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子どもに「性」ってどう伝える?0歳~小学生のお母さん向け「誕生学」講座

こんにちは。あきかです。

先日、生後1ヶ月の息子を連れて

お母さんのための誕生学講座

に参加させていただきました。

参加者は全員、小さい子どもを育てるママさんたち。

目次

講師は、出張専門・助産院を運営する現役助産師さん。

講師は、今年5月に
湖西市でマミーズ助産院をオープンした
金田葉子(かなだようこ)さん。

助産師として
出張でママさんのケアをしたり、
誕生学アドバイザーとして
小学校などでも講座を開催されています。

親子向けや、思春期向けの
講座もあるそうなのですが、
今回は「小さい子どもがいるお母さん向け」。

0歳、4歳、6歳の子どもを育てるわたしにとって
今後の子どもたちとの関わりに
とても参考になる話、
そして逆に「気をつけなきゃ!」と思う話が
盛りだくさんでした!

金田さんも2人の娘さんを育てるお母さんです。

「赤ちゃんってどうやって生まれるの?」で知りたい、子どもの本心

子どもって、ある時期になるとどの子も

「ぼく・わたしってどうやって産まれてきたの?」

と質問しますよね。

ちょっと答えに臆してしまうような問いだし、

「子どもに分かるようにオブラートに包んで話す?」

「それとも具体的に話した方がいいの?」

と悩んでしまいます。

例えば具体的な出産体験を話そうとして、

「すーーー…っっっごく痛かったんだよー!」

「本当に大変だったんだから…」

「そんなこと、あなたは聞かなくていいの!」

なんてついつい軽く答えたり、
ごまかしてしまいがちですが…

そうすると、子どもは
二度と聞こうと思えなくなってしまうし、
赤ちゃんを産むのって嫌なことなんだ…という
先入観を持つことにつながってしまうそうです。

そんなとき、子どもは出産体験ではなく

自分が産まれたとき、
パパ・ママがどう思ったかを知りたい

のだそう。

「初めて会えたとき、本当に嬉しかったよ」

「あなたがお母さんのところに生まれてきてくれて
本当に幸せだったよ」

と、素直な気持ちを
伝えてあげようと思います。

他にも、学校の授業などでも
なかなか聞くことのできない

・日本の子ども達の性の現状

・初潮、精通の早期化

・性交渉開始年齢の低年齢化…

など、「今」日本がどうなっているかも
数値化したデータとして見せていただきました。

驚いたのが、子どもの性に関するトラブルって
誘惑がたくさんある都市圏に多いのかな、なんて
漠然と思っていたのですが…

実は、遊べるモノゴトのたくさんある都市より、
中途半端な田舎の方が
意外と多いのだということ!

都会と田舎、地域差はそんなにないそうです。

性の「知識」とともに伝えてあげたい、大切なこと。

性感染症は、娘がいるわたしにとっても
大きくなったらしっかり伝えてあげたいこと。

女子は症状が出にくいことも多く、
放っておくと不妊症になることも…

子どもに知識がないのは当たり前のこと。

大人たちが関わってあげて、
「子ども自身の体のために」伝えてあげることが
親の責任だな、と感じました。

小学校4年生の子向けの誕生学講座をデモンストレーションしてくれる金田さん。

子ども達の性の情報って
「点で入ってくる」そうです。

だから、子ども同士のデマを
かんたんに信じてしまうし、
悪意ある大人に騙されたりすることも
あるのだとか。

ただ、性のことが分かるようになる
思春期に差しかかってから
話そうと思っても、やっぱり難しいよう。

葉子さんのおすすめは、
9歳までに伝えること。

今は、子どもでも分かりやすいように
生命の誕生の絵本がたくさん出ています。

葉子さんが持ってきてくださった絵本を
見せていただきましたが、
イラストで本当に分かりやすい!

赤ちゃんができてから産まれるまで、
1つの物語として伝えてあげると
いいそうです^^

骨盤、胎盤、へその緒で出産シーンがイメージできます。

大事なのは、仕組みだけでなく
「あなたの命は尊い」と伝えてあげること。

そのためには、
赤ちゃんのときの愛されエピソードを
たっぷり教えてあげるのがおすすめだそう。

両親はもちろん、
近所でも可愛がられてたのよ、とか、
おじいちゃんがメロメロだったのよ…とか。

思い返すと、わたしもよく母から

「うちのじいじ(母の実父)は
わたしと本当に仲が悪くて、
孫が生まれても可愛がってくれないんじゃないかと
思っていたけど、
生まれたら家族もびっくりするくらい豹変して
結局あなたを1番可愛がってたんだよ」

というエピソードを聞くたび、
子ども心に嬉しかったことを
思い出しました。

学校は知識を教えるところ、
家庭は心を教えるところ。

そんな葉子さんの言葉が印象的でした。

そして、

「何でも話せる親子関係が一番大事!」

だということ。

素直になれない思春期もありますし、
言葉でいうよりかんたんではないと思いますが
(自分も反抗期、なんであんなに
イライラしてたんだろう?と思うくらい
ひどかったと自覚しているので…^^;)

いざというとき、
なんだかんだ話せばなんとかしてくれる、と
思ってもらえる親でいたいなと思います。

生まれてきたこと、産みゆくことが
楽しみになるようなセルフケア講座もある
葉子さんの誕生学講座。

子どもたちがもう少し大きくなったら、
親子向けの講座にも行ってみたいです!

ここに書いたレポは本当に一部の一部!

出張講座もしているそうなので、
ぜひ直接聞いてみてくださいね。

子どもがより小さい内がおすめです。

目からウロコの発見がたくさんありますよ!

>>湖西市マミーズ助産院

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