賃貸暮らしをしていたわが家は、今回ご縁があった戸建てをリフォームして引っ越すことに。
リフォームはプロにお願いするものだから、「お任せしておけば大丈夫」と信じていました。
でも実際に経験してみて感じたのは、自分たちが暮らす家だからこそ、自分たちでも確認することが大切だということ。
今回は、わが家で実際に起きたトラブルとそこから学んだことを紹介します。
契約までは順調!安心して任せられると思っていた
リフォームするわが家は、某ハウスメーカーの軽量鉄骨住宅です。
何社かに見積もりを相談しましたが、「このハウスメーカーの住宅は施工したことがない」と言われたり、ハウスメーカーから提示された見積もりは予算を大きく上回っていたり…。
なかなかお願いしたい会社が見つかりませんでした。
そんななか出会ったのが、今回リフォームをお願いした会社です。
軽量鉄骨住宅のリフォームにも慣れていて、こちらからの質問にもすぐに返信をくれるなど、対応もスムーズ。
間取りや設備についての提案もわが家の希望に合っていて、「ここなら安心してお願いできそう」と感じました。
何度か打ち合わせを重ね、わが家のリフォームをお願いすることに。
このときはとくに大きな不安もなく、「予算内で素敵なおうちに住める!」と楽しみにしていました。
ところが、正式に契約をお願いしたころから、少しずつ「あれ?」と思うことが増えていったのです。
契約後、少しずつ「あれ?」が増えていった

希望を抱いて始まったリフォーム計画ですが、契約の意向を伝えたころから、少しずつ「あれ?」と思う場面が増えていきました。
ここからは、実際にわが家で起きた5つの出来事を紹介します。
①修正をお願いしたはずの見積もりが直っていない
契約に至るまでに、何度も打ち合わせを重ねました。
そのなかで、「ここは省いてもらって大丈夫」と不要な工事を伝え、最終的には当初の見積もりから150万円ほど減額できるという話に。
でも、修正版の見積もりを確認してみると、減額をお願いした箇所が反映されていませんでした。
その場で修正してもらったものの、その後も依頼した仕様変更が反映されていないことが3回ほど続きました。
気にはなりましたが、それまでの対応がよかったこともあり、この時点では「まあ、大丈夫だろう」と信じていたのです。
今振り返ると、このときの「あれ?」をもう少し大切にしてもよかったのかもしれません。
②壁に配線を固定され、穴が開いてしまった
リビングの壁紙を張り替える際、テレビの配線は別の業者にお願いする予定だったため、営業さんには「壁に固定しないでほしい」と伝えていました。
これまでのやり取りから不安もあったため、3回ほど繰り返し伝えるという念の入れよう。これなら大丈夫なはず。
……と思ったのですが、
施工終了の連絡を受けて現場に行くと、壁に配線がしっかり固定されているではありませんか!

当然、張り替えたばかりの壁には何か所も穴が。これにはさすがに愕然としました。
すぐに連絡し、壁紙は再度張り替えてもらうことに。
その分工期も延び、最終的には引っ越し前日まで業者さんが出入りすることになったのです。
③「相談してから」のはずの工事が進んでいた
わが家では、リビングの壁を開口する(穴をあけて取り払う)工事もお願いしていました。
事前に大体のサイズを教えてほしいと言われたため、壁にチョークで目印をつけて、営業さんにも「ここから〇cmくらいで」と伝えておくことに。
ただ、わが家は夫婦ともに建築については素人です。
実際に開口する際には、これで大丈夫か最終の打ち合わせをしてから工事を進めてほしいと伝えていました。
そして迎えた、相談予定日。
現場に行ってみると、なんとすでに壁が取り払われていたのです!
「え…?今から相談する予定だよね…?」と夫と混乱。
すぐに営業さんへ電話し、「もう壁に穴があいているんですけど、今日は何のための打ち合わせだったんですか?」と確認。

すると返ってきたのは、「穴を大きくすることはできます」という回答でした。
いやいや、そういうことじゃない。
さらに、採寸してみるとわが家が伝えていたサイズよりも大きな穴があいていることが判明。
話を聞くと、壁に書いてあった目印に沿って工事をしたとのことでした。
「相談してから工事をしてほしいと伝えたはずなのに…。しかも、素人の私たちがつけた目印どおりに切っちゃったの?」
一度あけた穴を小さくすることはできず、結局そのまま使うことになりました。
④使わないはずだったトイレが使用されていた
今回のリフォームで、私が一番ショックだったのがトイレの問題です。
見積もりを確認したとき、他社では含まれていた「仮設トイレ」の項目がないことに気づきました。
実は以前、知人から「新築工事の業者に、トイレを無断で使われてショックだった」という話を聞いたことがあり、わが家ではそういったことは避けたいと営業さんにも伝えていました。
そのうえで「仮設トイレは設置しないのですか?」と確認すると、職人さんには近隣のコンビニなどのトイレを使ってもらっているというため、そのままお願いすることになりました。
そんなある日、時間が空いたので夕方に現場へ行ってみると、トイレの前に足跡が。
「トイレの交換が終わったのかな?」と思って中をのぞいてみると、便座が上がっており便器には使用した汚れが残っていました。
さらに、ほぼ新品だったはずのトイレットペーパーも空に。
「近隣のトイレを使うと聞いていたのに、どういうこと?」と、このときはかなりショックを受けました。

すぐに営業さんへ連絡し、もともと交換予定ではなかったトイレの壁紙や床も含めて、すべて交換してもらうことに。
後日、営業さんと大工さんが自宅まで謝罪に来てくださり、今回の件についてはきちんと対応してもらいました。
ただ、この出来事をきっかけに、それまでなんとか保っていた業者さんへの信頼が大きく揺らいだのも事実です。
③施工できなかった箇所について説明がなかった
いろいろあったわが家のリフォームも、引っ越し前日にはおおむね終了しました。
これまでの経緯もあり、「依頼した工事はすべて終わっているかな?」と、夫婦でひとつずつ確認することに。
すると、いくつか未完了の工事や、施工の報告を受けていない箇所があることに気づきました。
営業さんに確認すると、ハウスメーカー関連の問題があり施工できなかったとのこと。
施工できないことが分かった時点で説明してほしかったことを伝え、最終的な請求からは工事の費用を削除してもらいました。
最後に自分たちでひとつずつ確認したことで、改めて「任せきりにせず、自分でも確認することって大事なんだな」と実感した出来事でした。
トラブルを経験して感じた「自分の家は自分で守る」ということ
今回のリフォームでは、何度も「あれ?」と思う出来事がありました。
リフォーム会社はその道のプロですが、たくさんの人が関わるなかで、伝えたことがうまく共有されなかったり、認識にズレが生じたりすることもあるのだと実感しました。
だからこそ、「伝えたから大丈夫」「プロに任せておけば大丈夫」と思わず、自分たちでも確認することが大切。
打ち合わせで決めたことは記録に残す、工事中もできる範囲で現場を見る、完成後は見積もりと照らし合わせながら確認する。
今回の経験を通して、自分たちが暮らす家だからこそ、自分たちでも守っていく意識が必要なんだなと学びました。
いろいろありましたが、今はリフォームした家で快適に暮らしています。
トラブルを乗り越えて始まった戸建てでの暮らし。
賃貸時代からどんな変化があったのかは、下記の記事で紹介しています。

