ある日、インスタグラムを見ていた時に見つけた「おにぎりアクション」の文字。
おにぎりの写真を、ハッシュタグをつけてSNSに投稿すると、協賛企業から寄付される?
それだけでいいの?
そういえば10年近い昔「1日1クリックで協賛企業が募金」というサイトで、毎日クリックしていた時期がありました。
産後パソコンを開く時間が減りましたが、おにぎりなら毎日のように作っています。
SNS投稿なら、おにぎりを握るついでにサクッとできそうな気がします。
どんなルールなのかな?
早速調べて投稿してみました!
「おにぎりアクション」ってなに?
「おにぎりアクション」は、おにぎりの写真やおにぎりを食べている写真を投稿すると、協賛企業が寄付してくれるという期間限定のイベントです。
国連が制定した10月16日の「世界食糧デー」に合わせて、2019年は10月7日から11月20日まで開催されています。
ひとつの投稿につき、アフリカ・アジア地域の給食5食分に当たる100円が寄付されるそうです。
「社会に取り残された」と感じることもある、と言われる子育て世代の方には、このような間接的な社会貢献の仕組みは、とてもありがたいのではないかなと思います。
投稿ルールは簡単!ハッシュタグをお忘れなく!
さて、「おにぎりアクション」のルールなのですが、
「おにぎりの写真に#OnigiriActionというハッシュタグをつけて投稿する」
基本はこれだけです。
SNSアカウントをお持ちの方は、自分のアカウントで投稿するだけ。
アカウントのない方は、「おにぎりアクション」ウェブサイトの投稿フォームから投稿するだけ。
おにぎりを「いただきまーす」と食べている写真でもいいし、おにぎりだけの写真でもいいそうです。
お弁当や朝ごはん、お昼ご飯、おやつなど、おにぎりを作ったら、サッと投稿しちゃいましょう。
意外に嬉しいのが「自分で握ったおにぎりの写真でも、買ったおにぎりの写真でもO.K.」なところ。
コンビニで買って公園に行くこともありますよね!
以前うかがった「あさのはやOMUSUBI」さんのおにぎりも、投稿できますよ。
いくつかのルールを組み合わせると、寄付金額がさらにアップしたり、投稿写真の中からテーマごとに表彰されるイベントもありました。
くわしくは、「おにぎりアクション」の公式ウェブサイトもご覧くださいね。
投稿してみると、私にも変化が
最近私は、ほぼ毎朝おにぎりを握っています。
平日は塩むすび、ご飯が余れば自分のお昼ご飯用に梅むすび、休日の朝には焼きおにぎりなど。
これはいつでも始められる!と思ったのですが、撮るのを忘れて食べてしまうことが2日ほど続きました。不覚です。
今では慣れてきたので、毎朝おにぎりを作っては写真を撮っています。
その場で投稿するときもあれば、朝の支度が落ち着いたときに投稿したり、翌朝おにぎりを作る前に昨日の写真を投稿したりもしています。
「期間中何度も投稿できる」というルールなので、たくさん投稿した方が、寄付金額も多くなりますよね!
映えることを考えず、とにかく撮って#OnigiriActionのハッシュタグとともに投稿しています。
予想外だったのは、何度も投稿するうちに、おにぎりを通して思い出がいろいろよみがえってきたことです。
「幼稚園のときの方が梅干し入りのおにぎり食べてくれてたなぁ」
「ふりかけかけがないと食べないときもあれば、白いご飯しか食べない時期もあったな」
「おにぎりと海苔、別々じゃないと食べないときもあったな」
「私が中学生の時にお弁当に入っていたおにぎりは俵形だったっけ」
「焼きおにぎりを頑張って網で焼いてたけど、結局フライパンに落ち着いたな」
「私、三角おにぎり作るの苦手だったはずなのに、今は丸く握る方が難しくなってる!」
いままで毎朝おにぎりを作っているときには、そんなことは考えていませんでした。とにかく手早く、次の行動を組み立てながら、慌ただしく握っていたのです。
思い出すと、投稿に一言そえたくなるんですよね!
最近の私の投稿は、自分の人生の軌跡を振り返ったものが増えました。
軽く始められる社会貢献、という感覚でしたが、おにぎりに意識を向ける時間を毎日持ったことで、私の日常に変化があったのは驚きでした。
来年もやりたい!給食を届ける活動も紹介します
「おにぎりアクション」のウェブサイトでは、給食を届けるアフリカ・アジア地域のことも紹介されています。
現地では、給食を食べられれば飢えをしのげ栄養状態が良くなるのはもちろんなのですが、もっと長い目で見たメリットがあるようです。
教育を受けることは彼らが貧困から抜ける鍵なのですが、子供のうちから家業の働き手となってしまい、学校に通えない子もいるそうです。
「給食がある」ことが、そんな子供たちが学校に通うようになる大事なきっかけになるんだそうですよ。
「おにぎりアクション」の取り組みは、もう5年も続いているんだそうです。
今回参加されて、また参加したいなと思われた方は、忘れないように「おにぎりアクション」を運営されている「TABLE FOR TWO」のSNSアカウントをフォローしておくといいですね!
おにぎりアクション
TABLE FOR TWO