージカルの時には、
シンデレラをいじめる意地悪なお姉さん役をされたそうで、
ドレスを着て、高らかに笑いながら意地悪なセリフをシンデレラに言い放つのはかなり楽しかったそうです。

確かに実生活では絶対に言えないセリフを言えちゃいますし、
それが男役なら性別も変わることになる訳ですから、本当に別人ですよね。

そしてミュージカルは、そこに歌もダンスも加わりますから、終わった後の爽快感、一体感は格別なんだそうです。

舞台を作るのは役者だけじゃない!

当然ですが、一つの舞台を作るには演者の他にもたくさんの役割がありますよね。

今回はそんな舞台裏についても伺っちゃいました。

まずは小道具。

松風ミュージカル21さんでは、決まった小道具担当者さんいらっしゃるわけではないので、
皆さんで協力して作られるんだそう。

今回は舞台が古代。
そこで弥生時代の風俗を参考にするために本を調べたんだそうです。

例えば食事の場面。

食器は素焼きの茶色っぽいお皿じゃないかということで、
紙皿を茶色に塗って使うそうです。

料理は、木の実と焼き魚、というメニューを再現(笑)
木の実は、団員のお子さんたちが公園で拾ってきたどんぐり。
焼き魚は紙粘土で形を作り、着色するそうなんですが、
その出来栄えたるや、まさに焼き魚!!なんだそうです。

色を塗ったのは団員の中で絵の上手な方。
全体がはっきり見えるチャンスはそれほどないそうですが、
細かいところまでしっかり作っているんですね。

担当の方がいない分、自分たちで考え、探して作り上げていくそうですから、
必然的に日頃のお買い物でも、
これ今度の公演に使えないかなぁ・・・!という目線になっちゃうそうです。

あと衣装も。
団員手作りのことが多いそうです。
脚本や演出さんのイメージをどうやって形にすればいいのか、頭をひねりながら作り上げるそうですが、
何年か前の衣装をリメイク!なんてこともあるそうですよ。

男役が多いYUKKOさん。
実はそんなにすごく背が高い方ではないんです。

なので、今回も衣装は古代の衣装ですが、
足元はハイヒールなんですって!

気になってチェックしちゃいそう(笑)

本物みたいにリアルな焼き魚

今回のミュージカルは、

静岡県を代表する富士山の本宮、浅間大社に祭られているさくや姫を題材としたお話で、

松風ミュージカル21さんの20周年記念公演なんだそうです。

団員さんたちは二年に一度のこの公演に向け、日々練習されているそうです。

大人ばかりではなく、小学生・幼稚園といった小さいお子さんもいらっしゃり、
勿論今回の公演でもさくや姫の子供役で出演するそうです。

団員は常時募集しているそうですので、
興味を持っていただいた方はぜひホームページやブログを覗いてみてくださいね。

ダンスだけの教室や歌だけの教室はありますが、
どちらも必要で、更にお芝居の要素も必要なミュージカル。

色々なことに挑戦したい方にはもってこいかもしれませんね。

また、ダンスだけの教室もありますので、ミュージカルはちょっと・・・っという方はそちらもおすすめかも。

今回の公演でも、ダンスのクラスの生徒さんもダンスのみの場面で出演されているそうですよ。

一生懸命な子供たちは本当にかわいい!とYUKKOさん

お芝居は想像力を、
音楽やダンスは感性を養います。

それは子供だけじゃなく、私達大人にだって必要ですもんね。

日常とは違う世界で羽を伸ばすことができるのも、ミュージカルの魅力の一つかもしれません。

初体験の人も、そうでない人も、
8月最初の日曜日にダンスと歌とお芝居を楽しんでみませんか?

チケットは直接、松風ミュージカル21さんへどうぞ~。

松風ミュージカル21
TEL 053-461-7735
FAX 053-461-0630
http://www.matsukaze21.zzs.jp

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「ミュージカル さくや」

日時:2017年8月6日(日)
      昼の部 / 12:30開場   13:00開演
      夜の部 / 16:30開場   17:00開演
場所:浜松市勤労会館Uホール
料金:1,000円 (全席自由席)

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