もうすぐ小学生！ママも期待と不安でいっぱい。
来年度小学校に入学する子どもたちの就学児健診が始まっています。
慣れない初めての育児。眠れない毎日。保育園の登園時に大泣きされた日。病気で何日も休んだこと。
産声を聞いたあの日。
初めて寝返りをした感動。
よちよち歩きの愛らしさ。
園服が自分で着られるようになった日。
たくさんのことを乗り越えてきた６年間を経て、小学校へ入学。ランドセルを背負う日のこと、ママは誰よりも楽しみにしていると思います。
一方で小学校生活はママにとっても未知なる世界。
最近聞こえてくる『小1の壁』というフレーズ。
先輩ママから『保育園時代の方がよかった！』『小学校の方が大変！！』という声を聴いて、不安になる方も少なくないでしょう。
ランドセル、机、学用品。それから学童保育へ見学に。
浜松市の学童保育を考える会では、働きたい、働いているママたちへ『放課後児童会（学童保育）』についての情報を届けています。
制度や現状を知ることも大切ですが、特にお願いしていることは『放課後児童会へ見学に行くこと』。入学準備の一つとして、放課後児童会へ見学に行ってくださいとお勧めしています。
保育園や幼稚園は、利用前に見学に行ったり直接問い合わせて先生に確認したり、事前に情報を集めている方が多いのですが、放課後児童会（学童保育）へ見学に行ったことがある方はほとんどいらっしゃいません。
年間1633時間。何の数字でしょう。
『放課後児童会は、平日学校の後に数時間過ごすだけの場所』
そう考えている保護者も多いのですが、年間１６３３時間も過ごす場所です。（小学校１年生から３年生の平均）その時間は学校生活より４１５時間も長いのです。また、小学一年生は、入学して１か月くらいは給食を食べてすぐ下校…となる日が続きます。放課後児童会で過ごす時間は、思っているより長く、子どもの成長にも大きくかかわってくる場所だといえます。
学童保育と学校は別の機関です
『学校だから安心』
これもよく言われます。学校内の施設であれば安心、だと思いますよね。
しかし、学校内の施設であっても学校の先生たちは放課後児童会については携わっていません。（放課後児童会の先生と連絡をとりあっている先生もなかにはいらっしゃいます） 浜松市は、地域によって違うのですが、健全育成会（PTA会長、自治会長、校長先生からなる組織）、社会福祉法人、社会福祉協議会、NPO法人が運営をしています。
子どもが大切。家族が大切。私自身も大切。だから知ってほしい。
『学区の放課後児童会しかいけないのだから、知らなくてもいい』
そういわれたことがあります。選択肢がないのだから、知っても仕方がないと。
一方で
『知っていれば準備できた。』
『知っていれば働き方を考えた』
という声もあります。
５年間、働くお母さんをしてこられたのは『娘の笑顔』があったからです。
信頼できる保育園で娘がのびのびと過ごし、成長している姿があったからこそ、働き続けることができています。
子育ても仕事も大切にしたい。そのような生き方ができる社会であってほしい。
だからこそ、まずその第一歩として、わが子の過ごす場所を『誰かから聞いた話』ではなく、自分の目で見て耳で聞いて、知ってほしいと思うのです。
壁を一緒に乗り越えましょう
『半年間はいろいろある。親子ともに踏ん張って！』
今、小学生を子育て中の先輩ママたちからいつも色々なエールを戴きます。
私たちの前を走り、子育てと仕事の両立に奮闘し、後姿を見せてくれているママがいます。
知らないこと、経験のないことは誰もが不安ですよね。
当団体では、現状をお伝えしたり、先輩ママからの体験談を聞いたり、小学校生活に向けての準備をするイベント『小1の壁を乗り越える』を開催しています。
そのほか、団体が全面協力し、利用予定の放課後児童会へ見学に行くプロジェクト『取材マザー・ファーザー』もあります。
不安や悩みが一つでも解消するお手伝いができればと思っています。
小1の壁を乗り越える準備、始めませんか？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ママが安心して働けるまちへシフトするために
～浜松市の学童保育を考える会～
働く母親の一人である私が直面した課題から、浜松市の学童保育を考える会を発足しました。
浜松市の学童保育を知りたい！小1の壁を乗り越える方法を知りたい！
ママが働くことをもっと前向きにとらえたい。
「ママが安心して働けるまち、浜松」を目指して活動しています。
浜松市の学童保育を考えよう
http://gakudohamamatsu.hamazo.tv/
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝