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みんなと同じことができなくても大丈夫!

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今年で28年目!親子サークル「チューリップぐみ」におじゃましました。

「幼稚園入園前の準備に何かできる事はないかな?」
「我が子のために何かしたい!」

親子サークル「チューリップぐみ」は、そんなママたちの思いからはじまった、ママたちによる“自主運営サークル”です。

その取り組みが広がって、今では浜松・磐田・袋井で計10サークルが活動しています。

それにしても『28年目』って、すごいですよね!
最近では、「チューリップぐみ」の卒業生がママになり、我が子を連れてまた「チューリップぐみ」に参加する…なんてこともあるようです。

今回は、「チューリップぐみ」発祥の地、浜松市南区五島で活動する「五島チューリップぐみ」におじゃまさせてもらいました。

最後には、子育てママたちにぜひ読んでもらいたい、チューリップぐみ・きよみ先生からのメッセージもありますよ~

鯉のぼりとあそぼう!…ってそういうこと!?

取材のお願いをした際に、五島チューリップぐみの会長さんから「今回の活動は『鯉のぼりとあそぼう』です!」と聞いていたので、

そうね、子どもの日が近いしね。(取材当時)
画用紙とかで鯉のぼりを作って遊ぶのかな。

と、ほのぼのした光景を想像していました。

ところが… 登場したのは、

あれ…????

本物の鯉のぼり。

しかも、最近はなかなかお目にかかれない“屋根より高い”級の大きさ。

さらに、

あら…????

鯉のぼり、大家族。

そして、この鯉のぼりに…

まぁ…!!!!

乗るのね!!

鯉のぼりに乗れるなんて、絵本みたいな世界ですよね~。

はしゃぐというより、けっこうくつろいでいる子が多くて、その姿が最高にかわいい♡

そして、自ら鯉のぼりに食べられちゃう子も多数。

居心地がいいのか、一度入るとなかなか出てこない。

鯉のぼりでこんなふうに遊べるなんて、なかなかできない経験ですよね。

家でやられたら、たぶんママたちの怒りが“屋根より高く”なっちゃいます。笑

特に相談の時間を設けなくても、「◯◯君もおいで~」とか「そろそろ交代するよ~」なんていうふうに、ママたちで声をかけあいながら、スムーズに進んでいく活動。

その様子からは、

ママたちのコミュニケーションがしっかり取れていること、

そして自分の子どもだけでなく、他の子どもたちのことも互いに気にかけていること、

そんな「五島チューリップぐみ」の雰囲気がすごくよく伝わってきました。

鯉のぼりとあそぶ以外にも、ママやお友だち、先生と触れ合える活動が盛りだくさん! 詳しい活動の様子はブログで紹介されているのでぜひご覧くださいね。

これからも、お楽しみがいっぱい♪ ー今後の活動予定ー

《五島チューリップぐみ》

活動場所*五島協働センター(南区福島町242-1)
活動日時*金曜日10:00~11:30(8月はお休み)
対  象*歩けるようになった子~未就園児
会  費*2000円/月(保険料1320円/年)
問い合せ*goto_tulip@yahoo.co.jp

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今後の活動予定の一部を紹介すると…

ジャガイモ掘り/牛乳パック椅子作り/砂場遊びとザリガニ釣/新聞紙で遊ぼう /七夕/夏祭り/水遊び/ドングリ拾い /運動会/みかん狩り/ドングリで遊ぼう/クリスマス会/お正月遊び/節分/アルバム作り/ひな祭り などなど。

普段はなかなか出来ない体験や、季節を感じられる遊び、思い切り体を動かせる活動がいっぱい!

……楽しそう!!

ちなみに、6月に行う予定の『牛乳パック椅子作り』は毎年大好評の活動だそう。

椅子の他にも、テーブルや踏み台として、たくさん繋げて橋に変身!など、大活躍の牛乳パック椅子。

私もお友だちの家でこれを見て、作ってみたいなぁ!…と思ったんですが、自分一人では、なかなかやれないんですよね。 (私だけ?)

「五島チューリップぐみ」では、これまでたくさんのママたちが取り組んできた経験から培った、 「より簡単に!」「より丈夫に!」作る“秘伝のコツ”を教えてもらえるみたいですよ。

ママが自分のために作ってくれた“世界に一つだけ”の椅子、子どもたちも嬉しいだろうなぁ。

新規メンバー募集中!

「チューリップぐみ」では、新しいメンバーを募集中です。

体験もできますので、お近くの「チューリップぐみ」にぜひ、遊びに行ってみてくださいね。

ちなみに、活動日時や活動の内容は、それぞれのサークルのママたちが自分たちで決めるので、サークルによって少しずつ違います。

詳しい内容は、各サークルにお問合わせください。

《浜松市》
五島チューリップぐみ goto_tulip@yahoo.co.jp
入野チューリップぐみ irino_tulip@yahoo.co.jp
浜名チューリップぐみ hamana_tulip@yahoo.co.jp
中瀬チューリップぐみ nakaze_tulip@yahoo.co.jp
《磐田市》
大藤チューリップぐみ ofuji_tulip@yahoo.co.jp
御厨チューリップぐみ mikuri_churipp@yahoo.co.jp
田原チューリップぐみ tahara_sui@yahoo.co.jp
見付チューリップぐみ mitsukesui@yahoo.co.jp
中泉チューリップぐみ nakaizumi.tyu@gmail.com
《袋井市》
浅羽チューリップぐみ k_k.c_c.a_a@docomo.ne.jp

「みんなと同じことができなくても大丈夫!」

最後に、チューリップぐみ・きよみ先生からママたちへのメッセージを紹介させてもらいます。

このきよみ先生、実際に幼稚園で先生として働いていた幼児教育のプロであり、そしてなんと、28年前に「チューリップぐみ」をはじめた大先輩ママでもあります。

メッセージは、サークルのママたちと先生をつなぐ架け橋として年に10回ほど発行される、『ぬくぬく』というお手紙の中から引用させてもらいました。
(今回の記事向けに、一部、表現をかえさせてもらっています)

「チューリップぐみ」のママ以外でも、 公園や子育て支援ひろば、お友だちの家などで遊ぶときに、

「みんな楽しそうに遊んでいるのに、どうしてうちの子は、私にくっついてばかりなんだろう」
「どうしてうちの子は、みんなの遊びに参加しないで、動き回ってばかりいるんだろう」

そんなふうに悩んだことのあるママは多いと思います。

私は前者でずいぶん悩みました…

そんなママたちにぜひ読んでもらいたい、 そして「チューリップぐみ」の雰囲気がとてもよく伝わってくる内容でしたので、紹介させてもらいますね。

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「チューリップぐみ」は初めての集団生活を応援するサークルです。一人ひとりがその子なりの成長をしてくれたら良いのです。
でも、ママにしてみればみんなと同じ事ができると良いなと思いますよね。
でもね、1歳~3歳は特に年齢差が大きいのです。だから、一人ひとり違って良いのです。
1歳の子はここに来てみんなの中に居られたら花丸です。ママが抱っこしながら、「チューリップさんってどんなところかな?みんな何しているのかな?」と話しかけてあげて下さい。ママが抱っこしてあげることで安心して周りが見えます。ここは安全な所だと判れば、自分から下に降りてみます。少しずつママから離れてみて、危険を感じたらまたママの所に帰ります。 また、降りてみて戻る、その繰り返しの中で一人行動ができるようになるのです。 その日まで抱っこしながらお子さんの様子を見守りましょう。
2歳の子は自我が出てきますから興味が沸いたら集団に居られない子も出てきます。
それでも良いのです。必ずみんなと一緒にできる日が来ることを私たちは知っているから待つことができます。
そんな日まで、私たちはママとお子さんに寄り添いたいと思っています。
一緒に見守らせて下さいね。
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この日の活動の最後に、先生から子どもたちにプレゼントされた鯉のぼりの風車

子どもの日は終わっても、子どもの成長を願う親の気持ちは365日、年中無休ですね~ ↓↓

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