和紅茶、聞いたことありますか?
和紅茶とは、国産の紅茶のことを言います。その起源は明治時代、静岡市の丸子(とろろ汁で有名な)で作られた紅茶といわれています。その後、品種改良がされ「紅ふうき」をはじめ色んな茶葉を使って紅茶の生産がされています。
私も和紅茶が大好き。
理由は、渋みが少なくて緑茶のようなスッキリとした透明感があって飲みやすいから、です。
雄踏町宇布見にある「宇布乃園(うぶのえん)」で、その和紅茶の飲み比べができる「和紅茶よりどりみどり会」がある。と聞き、さっそく行ってきました。
講師は、宇布乃園の松本陽子さん。
「お茶子さん」として、hamazoブログ「なごみ茶屋でほっと一息」を開設していらっしゃします。
子ども向けの緑茶体験やガーデンパークでの静岡茶教室など、いろんなイベントを企画されているお茶子さん。
茶葉についての知識がとっても豊富で、勉強になります。
今回用意してくださったのは6種類。
「浜名紅茶」「春野の紅茶」「藤枝くれは」などの地名が付いた紅茶もありました。
葉の匂いは、それぞれ違います。
実際に淹れてもらうと、水色(すいしょく)の色もだいぶ違う!
色は?香は?味は?
時折、水を口に含んでリセットしながらのテイスティング。
「私はこれが好き!」「これ、フルーティね」「葉からは甘い香りがしたのに、味は…」
これは、人それぞれで感想が違って面白い!
抽出時間も湯の温度も同じはず、そして和紅茶というくくり。
それで、これほどまでに違うものとは。
とても面白い、実験のような時間でした。
お店の人のオススメと自分の「好き」って、きっと違いますよね。
このよりどりみどり会で、私は自分が好きな味の和紅茶を選ぶことができましたよ。