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焼津イイトコ、一度はおいで。魚も美味いし街も人も素敵。子育て世代にも知ってほしい。日帰り焼津旅がすごく充実していたので共有します。〈中編〉

前回にも引き続き、ほぼノープラン焼津日帰り旅行旅。
前・後編くらいでまとめようと思ったのですが、どうしても長くなってしまい、前・中・後編に分けてお送りすることにしました。
大丈夫かな? ついてきてくれますかね。でもココから先が面白くなってくるので、お時間があればぜひお付き合いください。

目次

次の目的地は焼津駅の南側。焼津駅前通り商店街を散歩してみました。

〈前編〉の記事にも書きましたが、焼津のイメージって失礼ながら『焼津さかなセンター』一択なんですよね。魚市場があって活気があるという印象はあるのですが、街そのものの雰囲気がまるでわからない。
「距離的には日帰りで行けそうだし、焼津さかなセンター以外に特に発見がなければそれはそれで仕方がないし、まずは行って確かめてみよう」と思ったのが今回の旅の動機なのです。

焼津駅前通り商店街に到着しましたっ‼︎

正直言うと人があまり歩いてない。土曜日というのにちょっと寂しい気がします。

だけど、歩いてみると良い商店街なんですよ。フォローするつもりでもなく。歩道が広くて子ども達も安心して歩かせられる。買い物をするお客さんは時間限定で路面に車を停めれるようになっています。古くからのお店もあるし、新しくできたっぽいオシャレなお店もあって、今まで済んでいた方も新しく住まわれる方も楽しめそう…(だけど、人通りが少ないのもったいない涙)

海が近いこともあって川の水位が高いのが印象的でした。
浜松だと川の水位が高いのは大雨の後の荒い濁流と決まってますが、焼津の川はとても穏やかで、普段から生活の風景として川があるんだろうなぁって気がして、なんか心地よかったです。(抽象的な説明で申し訳ないです…、なんか良い雰囲気だったんです。)

端にはゴー☆ジャスなモニュメントが飾られていました。

焼津カツオSHOWてんというイベントの真っ最中でした〜🐟

商店街を歩いていると、魚の形のアート作品がショッピングモールに飾られていることに気がつきました。

商店街の方がちょうどいらっしゃったので、思い切って聞いてみたら、こちらは焼津カツオSHOWてん2024というイベントの一環で、10月12日〜11月10日の期間を使って商店街を美術館にし、同時で焼津の街を舞台に各所でアートイベントを行うという企画だったんだそうです。

沢山のアーティストが参加して街を彩る。とてもいい試みですね。
「今度はこんなカツオがあった」「あそこのカツオがお気に入り」なんてムスメも楽しんでいました。

色とりどりのカツオに誘われて南側に歩いていくと、何やら素敵な建物がありました。

焼津の子育て文化を浜松でも見習いたい。素敵な場所発見。ターントクルこども館。

ターントクルこども館は、1階が絵本の図書館やいづ えほんとと、カフェ、ミュージアムショップ。2階・3階は焼津おもちゃ美術館がある施設です。

まずは図書館エリアを探検。

木を使った、遊び心があって広々したスペースには、様々な絵本が置かれていました。ハンモックもあるキッズスペースもあり、子ども達が好き好きに楽しいでいます。
商店街にはほとんど人がいなかったのですが、この施設に入ったとたんに、子連れの家族がいっぱいいたのも印象的。焼津の子育て世代には根付いている施設なんですねぇ〜。


比べる事の全てが良いことではないとは思いますが…、それでもやっぱり浜松の市営図書館と比べると、自由さが違いますね。市をあげて子ども達に文化を伝えようとしている気がしました。


お腹が空いてきたので、カフェで食事をします。頼んだのはバターチキンカレー。

テラス席からの写真

子どもが多い施設とあって、カレーはお子様でも食べやすい優しい味。とはいえ、スパイシーさもちゃんと感じる。
食レポ下手なので、見当違いの事を言っちゃうかもですが、ルーにこだわりを感じます。美味しいし優しい味なので簡単にパクッと食べれるけど、野菜とかスパイスが時間をかけて丁寧に混ぜ合わさっている…そんな感じがしました。

広くて開放感のある店内。図書館と続いています。

2階・3階の焼津おもちゃ美術館についても、パンフレットをいただき丁寧に説明していただいたのですが、今回は時間が無くてパス。でも、これ。ホームページを見ていただけると良いと思いますが、様々な年代の子連れ家族にとって天国みたいな場所ですよ。

ただ「おもちゃが置いてある」とか、「遊ぶ場所がある」のではないんです。焼津の漁師町としての魅力や文化を、遊びを通して学べる施設なんです。木で出来た大海原を漂う船の遊具。市場をイメージした空間ではオリジナルの魚のおもちゃを使って、お寿司屋さんごっこなどもできるそうです。
こういう機会を通して、自分の街に誇りを持ち、文化を託していくことができるんですね。

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