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夢中で遊び脳が育つ!ねじブロックおもちゃ作り体験会レポ

先日、ON-MOプロジェクト主催の
幼児~小学生向け春休みイベント、

ねじブロックでおもちゃ作り体験会

が開催されました。

なんと、募集開始後
半日で満席になってしまったほど
大注目だったそう!

この静岡県浜松市から誕生したという
「ねじブロック」の魅力。

新2年生の長男と
新年長の長女と一緒に
たっぷり堪能してきました。

最初は控えめだった子どもたちも大盛り上がり!

目次

そもそもネジってなあに?クイズでネジを知る

「どんなことをするのかな?」

「どんな作品を作れるのかな?」

とわくわくしながらねじブロック体験会スタート。

ねじブロックを生み出したのは、
静岡県浜松市の柳通りにある会社・
「橋本螺子(はしもとらし)」さん。

まずは橋本螺子の橋本社長から、
「そもそも、ネジってなんだろう?」という
お話をしていただきました。

大人でもあまり意識したことがないと思いますが、
実は世の中にはネジがいっぱい!

「もしもネジがなかったら?」

という世界を映像で見せてもらうと、
子どもたちからはおおおー…という
驚きの声があがっていました。

日本で最初にねじが使われたのは火縄銃!
…という豆知識では、
今度はお母さんたちからへえーとの声が
あがっていましたよ^^

小さい未就園児から小学生まで、みんな
「ネジがなかったら?」の世界に
引き込まれていた様子。

最後のネジクイズは、
ネジ絵本の景品つきとあって
かなり盛り上がっていました!

設計図、パーツ、組み合わせ…脳の色々なところをフル回転!

ねじブロックを組み合わせて作品作りをスタート!

ねじの世界に触れ、
ねじのことに興味津々になった子どもたち。

いよいよねじブロックを使って
親子でおもちゃを作ります。

最初の課題は「カニ」!

配られた設計図を見て、
子どもたちなりに一所懸命作ります。

あまりさわり慣れないネジに
最初は戸惑い気味だった子どもたちも、
あっという間にコツを掴んで
完成させていました。

今度は難易度を上げてもう1作品!

ワークショップで直に触れるねじブロックスターターキット。追加部品もあり。

ねじブロックスターターキットでもっと自由に作品作り

今度はこちらの「ねじブロックスターターキット」を使います。

ねじブロック用に作られたおもちゃキットですが、
なんとこちら、すべて「本物のねじ」!

サイズも規格通りですし、
手のひらに感じる重量感も本物そのまま。

このキットで、今度は「犬」を作ります。

これが、使うパーツがたくさんあって
なかなか大変!

男の子向きかと思いきや意外と夢中になったのは女の子の方…!?

ねじやブロックって
男の子が好きそうなイメージですが、
女の子たちもものすごく真剣でした!!

大事なのは、「まずは子どもだけで作ってみること」。

ママは手出ししすぎず、
見守りながらアドバイスするのが
子どもの知育にも良いそうです。

どうしても分からないところは、
橋本螺子スタッフのお兄さんが
手助けしてくれました。

子どもの集中力って
短いと思うのですが、
このねじブロックのときはみんな
30分くらい集中して作っていて
驚きました!

複雑なネジを組み合わせて作品ができた達成感。

こちらが完成品。

ネジだけでこんなに可愛い
犬が完成するなんてすごい!

使っているネジ数を見ても分かると思いますが、
なかなかの大作です。

さらにこのキットがすごいのは、
何度でも崩せて、自由に何種類もの
ねじブロック作品が作れるところ。

ねじブロックキット開発時は
10種類だった設計図も、
買った人からの「こんなものも作れたよ!」という声もあり
今では30種類以上もの作品が作れるのだそう。

ねじブロック作品コンテストとかやったら
おもしろそう!

ねじブロックキットはねじブロック公式サイトから
内容を確認・購入できますよ。

今後のねじブロック展開は、ママたちに懸かっている!?

ねじブロック、どこでやりたい?何をしたい?アイデア座談会

子どもたちがオリジナル作品を作る間、
ママたちは橋本社長を囲んで
ねじブロック座談会。

ねじブロックに対する率直な感想として、

「面白い!」「大人の方が夢中になってしまった」
「楽しかった!」「わたしが一緒にやりたいくらい」
「お父さんならますますハマりそう」

という声が続々とあがりました。

また、

「子ども用のブロックおもちゃはあるけれど、
それだと決まったものしかできない。
これなら子どもの発想で自由にできる」

「一回バラして何度も作れる。飾ってもおける」

「おもちゃではなく本物で遊べるのが良い。
本物で作れる経験を積ませられる」

「規格と同じように作られているから
ネジを買い足すだけでドンドン形が広がる。

ブロックおもちゃだとセットで買わないといけない」

と、ママならではのリアルなお声も。確かに!

ネジ、ねじブロックのことを本当に楽しそうに語る橋本社長。

・グッドデザイン賞
・キッズデザイン賞
・浜松ものづくりマイスター
・テレビで特集
・子どもの造形教室
・東急ハンズでワークショップ
・昨年海外デビュー!マレーシアでワークショップ

…と、認知度が徐々に
上がってきたというねじブロック。

でも橋本社長は、ねじブロックで儲けよう、
ビジネスしよう!と思っているわけではなくて、

「もっとネジを知ってほしい」
「ネジの大切さを知って親しんでほしい」

という想いがあるそうです。

機械の中に入っているから普段は目立たず、
すごく大事な存在だけど脇役のネジ。

物作りの原点でもあるねじに主役になってもらい、
ネジ、ひいては今元気がないモノ作りに
興味を持ってもらいたい!という
熱い想いが伝わってきました。

子どもの知育玩具の域を超え、介護・リハビリ療育にも。

今はレバーなどが主流になり
「指で回す力」が弱まっているのだとか。

指を使うことは認知症の予防や
リハビリにも効果的らしく、
ねじブロックは製造業を超えて

認知症、介護施設のリハビリ、
企業の新人研修、高校の教材

などにも使われ始めているそうです。

子どもにとっても、発想力を高める効果や
右脳教育にもなりそう!

座談会中の子どもたちの様子。まだまだ集中してる!

そんなねじブロック、さらなる次の展開を
考えているそうで…

日本ねじブロック協会がすでに始動し、今後
ねじブロックを広めていく
インストラクター制度もスタートする予定だそうです!

知育玩具としてわが子と楽しく遊びながら
その楽しさを広められる(かつ収入にもなる)仕事なんて
絶対楽しそう!

まだアイデア段階だそうですが、
逆に言えば、今からなら
インストラクター制度作りから関われるとのこと。

今後もこのような体験会やワークショップを
浜松市を始め全国各地で開催していく予定だそう。

気になる方はまずはそちらに行って
実際にお子さんとさわって遊んでみてください♪

基本はリクエスト制なので、
直接開催のご要望を出してみても
いいと思いますよ。

詳しい情報は、ねじブロック公式サイトをチェックしてみてくださいね。

会場のねじブロックディスプレイにみんな興味津々。

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