前回に引き続き、今回は子連れディズニーのパーク内での過ごし方を徹底的に解説していきます!
いわゆる「Dオタ」としてパークを楽しみ尽くしてきた私が、子連れでも楽しく喧嘩ゼロで旅行をしてきた経験を元にお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください◎
事前準備を丁寧に!子どもとスケジュールを共有しよう📝
まず、子どもは予定通りにスケジュールをこなせないことを読者のママやパパは知っているでしょう。だからこそ、遊びに行く前からガイドブックやSNSを一緒に見て「ここ行きたいね」「これ食べたいね」と情報共有しておくことが大切です!
肝心なのは、「立てたスケジュール通りに動くこと」ではなく「家族で楽しむ」だということをお忘れなく!
もちろん、せっかくディズニーまで来て心残りがあるのは嫌ですが、喧嘩をするのはもっと嫌じゃないですか?予定していたアトラクションやフードが1つできなくなってしまっても、変わりに子どもの笑顔が1つ増やせた!と親自身が切り替えていくことも大切です。
そのため、「全部やる」ではなく「やれたらいいね」をたくさん出し合うようにしておいてください。
当日の時間固定イベントと食事のタイミング🍴
ディズニーにはいくつか時間指定のイベントがあります。
それが「ショー・パレード」と「食事」です。
厳密には食事の時間はそれぞれ自由ですが、子連れ(とくに乳幼児)がいるとそうもいきません。おなかがすくと誰しも不機嫌になってしまいますし、食べ歩きも楽しみつつ休憩もかねて食事の時間は確保しておきたいですよね。
食事に関しては、前回の記事でも書いたように事前予約(PS)をしておくと安心です。希望のレストランで席が確保された状態で時間になったら店頭へ行くだけなので簡単ですよね。
ただ、これこそ子どもに「〇時になったらご飯を食べに行くからね」と念押ししておいてください。アトラクションやショップの誘惑だらけなので、時間通りに行けずキャンセルになってしまわないよう注意が必要です。
そしてショー・パレードの時間も要チェック!季節限定のパレードは絶対に見たい!という方は特に注意が必要です。いわゆる「Dオタ」のなかでもショー・パレードが特に好きな人たちは2時間前や人気のパレードでは開園直後から場所取りをしています。
少しでもいい場所で見たい!という方は1時間ほど前から場所を探さないと埋まってしまいます。また、場所取りに関してもルールが決まっているので、近くのキャストさんの案内には従うようにしてくださいね。

狙いのアトラクションはDPAを活用して効率的に!
ディズニーでいつからか「ファストパス」を見なくなったのはご存じですか?
今はすべてアプリへ統一され、ファストパスに替わり「DPA(ディズニー・プレミアム・アクセス)」という有料のファストパスと似たサービスの販売が行われています。
いくつかある指定の時間から都合の良い時間帯を選び、優先的に案内されるサービスを購入するのですが、対象アトラクションは限られており価格もそれぞれ、人気のアトラクションは開園後からどんどん完売状態になっていきます。
お子さんが乗りたがっているアトラクションが対象であれば、有料ですが効率化・満足度のためにも購入を検討してみてください。
ちなみに私の子どもはすでにDPAをしっかり活用してベイマックスのハッピーライドを楽しむディズニーライフを送っています(笑)
意外と大切!トイレと迷子センターの場所をチェック
私が子連れディズニーに行く際、ハッピーエントリーで生まれた時間を消費してでも行く場所があります。
それがディズニーランド・シーともにエントランス付近にある「ゲストリレーション」で「迷子シール」をもらうことです。
3歳から行きはじめ、常に走り出してしまいそうな子どもには「手をつなぐ」ということが難しい場面もあります。人が多く親がどれだけ注意をはらっても迷子になってしまう可能性がゼロではありません。
そのため、必ず「迷子シール」をもらって服に貼り付けています。
書く内容は
- 保護者の連絡先
- 子どもの名前
- 連絡先
の3つで、書き終わったら上から情報保護シールをかぶせます。そしてシール本体を子どもの衣服に貼り付けておくだけ。もし迷子になってしまったら近くのキャストさんにすぐ伝えましょう。子どもを保護してくださったキャストさんは迷子シールの内容を確認し、迷子センターでパパやママを待っていられるよう案内してくれます。
また、トイレの場所も確認しておいてください。景観に溶け込んでいることが多く、少し奥まった場所にあったりしますので、まだトイレに不安のあるお子さんは特にこまめに確認してあげることをおすすめします。
離乳食も安心!ベビーセンターとベビーカーの貸し出しも
ディズニーランド・シーのどちらにもベビーセンターという施設があります。
まだ離乳食のお子さんのために、70度以上のお湯や電子レンジだけでなく液体ミルク・離乳食の販売も行っています。もちろん、食事スペースやおむつ替えスペース、キッズトイレや授乳室も完備され、ママも安心して利用することができますね。
また入口ではベビーカーのレンタルも行っています。有料ですが、遠方からベビーカーを運ぶストレスを思うとおもいきって利用してみてもいいとおもいます。
特別な日のおすすめサービスはこれ!
誕生日でのディズニーではバースデーシールを付けている方が目立ちますよね!キャラクターやキャストさんにもお祝いしてもらえるので、子どもは大喜びです。
また、ショップでお買い物をすると「Happy Birthday」と印字されたレシートを渡されることがあります。シールを付けていれば必ずもらえる!というものでもないので、もし受けっとたら記念に写真におさめておくと、カタチに残りますよ。
ディズニーランドにある「ポリネシアンテラス・レストラン」では、ミッキーやミニーちゃん、チップとデールとクラリスが記念日をお祝いするショーを行っています。ご飯を食べながらキャラクターが席まで来てくれたり、名前を読んでお祝いをしてくれる特別な時間を体験できる、人気のショーレストランです。
ほかにも、シールをもらえたり誕生日のプレートをもって写真を撮ってもらったりろ嬉しいサービスがたくさんあります。
中には「お誕生日シールは前後半年の範囲でつけてもらえますよ」とユーモアたっぷりでシールを渡してくれるキャストさんに出会ったこともあり、まさにディズニークオリティを感じた出来事でした。
子どもの機嫌がわるい😥やりたいことが変わったときの対処法
Dオタの母親的には絶対に逃せないショーがかなりいい席で当たったことがありました。子どもにも「ショーが当たったからこの時間はショーを見に行くからね」と説明し、「わかったよ!」といい返事が返ってきたのです。
しかし実際にショースペースへ移動している最中に「あそこのポップコーンが今食べたい!!!」と言い出したことがありました。列も長く、並んだら絶対にショーは見れません。自分の意見が通らないので子どもの機嫌も悪いですし、私もちょっと焦っていました。
こういう時にはとにかく頭に思い浮かぶ代替案を投げ続けます。
- 今は混んでいるショーのあとに買いに行こう
- ショーの後にビッグポップ(ポップコーン専門店)に移行
- 最初に説明をしてあるよ。約束の時間があるから、今はだめだよ。
- こんないい席で見れるから見せて!!ママも見たいんだよ!(本音)
結果、なんとか理解してくれて無事にショーを見ることができました。子どもはドナルドの仮装をしていたので、気づいたデイジーがファンサをしてくれて、息子の機嫌もなおりついでに私のテンションも上がりました。
急に歩かなくなったり、目的地に向かっている最中に「やっぱりあっちに行きたい」と言い出したり…
分かっていても子どもの自由奔放さに振り回されイライラしてしまいますが、とにかく代替案を出しまくり「喧嘩」だけは避けるというのが私が見つけ出した子連れディズニーの鉄則です。
歩かないなら置いてくよ!
さっきと言ってること違うじゃん!
あなたがこのアトラクション乗るって言って並んでるんだよ?
そのおもちゃは買わないよ!
子連れディズニー経験者ならほぼ言ったことのあるセリフだと思います。この言葉をぐっと飲みこんで、または言い方を変えて子どもに伝えてみませんか?
子どもなりに非日常の疲れと戦っているんだと思います。親も親なりに疲れてしまいますが、意外と理解をしてくれたり条件を飲んでうごいてくれることが増えていった印象です。

パークにバイバイをするときはみんなで笑顔で!
こんなことを言いながらも、私自身ディズニーで子どもを叱ったりしたことはあります。それでも、退園するときは必ず「楽しかったね、また来ようね!」と笑顔で子どもと一緒に手を振って帰るようにしています。
終わりよければ、ではありませんが、楽しかった時間のほうが絶対に多いですしやはり最後は笑顔でしめたいと思います。子ども自身、そうすると不思議なことに日中不機嫌だったことなんて忘れ、母親に怒られたことも覚えていません(笑)
やはり親の根気が試されることも多いですが、少し休憩して、食べ歩きで甘いものを食べたりして親もリフレッシュしながらをおすすめします。
また手をふてってくれているキャストさんやゲストさんには積極的に振りかえしましょう。自分から振るのもいいと思います!
とにかく楽しんだ方がいいに決まっているので、多少の不機嫌は吹き飛ばすくらいの気持ちでパパママ自身も楽しむことを忘れないでくださいね!