ちょっと季節はずれな話題ですみません
先週、1才3カ月の三女がインフルエンザになりました。
今さら?!
ですが、一時期ほどの流行ではないものの、お姉ちゃんの小学校でも学級閉鎖が出ていたりして…
まだまだ油断しちゃダメだったんですね。
さて、上の子2人はインフルエンザにかかったことがないので、
これが私のママとしての
“インフルエンザ看病デビュー”
でした。
とりあえず、他の家族にうつらないように気をつけて、水分をしっかりとらせて、消化のいい物を食べさせて、あとはこの「タミフル」をのませればいいのね、、
この三女、これまで風邪の時に抗生剤などものんだことがありますが、特に嫌がることもなかったので、何の気なしに、大好きなヨーグルトに入れてのませました。
三女、震える…
すると、トムとジェリーで、トムが勢いよく走っている途中で急に何かにぶつかった時のように、ほんとにブルブルブルっと震えました。
(この例え、伝わりますか…?)
そして、泣き叫ぶこと数分。
大泣きしながら暴れる三女を抱きかかえ、母は思いました。
タミフル、苦いとは聞いていたけど、甘く見ていたわ…
これはなんとかしなくては…
そんな時、私の頭の中にあのCMが流れました。
♬ おくすり飲めたね ♬ 抗生物質にはチョコレート味!
さっそく近くのドラッグストアに走り
龍角散「おくすり飲めたね チョコレート味」
を買ってきました。
でもここで、母は気になってしまいました。
赤ちゃんに、“チョコレート”ってどうなの??
お姉ちゃんたちがいる関係で、おやつ類のデビューはかなり早めの三女ですが、さすがにチョコレートは気をつけていました。
参考写真。キッチンでこっそりポテチをほおばる三女
そこで龍角散の[お客様相談室]に電話をして、この疑問をぶつけてみました。
私
「チョコレートというと、赤ちゃんにはちょっと…という気がして、カフェインや虫歯なんかも気になるんですが、大丈夫なんでしょうか?」
お客様相談室
「チョコレート味といっても、本当にチョコレートが入っているわけではありません。カフェインの含まれるカカオ、虫歯の原因となるお砂糖は一切入っていませんので、ご安心ください」
と、優しく丁寧に教えてくれました。
なるほど〜
確かにパッケージには、
ローカロリー
ノンシュガー
ノンカフェイン
ノンアレルゲン
とあります。
ちなみに、お豆腐くらいの硬さの物が食べられる、離乳中期の赤ちゃんからOKだそうです。
そうなると、気になるのは中身ですよね。
さっそく、試食してみることにしました。
見た目はこんな感じです。
■注意■ 最初に水分が出てきます
スプーンの上に出そうとしたところ、
けっこうな量の水分が「ジャー」っと…
パッケージ裏の[使用上の注意]には、ちゃんと赤字で
“ゼリーの性質上、多少の水分が出てきます。ご使用に問題はありませんが、薬が包みにくくなるので、開栓後最初に出てくる水分を捨ててからご使用ください”
と書いてありました…涙
でも、これが薬の上じゃなくて本当によかった。
さてお味ですが、これを先に食べていたら、虫歯のことなんか気にしなかったかも…という感じの薄味。
全く苦くなく、ほんのり甘いコーヒーゼリー
というのが私の感想です。
大騒ぎする母に興味津々のお姉ちゃんたちも、我先にと食べてみます。
7才長女
「全然チョコレートじゃないじゃん。怒」
…そうだね。
4才次女
「プリンについてる茶色のみたーい」
…カラメルソースのことかな。うーん。味も食感も全然違うと思うけど、見た目はそんな感じだね。
二人とも「おかわり」と言わなかったところをみると、甘いおやつを食べ慣れたお姉ちゃんたちには、あまり魅力的なお味ではなかった様子です。
パッケージ、ちゃんと読みましょう。(経験談…笑)↓
それで、タミフルのめたの!?
前置きが長すぎてすみません。
それで肝心の1才3カ月の三女ですが、
「おくすり飲めたね チョコレート味」で、
タミフル、のめました☆☆☆
こーんな感じにはなるので、苦味が全く消えるというわけではなさそうです。
でも、最初のように大泣きすることはなくなりました。
薬をのませる時にいくつか気をつけたことがあるのでご紹介します。
①タミフルは少量の水でねってコンパクトに
タミフルの1回分、赤ちゃんでもけっこうな量がある気がします。
これを粉のままゼリーで包もうとすると、赤ちゃんの一口サイズにはおさまらないので、1、2滴の水でねって、コンパクトにしてからゼリーで包みました。
②最初の数口はゼリーだけで
タミフルのような特別に苦い薬の場合、最初から薬入りのゼリーをのませると、 ゼリー=苦いもの になってしまう気がします。
なので最初の数口はゼリーだけ食べさせて、美味しいことをアピールしました。
それでも4、5日目くらいになると、さすがに警戒しはじめるのですが、そんな時は私やお姉ちゃんたちが美味しそうに食べているのを見せると、なんとか食べてくれました。
そんなこんなで5日間、無事にタミフルをのみ切ることができました。
熱自体は2日で下がって、今は元気いっぱいです。
お外大好き!
他にも色んな方法があるみたいです
〈子ども タミフル 飲ませ方〉
で検索してみると、こういった服薬ゼリー以外にも、実に様々な方法が出てきます。
手軽でやってみたいと思ったのは、ミロやココアなどの粉に薬を混ぜ、それを粉ごと食べるという方法。
ちょっとむせそうな気もしますが、味はかなりごまかせそうですね。
そこまでやるか!と思ったのは、板チョコを湯煎で溶かして、それに薬を混ぜて、冷やし固めるという方法。
全国のママたち、頑張っていますね!
ちなみに私のママ友が「これで飲めない薬はないよ!」と豪語するのはコレ、
パンケーキなどにかける、チョコレートシロップ!!
確かにこれはよさそう…
いづれにしても、これらはちょっと大きい子向けの方法ですね。
赤ちゃんには、やっぱり服薬ゼリーの方が安心な気がします。
お姉ちゃんたちにもインフルエンザがうつったら、さっきの方法を試してみようと思いましたが、試さずにすみました。 (…ほっ。)
ちなみに、子どもに薬をのませる時に、バニラアイスをよく使うのですが、タミフルは、バニラアイスと混ぜると余計に飲みにくくなるそうです。
このように、お薬との相性などもありますので、どのような方法をとるにしても、まずは薬剤師さんに相談してみるのが安心ですね。