小さな子どもを連れて家族の思い出を作ると言えば、やはりディズニーランドを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
しかし、チケットの金額やレストランの予約方法など気づけば様変わりしてしまい、どうしたら快適に過ごせるのかわからないというご家庭も多いと思います。
今回は独身時代からディズニーに通い、子どもが3歳のころから親子ディズニーを楽しんできた私がイライラとは無縁の子連れディズニーを解説していきます!
子連れはホテル必須!「疲れたら帰る」で余裕を持とう
まず、子連れディズニーで1番気を付けたいことは、子どもと大人の体力の違いです。
集中力や計画性も全く違うので、やはり基本的にはお子さんの状態に合わせた行動を取らないと喧嘩になってしまい楽しめないですよね。頭ではわかっていても、混雑したパークや不慣れな場所ではパパママ自身もイライラしやすくせっかく思いで作りに遊びに来たのに…となってしまうことが多いのではないでしょうか?
そんな時におすすめなのが「ホテル宿泊を前提にする」ことです。
ディズニーランドのホテルというと高いイメージや予約が難しいといった印象があります。しかし、お子さんの誕生日など早めに予定を立てておけば対策ができるんです!
またオフィシャルホテルでなくても、近隣にある提携ホテルや無料シャトルバスの出ているホテルなど子連れにありがたいサービスを提供しているホテルも多くありますので、こちらも要チェックです。
ついついディズニーランドやシーで1日過ごそうとしてしまいますが、「子供が疲れたら一度ホテルに帰って、落ち着いたら再入園しよう」や「早めに退園して明日に備えよう」という選択肢があるだけで、パパママ自身も気持ちが楽になりますよ。
まずはオフィシャルホテルを見てみよう!
■ディズニーランドホテル
ディズニーランドの目前に構える、青い屋根が特徴のディズニーランドホテル。
女の子の憧れであるディズニープリンセスになりきれる「ビビディ・バビディ・ブティック」も併設されており、「絶対にプリンセスになりたい!」という女の子からも人気のホテルです。
またホテル全体が豪華なヴィクトリア朝様式で、一歩足を踏み入れればまさに夢の国の続きへ。
オンラインチェックインも利用できますし、お子様向けのアメニティも準備されているので気軽にホテルスタッフへ相談することができます。
■ディズニーアンバサダーホテル
アンバサダーホテルはイクスピアリを通り抜けた場所にあるホテルです。キャラクターモチーフの客室も豊富で大人もついつい童心に帰ってしまいます。
なんといってもアンバサダーホテル最大の魅力が「シェフ・ミッキー」ではないでしょうか?
ビュッフェスタイルのレストランではミッキーマウスが挨拶に来てくれて写真を撮ったりお話をしたりできます。予約の際に「ハッピーウィッシュデーセット」を頼めば、キャストさんが記念品でお祝いしてくれますよ!
パジャマ姿のミニーちゃんやチップとデールとのグリーティング、キッズプログラムなどアンバサダーホテルだけのプログラムも豊富で人気のホテルです。

■ホテルミラコスタ
言わずと知れた、ディズニーシーのなかにあるホテルです。前述のホテルよりも若干ハイクラスになりますが、「パークビュー」の部屋が予約できれば、閉園後や開園前のパークを見ることができます。
シー直結の出入り口があるので、「疲れたら帰ろう」が最も叶いやすいホテルとも言えます。私も以前泊まったことがありますが、やはりホテルミラコスタは特別感が強く、宿泊するだけでとても幸せな気持ちになりました。
■トイ・ストーリーホテル
特に男の子人気の高いホテルで、子供向けの遊び心に溢れた施設になっています。おもちゃの世界に迷い込んだような感覚で遊ぶことができ、前庭や中庭には常に子供たちが元気に遊んでいました。
ホテルガイドにはウォークラリーのようなゲームもついていて、クリアすると限定のシールをもらうことができますよ。
また宿泊者限定で予約できる「ロッツォ・ガーデンカフェ」はビュッフェスタイルでキャラクターモチーフのおいしい料理を楽しむことができます。
■セレブレーションホテル
今までのホテルとは違い、セレブレーションホテルは隣の新浦安駅が最寄り駅になります。しかし無料シャトルバスが出ているので安心ですね。
実際にアリスのティーパーティで使われていたコーヒーカップがあったり、謎解きプログラムが開催されたりとイベントで楽しむことができるホテルです。
■ファンタジースプリングスホテル
今最も耳にすることの多いホテルではないでしょうか?価格帯も上がりますが、その分満足度はピカイチです。
こちらもディズニーシーの施設内、新エリア部分に直接出入りのできるエントランスがあります。またモノレールのベイ・サイドステーションを降りてすぐなので、アクセスもばっちりです。特別な記念日には少し頑張って宿泊するだけの価値はありますよ。

オフィシャルホテルの最大の魅力は?
なんといっても「ハッピーエントリー」ではないでしょうか?通常開園の15分前に専用ゲートから入園ができるサービスで、チェックイン日の翌日にこのサービスを受けることができます。
各ホテルや舞浜駅を降りて左手にあるウェルカムセンターでのチェックインを行うと宿泊人数分のチケットを受け取ることができます。このチケットは再発行されませんので、紛失には気を付けてください!
しかしディズニーシーやランドで使用対象外の日程もあります。宿泊日が対象外ではないかなど公式ホームページで確認するようにしましょう。
朝少し早くなりますが、比較的混雑せずに目的のアトラクションに並んだりアプリでの抽選をすることができるので絶対に逃したくないチャンスといえます。
また人気のレストランを先行予約できるのもありがたいですね。現在、ディズニーリゾートやホテル内のレストランの多くは事前予約制です。それ以外にもモバイルオーダーの導入が進みましたが、席の確保はされません。
子連れとなると席は確保しておきたいので、競争率が少しでも下がる先行予約で人気のシェフ・ミッキーやショーレストランを予約する方がほとんどです。
提携ホテルや近隣ホテルも必見!繁忙期の価格帯に要注意⚠️
提携ホテルでは
- グランドニッコー東京ベイ舞浜
- 舞浜ビューホテル
- ホテルオークラ東京ベイ
- シェラトン・グランド・トーキョーベイ・ホテル
などがあり、これらのホテルはディズニーリゾートラインの「ベイサイド・ステーション」から無料のシャトルバスが出ていてアクセスも良好です。
- ホテルエミオン東京ベイ
- 三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ
- 浦安ブライトンホテル東京ベイ
- オリエンタルホテル東京ベイ
これら4つのホテルは新浦安エリアにあり、無料シャトルバスのサービスを受けることができます。
- ホテルドリームゲート舞浜…舞浜駅直結のホテル
- ホテルマイステイズ舞浜…徒歩圏内で比較的安価で満足度の高いホテル
- 星野リゾート1955東京ベイ…最近オープンした星野リゾート系列のホテル
- 日和ホテル舞浜…子供向けルームがあり、無料シャトルバスも◎
提携ホテルでなくても、近隣にはこのようにたくさんのホテルがあります。子供向けサービスの充実度のほかに、アメニティや送迎バスなどアクセスにも注目して検討してみてください。
ちなみに私は子供と日和ホテルさんへお世話になりましたが、枕が選べたり夜に無料のお茶漬けバーで夜食の提供があったりと嬉しいサービスが多く大好きなホテルです!(サービスに変更の可能性もありますので、事前に公式ホームページを確認してください)
また公式ホテル含め、繁忙期によって価格に大きな変動がある場合がほとんどです。特にハロウィンやクリスマス、夏休み期間は競争率も価格も高くなりがちなので、可能な限り平日での宿泊がおすすめです。
ホテルはアクセスとサービス重視で納得できる条件を絞るべし!
せっかくディズニーに行くから!と公式ホテルを予約したいゲストがほとんどでしょう。私も子どもの誕生日には公式ホテルに宿泊し、先行予約やハッピーエントリーをうまく利用して子どもにも自分にも負担が少なく楽しんでいます。
しかし、パークを楽しみたい気持ちもありつつ「もっとホテルを堪能すればよかった!」と思ってしまうこともしばしば…
それ以降、パークの中で楽しみたいのか、総合的なサービスで満足感を得たいのかを考えたりあえてホテルを主役にしたのんびり計画を立ててみたりしています。それでも毎年、子どもにとっても楽しい思い出となる旅行を楽しむ事が出来ているのは、一重に目的の絞り込みと優先度の確認を怠らず、当日は常に子どもに情報共有をしながら行動しているからだと思います。
もちろんお子さんの年齢によって難しいこともおおいですし、親の情報量や臨機応変さを求められるシーンも多くあります。次回の更新では、そんなパーク当日の園内で注意したいことにポイントを絞って解説していきますので、ぜひ確認してくださいね。