先日南海トラフ地震の注意報が初めて発表されましたね。静岡県に住んでいると小さい頃から「いつか大きな地震が来るから」と言われ続け、学校でもシビアな避難訓練を行っているところも多いです。
でも言われ続けていたこともあり、それに慣れてしまっていた自分もいました。しかし、今回の南海トラフ地震注意報の発表をみて現実に引き戻されたように感じました。
実際注意報は1週間ほどで解除となりましたが、地震だけでなくこの時期は台風の被害も毎年日本各地で出ていますよね。
息子も5歳になったので色々なことを理解するようになり、良い機会だと思ったので家族で自然災害について話し合い、備蓄品や避難バッグの見直しなどを行いました。
同じように静岡県内や浜松市内に住んでいる子育て世代の皆さんのお役に立てればと思い記事にしました。
子どもにきちんと伝えたい、自然災害の恐ろしさと対策について
息子がまだ乳児の時は親である私たちが避難所や避難リュックの場所を把握していれば良かったのですが、幼児や就学児になると親と離れて過ごすことも増えます。
そのため言葉をある程度理解できてきた5歳の今、初めて一緒に南海トラフ地震の注意報を見たので自然災害について教えてみました。
極度に怯えさせないことが大切だと実感
一緒にニュースを見ていて地震というキーワードや映像を目にしたり聞いていると息子はかなり怖がってしまって「地震怖い!」と怯えてしまいました。
なのですぐにニュースは消して「地震はいつ来るか誰にもわからないし来たら本当に怖いものだけど、きちんと必要なものを揃えて置けば大丈夫だよ!」とゆっくりと伝えてみました。
元々子ども用の避難リュックは用意していたのでそれを見せてこれはこうやって使うんだよと一つずつ説明したところ、小さいながらに理解してくれたようです。
水はもう2本くらい入れておきたいですが中々重さがあるのでこのくらいが丁度いいのかもしれません。
避難所でも少しは安心してもらえるようにいつも遊んでるおもちゃを一つ選んでもらいました。
安定の恐竜(笑)その時の年齢に合わせて避難リュックの中身を見直していく必要があるなと感じました。
園での避難訓練の大切さを再確認
息子が通っている園では定期的に避難訓練と引き渡し訓練を行っています。地震が起きたら頭を守ってどこに隠れるか、先生の指示に従ってみんなで避難する練習などをしてくれています。
そのおかげもあってか、「地震が来たらどうするのが正解?」と聞くと「机の下とか安全な場所に隠れる!」とわかっていました。これは嬉しい反応。
家の中だったらどこに隠れたらいいかな?という内容で家族でここがいいかもと話し合うことができました〜!
息子には園で行っている避難訓練は本当に地震が来た時に必要なことだから、これからも先生のお話を聞いて訓練マスターになってねと伝えています。
防災グッズや備蓄品の見直しとハザードマップなどの再確認もしました
自然災害が起きても実際は自宅で過ごすことも少なくありません。そのため備蓄品や防災グッズはどの家庭でも必ず用意しておくべきもの。
我が家も人数分×3日間という計算で備蓄食や飲料水は常にストックしています。
と言っても本当にこれだけで足りるのか不安しかないので、定期的に賞味期限などを確認しつつ少しずつ買い足したりしています。
備蓄品や防災グッズの場所は家族でも共有して、お互いもしいなかった時に被災した場合は、どちらかが子どもを守るという気持ちでいます。
ハザードマップも浜松市のサイトから確認することができました。自宅が土砂災害や浸水被害の地域であれば予め対策と取りやすいですよね。
家庭でできる水害対策
特にこの時期は台風の季節でもあるので水害対策についてしっかり話し合っておくといざという時に役に立ちます。
- 家の周りの排水溝や雨樋の落ち葉や汚れを取り除いておく
- すぐに置けるような土のうや水のうグッズを用意しておく
- 家財道具はなるべく高い場所へ移動させる
停電になるとスマホも使えなくなると予想してこうした対策内容は印刷して家の中に貼っておくといいかもしれません。
子どもの年齢が高ければ一緒に準備することで意識を高めることができますね。