こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
MATIOです。
毎日を平穏無事に(娘と大声でケンカしながら)過ごしておりますが、
そんな毎日が続くと、足りないものが出てくるんです。
それは、
たまには芸術に触れたーい!という欲求です。
毎日子供とばかり付き合っていると、自分の中のただでさえ少ない大人な部分がどんどんなくなっていくような気がしちゃうんです。
そんなとき、昔、クラッシックコンサートへ行って、大人な部分をたっぷり補充してきたのを思い出しました。
本物の楽器の音には、思った以上のパワーがあり、CDなんかでは味わえない迫力です。
浜松は音楽の街。
この周辺を調べてみると、たくさんの楽団があることが分かりました。
浜松交響吹奏楽団
ヤマハ吹奏楽団
浜松ウインドオーケストラ
浜松ポップス・ウィンド・オーケストラ
磐田吹奏楽団
ミューズ・ウィンド・アンサンブル
袋井市民吹奏楽団
掛川吹奏楽団
などなど。
こんなにたくさんの楽団が活動されていたとは、驚きです。
楽団、と言えば演奏会、ですが、
その他、一体どんな活動をしているのか、
どんな楽器で、どんな方がいらっしゃるのか、
ちょっと気になってしまったMATIOは
数ある楽団の中の一つ、
袋井市民吹奏楽団に在籍されている、常任指揮者 渡邊隆之さんにお話を聞いちゃいました!
袋井市民吹奏楽団(略してふくすい)さんの楽団事情!
実は渡邊さんは我が家のご近所さんで、娘の同級生のお父さん!
普段からとっても話しやすくて楽しい方なんですが、
今回の取材依頼、突然だったにもかかわらず、
大変快くご承諾くださいました。ありがとうございました。
ふくすいさん(袋井市民吹奏楽団さんの略称、少しのご縁ですが親しみを込めて)は
1986年、市民有志により結成された吹奏楽団。
当初は「袋井市民バンド」という名称で活動していたそうですが、
翌年「袋井市民吹奏楽団」と改名。
以後、ポップス曲をメインに
定期演奏会や磐周地区の各種イベントで演奏をされています。
渡邊さんによると、近年楽団名から「市民」の文字を外す楽団が多いそうですが、
ふくすいさんでは市民の為の楽団、ということを意識し、「市民」の文字にこだわっているそうです。
そのせいで勘違いされるそうですが、袋井市民のみしか入れない!なんてことは一切ありません!
東は島田市、西は浜松市から集まったメンバーだそうですよ。
その年齢、職業も幅広く、なんと高校生、専門学校生から会社員、主婦、そして60代の方まで!!
こういった楽団に所属するには、音大を卒業していないといけないと思ってました!
「吹奏楽団」というと、どんな楽器を思い浮かべますか?
トランペットとかフルートとか・・・でしょうか。
楽団によって楽器とその人数は変わるようですが、
ふくすいさんでは
フルート
トランペット
クラリネット
トロンボーン
ホルン
サックス
オーボエ
ユーフォニアム
チューバ
エレキベース
パーカッション
の合計11パートがあるそうです。
オーボエとかユーフォニアム、なんて音だけでなく楽器すら正確に思い浮かべられません・・・。
渡邊さんいわく、
オーボエはチャルメラの音(笑)、
ユーフォニアムはチューバのような低く柔らかい音です、とのこと。
特にユーフォニアムはなかなか聞きなれない楽器の為、
「何やってるの?」
と聞かれ、
「ユーフォ」
と答えると、普通の人は 「U.F.O???」 となるそうです。
多分私もなります。
楽器はほかにも色々ありますが、
団員さんの個人所有の楽器で演奏するので、
現在のふくすいさんのパートはこの11こ。
実はオーボエの方は、今年になってから新しく入った団員さんなんだそうですので、
去年まではオーボエなしの袋井市民吹奏楽団・・・。
(とは言っても、MATIOは違いの分からない女なので、どんな変化があるのかはわからないんですが。)
また、楽器持参は必須条件ですが、こちらの楽団はオーディションなし!
なので逆に、現在11パート・55名の団員に対してトロンボーンが8人!
トロンボーン、多すぎ・・・なんて事態も起こるんだとか(笑)
また週2回の練習にもいろいろご苦労があるそうで。
基本的には練習日までに人数を把握してあらかじめ練習曲を決めるそうですが、
社会人でお仕事されている方なんかは、どうしても抜けられない残業が入ってしまうこと、ありますよね。
そうすると、
「ホルンがいないとこの曲練習できないじゃん!!」
なんてことが起きちゃったりして・・・。
同じように、平日昼間の演奏依頼の場合、
お仕事や学校に通っている方は参加できない為、人数を揃えられるかが悩みの種だそうです。
以前、娘が通っていた幼稚園でも平日昼間に演奏をしてくださいました。
もともとそれほど広くないスペースでの演奏でしたが、人数が集まるか心配でした、とお話されていたように思います。
また楽器によってはとても大きなものもありますので、
自分の楽器がちゃんと積める車に乗らないといけないそうです(笑)
細かい事ですが、そこら辺もかなり重要ですね。
練習風景。普段着で演奏・・・なかなか見れない光景ですね。
まだまだあります、吹奏楽団!
ちょっと調べてみたところ、この時期に定期演奏会を開催する吹奏楽団、多いんです。
そしてそのお値段も、ほかのコンサートに比べ、実はちょっとお安め。
先程のふくすいさんでも7/1(土)に森町文化会館ミキホールで定期演奏会が開催されますが、
こちらは既にほぼチケットは完売とのこと。
700円ですもん。
MATIOの家族4人全員で行っても2,800円。お得です。
浜松市民吹奏楽団さん、浜松ポップス・ウィンド・オーケストラさんはアクトシティ大ホールで定期演奏会!
◆浜松市民吹奏楽団
「第40回定期演奏会」
日時:2017年6月25日(日) 開場13:00 開演13:45
場所:アクトシティ大ホール
入場料:プラチナ席(指定席) 2,500円(ドリンク付き)
S席(指定席) 1,500円(当日1,700円)
A席(指定席) 1,200円(当日1,400円)
自由席(一般) 1,000円(当日1,200円)
自由席(高校生以下) 500円(当日700円)
*未就学のお子様は無料ですが、ほかのお客様の迷惑にならないよう、ご配慮ください。
◆浜松ポップス・ウィンド・オーケストラ
「第15回演奏会」
日時:2017年6月18日(日) 開場13:00 開演13:30
場所:アクトシティ大ホール
入場料:全席自由席800円(当日900円)
その他、磐田を中心に活動されているミューズ・ウィンド・アンサンブルさんではこんなコンサートも。
◆ ミューズ・ウィンド・アンサンブル
「ワンコインコンサート」
日 時:2017年8月26日(土) 開場18:00 開演18:30
場 所:磐田市竜洋なぎの木会館 ガーデンステージ
(雨天の場合、なぎの木会館内にて開催)
入場料:コイン(硬貨)1枚 1円から500円まで、なんでもOK!
コイン1枚ですよ!!
そして夏の宵にお外で演奏会!
チケットもないので、急な発熱があっても安心。(楽しみにしている行事には必ず熱出すんですよね)
外だからぐずったらすぐに外すこともできそうですし、
お子さん連れでも気軽に行けそうです。
行ってみなくちゃ始まらない♪
有名なオーケストラのコンサートもいいですが、なかなか敷居は高いもの。
身近な市民吹奏楽団の演奏会なら、
気軽に行けそうです。
先程の袋井市民吹奏楽団 渡邊さんによると、
ふくすいさんのコンサートでは、お客さんにも楽しんでもらうために
一緒に踊ったり歌ったり、という演出を加え、
一方的に聞いてもらうだけのコンサートにならないようにしているそうです。
また映画音楽やアニメの主題歌など、
お子さんでも知っているような曲も積極的に選ぶようにしているとか。
老人ホームなどを慰問で回ることも多いので、演歌も得意ですよ!と渡邊さん。
吹奏楽で演歌・・・。
ちょっと聞いてみたいです。
演奏会への敷居は、確実に下がりませんか。
せっかくたくさんの楽団があることですから、
ぜひ、心を癒しに、
大人パワーを充電しに聴きに行ってみてください。