ママの健康はだれのため？
ごはんの支度や掃除、洗濯、幼稚園への送迎、降園後のお友達とのお約束、お稽古ごとの付き添い、役員のお仕事、予防接種・・・
「主婦」というお仕事は24時間365日！
自分のことはついつい後回しにしがち、自分だけのためにお金や時間を使うのはなんとなくうしろめたい・・・
そんな経験はありませんか？
最近はイクメンパパが増えたとはいえ、まだまだ「ママがいないと困っちゃう！」ということは多いはず。
一家を支える大黒柱のパパにはもちろん元気でいてほしいけど、ママだってやっぱり健康でいないと、
家族みんなが困っちゃいますよね。
ママの元気はママだけのためではなく、実は家族みんなのためなのです。
キレイの種まき、はじめましょう。
とはいっても、ママは忙しい。
自分の美容や健康にかける時間やお金は限られているし・・・
でもちょっと待って。
健康でキレイでいる方法は、なにもエステやスポーツジムに通うだけではありません。
ちょっとの工夫でも手に入る元気とキレイは、いろんなところにあります。
ここでは、忙しいママのための元気とキレイの種をご紹介していきます。
10年、20年後、きれいに花開く種をまきましょう！
まずは大きな深呼吸から！
私たちが「おぎゃあ！」と産まれてからずっと休まずにしている「呼吸」。
この「呼吸」には、実はものすごいパワーがあるんです！
毎日何気なくしている呼吸を、ちょっと見直してみませんか？
まずは普段している「無意識で行っている呼吸」がどんな様子かを観察してください。
大きさ、速さ、深さ、呼吸に伴うからだの動き・・・
どうですか？
次はその呼吸を「意識して」行っていきます。
やり方はかんたん。
①リラックスできる姿勢になる（個人的にはごろんとあおむけに寝てしまうのがおすすめ）
②鼻からかるく息を吸う。
③口からたくさんの息を吐いていく（目安としては吸う長さの倍くらい）。
④呼吸のペースが整ってきたら、息を吐くときおなかを凹める。吸うときには凹めたおなかをゆるめる。
繰り返しているうちにどんどん呼吸が大きくなったり、胸が大きく動くようになったり、
またはおなかがきゅるきゅる鳴ったり腸が動くのを感じたり・・・
このほかにもいろいろな変化があらわれてきます。
ゆるめることで得られる効果はこんなに
これは呼吸により副交感神経が優位になり、リラックスした証拠。
副交感神経が活性化すると、筋肉がゆるんで血管が広がって、心拍はゆっくりに、内臓は活発になります。
筋肉の中には、血管・リンパ腺・神経が通っています。血管が広がるので栄養・酸素・体温が体のすみずみに運ばれますし、老廃物や疲労物質などの不要なものもスムーズに排出されます。
内臓のはたらきも活発になって新陳代謝がすすみ、からだの修復や疲労の回復がおこなわれます。
•神経が流れやすい ⇒ 体の異常が脳にちゃんと伝わる。脳からの修復の指令も体の各部分にちゃんと伝わる。
（活動によってたまった疲れや、体に受けたダメージを修復して、元気な状態に戻す）
•血液が流れやすい ⇒ 栄養・酸素・体温が全身に送られる。
（細胞の新陳代謝が活発に行われ、お肌の生まれ変わりをサポート）
•リンパが流れやすい ⇒ 老廃物や疲労物質を排出しやすい。
（体全体のむくみ。お顔のむくみが取れると小顔効果も）
いつ、どこでやればいいの？
もうお気づきだと思います。
「いつでもどこでも！」
ごろんと寝転ぶのは無理でも、その他のステップならいつでもできますよね。
寝る前に行えば睡眠の質がグンとアップして目覚めすっきり、子どもさんと一緒にゴロゴロしながら、なんていうのもステキだと思います。
コラムを読みながら、もうすでに実行している方もいらっしゃるのではないでしょうか？
私のグループレッスンやサロンでの施術の際には必ず「ビフォーアフター」を確認していただいていますが、呼吸だけでもリフトアップやウエストダウン、ヒップアップすることをみなさん体感されています。
いつもしている呼吸にこんな効果があるなんてびっくりですよね。
とりあえず1週間、自分の「呼吸タイム」を決めて実行してみませんか？
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熊切千晶（くまきりちあき）
フィットネストレーナー・リンパアドバイザー・整体師・ノエビアビューティーマスター・NLPメンタルセラピスト
エイジングケアサロンcozystyle（袋井市）セラピスト
http://cozystyle4949.hamazo.tv/
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