夏といったら流しそうめん‼︎ 今年はアーティスティックに楽しんじゃおう‼︎
夏っ‼︎ 灼熱の日が続いてますね。子ども達も夏休みに入りましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
クーラーがキンキンに効いた部屋でアイスを食べながらYouTubeを見てゴロゴロ…。わかります。良いですよね〜。極楽ですよね〜。外に出ると炎天下で頭が焼けそうですからね〜。
…でもそれだけだとちょっと寂しい。せっかくの夏休みですから少しは外に出て夏を満喫したいものです。
そしたらこんなイベント見つけました。ジャン♫
「アーティスティック流しそうめん??」
何だかよくわかりませんが、面白そうなので参加してみることにしました。
ツインギャラリー蔵は、浜松市中央区(元西区)入野町にあるギャラリー。30年近く地域の方々に愛されているギャラリーですが、出展者・お客様共に年代が高めになってきました。
そこに初代オーナーのお孫さん家族が子育てをきっかけに戻られてきた事で代替わり。
今までのお客様ももちろん、同じような子育て世代やもっと若い世代にも気軽に来れる場所を作ろうと奮闘中のギャラリーなんです。
今回の企画は、「せっかくギャラリーで流しそうめんするなら、材料は竹だけじゃなく、もっとアートに楽しんじゃおうっ‼︎」って企画。
受付予約スタートしたら、思いのほか多くのご家族がいらっしゃいました。
アーティスティック流しそうめんは、各家族でそうめんの通り道(以下、素麺ルートと呼ぼうと思います)を自由にアーティスティックに作り、最後に繋げて大きな流しそうめんを作るワークショップです。(工作用の素材はギャラリーで準備してあります。)
「工作なんて苦手だな」「道具の使い方がわからない」そういう方も大丈夫、ご安心ください。アーティスティック流しそうめんには工作をサポートしてくれる心強い赤いお兄さん達がいます。
写真右側が吉田勘汰さん、左側が空閑涉さん。2人ともバリバリのアーティストで道具の使い方も熟知しているので、困ったことはちゃんとサポートしてくれます。
制作にあたっての注意事項。そして熱中症に気をつけてもらうために水分・塩分補給の注意を聞いたら準備は完了。真剣に、楽しく、発想は自由に。アーティスティックな流しそうめんを作ってみましょう。
どういうものを作るか想像し、組み立てみよう。
モノづくりは想像することが大事。まずは紙に「どのようなものを作るか」描きながらイメージを膨らませます。
紙に絵を描いたり、作業がおぼつかないお子さんも大丈夫。事前に素麺ルートを準備してあるので、そこにマジックで絵を描いたり、テープでデコレーションする事もできます。
我が家は途中で二股に分かれる素麺ルートを制作することにしました。材料は主にプラダン(プラスチックのダンボールみたいなもの)。道が別れてまた一緒になる部分を作るのが難しく試行錯誤します。
アートには設計図がありません。だから失敗もありません。「うまくいかないなぁ〜」と思ったら「今度は別な方法でやってみよう」と切り替えればいいのです。うまく出来そうだけど、技術的に困った時は赤いお兄さんがアドバイスしてくれました。
たっぷりあると思っていた2時間の作業時間はあっという間に過ぎていきます。徐々に完成し出したご家族もいらっしゃるようですが焦らないで大丈夫。自分のこだわりも大事にしましょう。
そして、チーム『我が家』の素麺ルートが完成‼︎
写真だと少しわかりづらいですが、最初は1本道。紙のトンネルに入ると途中から2本の道に分かれ、最後にまた1本に戻ります。う〜ん‼︎ アーティスティック。
しかし、これで完成ではありません。まだアーティスティック流しそうめんの全行程の1/3くらいです。
みんなの作った道をくっつける間、子ども達はプールで全力で遊ぼう‼︎
みんな、自分の担当するそうめんルートを作り終えたら…ここから暇タイム。なぜって組み立てに時間がかかるから。
事前シュミレーションは何度かやってはいるものの、当日蓋を開けてみないとどういう形状のものが出来るかわからないので、赤い服のお兄さんたちが必死でアーティスティック流しそうめんを組み立てます。
この作業の間、子ども達は暇を持て余してしまうか…というと大丈夫。
秘密兵器が用意されてます。それがこれ。ジャン♫
プールが用意されています。(水鉄砲なども準備してあります👍)
子ども達がワイワイ楽しんでいる間、親御さんはクーラーの効いた部屋で休憩しててください。(プールにも飽きた子ども達はギャラリーの2階で相撲をとったりと、みんなで楽しく過ごしていました。)
アーティスティック流しそうめん完成‼︎ 無事にそうめんはゴールすることが出来るのか⁉︎
試行錯誤の上、何とか皆んなが作った素麺ルートが繋がりました。
ギャラリー2階の屋根から始まり中通路を通り裏庭にゴールと、そこそこ巨大な流しそうめんです。
しかし、水を流してみると、材料の継ぎ目や段差・カーブで水が漏れてしまいました。
水ならともかくそうめんを流すにはまだまだ先が遠い。赤い服のお兄さん、子どもたち、親御さん、みんな一緒になってアーティスティック流しそうめんを完成させます。
トライ&エラーを何度も何度も繰り返し…
何度か諦めようかと思いました…
失敗したってオチだっていいじゃない。
やってみた事に意義があるんだからって思いました…
そして、とうとうその時がやってきましたっ‼︎
そうめんが流れていったぞ〜‼︎
そうめんが流れていった喜び。性別・年齢・親と子とか関係なし。皆んなで一緒に喜んだあの瞬間。忘れられません。ロケットが打ち上がった瞬間とかってこういう喜びなのでしょうか。
しか〜し、そうめんが無事に流れたからお終いではないのですっ‼︎
皆さん、手を合わせて「いただきまーすっ」たくさん召し上がれ〜‼︎
皆んなでローテーションになって、そうめんを取りやすい位置を譲り合ったり、大きな子は小さな子にそうめんを取ってあげたり、皆んなで楽しくワイワイ流しそうめん。
皆んなで一緒に食べるっていいですね。数時間前までは「初めまして」の関係性だったのに、一緒に作って一緒に遊んだら仲良しになりました。
事前に用意した大量のそうめん、そしてトマトにソーセージ・うずらの卵にブルーベリーは、アーティスティック流しそうめんに流されて、皆んなで美味しくいただきました。
「ごちそうさまでした。」
そして炎天下の中、屋根に登ってそうめんを流し続けた赤い服のお兄さん達。お疲れ様でした。
まだまだアートな夜は終わらない。最後は皆んなで花火をやっておしまい。
お腹は満足したけれど、せっかくの夏休み。もう少しだけ遊んでいたいよね。
最後は皆んなで花火をやって終わりましょう。
皆んなでジャンケンポン。仲良く順番になって花火を選びます。大人は子ども達をちゃんと見ておくように。大きな子は小さな子に気をつけて。危険のないように遊びましょう。
皆んなで花火、楽しいですね。
昔ならともかく、今の時代はこうやって子ども達が集まって遊ぶことも少ないですから。
皆んなで工作をして流しそうめんを作って、プールで遊んで相撲をとって、そうめんを食べて花火をして…。きっと子ども達の心にはキラキラとした思い出として残ったのではないでしょうか。そんな宝物のような一日ももうお終い。楽しかったですね。お疲れ様でした。
ツインギャラリー蔵のこれから。
ツインギャラリー蔵は最初に書いたように、高齢の方はもちろん、子育て世代や次の世代の方が気軽にきて、アートや文化を楽しむような場所を作ろうと奮闘しています。
こちらのアーティスティック流しそうめんは8月24日にもう一回やる予定ですが、残念ながら予約が埋まってしまったとのこと。
しかしこれからも貸しギャラリーの他に、こういったワークショップや、イベントを開催していく予定です。(半分冗談で「お正月にアーティスティック餅つきでもやろうかね」とか話をしていました笑)
もしよかったら、下記にツインギャラリー蔵のHP、SNSのリンク集を貼っておきますので、フォローしていただきご参加いただけたらなぁと思います。
また、皆さんのご自宅でアーティスティック流しそうめんをやってみても面白いかもしれないのでぜひ‼︎ 100均で買える材料でそれなりに面白い流しそうめんを作れますよ(後片付けは大変だと思いますが)。
猛暑が続きますが、アーティスティックにこの夏をエンジョイしましょうっ👍